14年に幕を下ろす
サザンカが咲いてきて、朝も日が登る時間が遅くなってきましたね。
乾燥もしてきたので、喉のケアや皮膚のケアもしていきたいところですね。
いかがお過ごしでしょうか。
愛犬14歳のらくが11.18に、
お空へ走っていきました。🌈
今ごろたくさん食べて太ってないかな。
らくは優しすぎても違う犬に噛まれても我慢して血を流しているタイプだから少し心配だよ。
マイペースに友達と少し離れたところでお散歩しているかな。
茨城県生まれ
らく(14歳)
食いしん坊
マイペース
私が9歳の時にやってきた。
私のアイデンティティ形成時期に近く居てくれた、らくが居なかったらまた別の人格になっていたかもしれない。
受験期や反抗期、目まぐるしく変化する日々の1番近くにいてくれた存在。苦しい時にそばにいてくれたから乗り越えてこれたよ。
らくのことを考えると心が温かく愛おしい。
いなくなった今でも、写真見るだけで、笑いが込み上げてくる。
肩を揺らして笑ってしまう。
そんならくには感謝でいっぱい。
周りの人は年上が多くて初めて年下の面倒を見れて、らくのお姉ちゃんになれて本当に嬉しかった。
家族で一生懸命介護をした。
余命1-2週間と言われた。
実習行く前に、今日も夜帰ってくるからね。
らくも頑張ってるからお姉ちゃんも頑張ってくるよ!毎日宣言。
ご飯を食べなくなり、栄養の点滴を入れるか、生理食塩水も入れるか家族で涙ながらに話した。
夜中に容態が変化したとき、入浴中にも電話が掛かってきてダッシュで飛び起き、飛び出る。
なんだか、消防士さんみたいな生活が1・2週間続いた。
母はつきっきりで看病。
どんどん疲れが顕著に現れていた。
母のケアもしないとと背負ってしまっていた部分もあった。
父も在宅ワークに切り替え、ご飯作りに徹したり、らくの介護に励む。
勉強しないといけないけれど、
らくと一緒にいたい。葛藤した。
そして、涙が溢れ出る。
実習も早く終わって、帰りたい。
しか頭になかった。
らくが亡くなる前日の夜は、
空気が澄んでいて星空が綺麗だった。
オリオン座がいつもよりはっきり見えた気がした。
ヨイショと声をあげて抱っこ紐でらくを持ち上げる。重かった!でも、頑張るよ!
遠くに住む姉が次の日の夜に帰ってくる予定だったが、体調不良で仕事を早く切り上げ、この日に帰って来た。待ってたのかな。
その次の日も生きていた。
らくすごいなあ、17日もご飯食べてないのに、
すごいじゃん!
低血糖や貧血で倒れる頻度が増えてきた。
どんどん歩けなくなり、黄疸がたくさん出るようになる。
らくがお空へ行った日は晴天☀️
富士山が綺麗にはっきり見ることができた。
お昼ごろ皆でピクニックへ行こうと約束していた。午前中は庭ピクニックを開催。
当日まで水を飲むふりをして、かっこいいところを見せてくれた。
私といることを嫌がらないでいてくれた。
亡くなる30分前ぐらいに撮った奇跡の写真
息苦しかったのに、ちゃんと脈を打っていた。
確かに指先に伝わってきた。
鼻呼吸から口呼吸に変わり、6回大きく息を吸って、脈触知不能になった。
脈が、、触れない、、涙
目の前で確かに命の灯火が消えた。
らくは犬だけど、ペットでなくて、
家族で、相棒で、弟で、愛しい存在。
よく頑張った。
悲しいけれど、最後までたくさんケアさせてくれて、沢山愛をくれてありがとう。
目の前にある、命を大切にしたいと思います。
どこかで、誰かの胸の中で、
生き続ける命も大切にしたいです。
自分が生き続けてることにも感謝して。
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