2024年1月に読んだ本の話

昨年は年末にたくさんのまとめ記事を書いたのですが、非常に疲れたので今年は年末だけではなく、毎月少しずつ綴っていこうと思います。

2024年1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1278ページ
ナイス数:84ナイス

https://bookmeter.com/users/93824/summary/monthly/2024/1
■御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)
やまと絵展で道長直筆の御堂関白記を見たことをきっかけに読んだ。平安時代は若くして皆が死んでゆくのだなあとか、幼い子が結婚するのだなあとか。道長って有名だけれどイマイチお勉強はできなかっただなあとか。本の構成としては人間関係がよくわからなくなるので、もう少し誰が誰なのかページごとに解説してくれるとありがたいと思った。
読了日:01月23日 著者:藤原 道長
https://bookmeter.com/books/5685025

■##NAME##
好き。好きだけれど、どんな話なのかあらすじを説明するのはむずかしい。ジュニアアイドルをやっていた主人公。カメラ。そこにはない視線。夢小説。名前。闇と呼ばれた時間が光で、それは特別な時間だった。
読了日:01月20日 著者:児玉 雨子
https://bookmeter.com/books/21397672

■午後のチャイムが鳴るまでは
楽しい学園ミステリだった。短編のタイトルはもちろん、中身も時折はやみね作品モチーフでにこにこしてしまう。特に「賭博師は恋に舞う」の馬鹿馬鹿しい熱量が好き。
読了日:01月16日 著者:阿津川 辰海
https://bookmeter.com/books/21420506

■コンビニエンス・ラブ (100min.NOVELLA)
アイドルとは?アイドルと恋愛とは?推し活とは?というような小説だと思って読んだ。面白かったのだけれど、思っていたのとは違っていて笑ってしまった。タイトルも推し活を皮肉っているのだと思っていたので(そういう意図もあるのだろうけれど)、本当の意味に笑った。
読了日:01月08日 著者:吉川 トリコ
https://bookmeter.com/books/21507049

■すきなもの たのしいことAtoZ '80s〜'90s少女カルチャーブック (単行本)
杉浦さやかさんが少女時代に好きだったものでいっぱいのイラストエッセイ。とにかくかわいくてたのしい!80年代のメルヘンチックな感じがとってもよかったです。
読了日:01月07日 著者:杉浦 さやか
https://bookmeter.com/books/21587628

▼読書メーター

先月読んだ中ではNAMEが断トツで好きでした。
ジュニアアイドルをやっていた少女とその後の人生。なんとなく綿谷りささんの『夢を与える』を思い出したりもしました。

読書メーターには漫画と雑誌以外のものを記録しているのですが、漫画を4冊読みました。
『ぼくの夜に星の出る』磯谷 友紀
『花園さん、結婚するんだって』三つ葉 優雨
『推しが武道館いってくれたら死ぬ(10)』平尾 アウリ
『恋より青く 1』深海 紺
(続巻である推し武道以外は)Twitterで見かけたり、dmmブックスで気になったりして購入したもので、どれも安定して好きなものだったなあ好きなものが読めたなあという感じでした。ふんわりとしたポエムのような漫画が好きです。
推し武道はもちろん面白いけれどつらいよ、れおちゃん……くまささん……。アイドルとアイドル、オタクとオタク、アイドルとオタクの関係性が最高に面白い漫画です。

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