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「川口浩探検隊」というのはバラエティー番組だったのか?やらせ番組だったのか?

僕が小さいころにやっていた番組で「川口浩探検隊」というシリーズがありました。

俳優の川口浩さんが隊長を務めた、テレビ朝日「水曜スペシャル」の名物企画シリーズです。
1978(昭和53)年から1985(昭和60)年までの7年間に、全45タイトルが放送されました。

どんな内容かというと、世界各地の秘境に猛獣、UMA(正体不明生物)、少数民族などを、要するにオカルトをテーマにジャングルなどを探検するというものです。

その番組のタイトルも凄いです。
「恐怖の人食いザメ!!南オーストラリア嵐の海に人間が食われる瞬間を見た!」
「巨大怪蛇ナーク!!タイ秘境底なし沼に恐怖の魔人は実在した!!」
「首狩り族か!人食い人種か!?最後の魔境ボルネオ奥地に恐怖のムル族は実在した!!」

結局これらは、いわゆる釣りサムネのようなもので。
バラエティー番組と見るか、やらせと見るか、難しいところです。

そして、替え歌で有名な嘉門達夫さんが名曲を作りました。
それが「ゆけ! ゆけ! 川口浩!!」です。

川口浩が洞くつに入る
カメラマンと照明さんの後に入る
洞くつの中には白骨が転がる
何かで磨いた様なピカピカの白骨が転がる
すると突然頭の上から恐いヘビがおそってくる
何故か不思議な事にしっぽから落ちてくる
ヘビの攻撃さけると動かないサソリがおそってくる
サソリの次は毒グモだ
ヒロシは素手で払い落とす
ゆけゆけ川口浩
ゆけゆけ川口浩
ゆけゆけ川口浩
どんとゆけ!!

原住民が底なし沼にはまる
溺れている原住民の顔は笑ってる
川口浩はピラニアにかまれる
かまれた素手が突然画面に大アップになる
さらに未開のジャングルを進む
道には何故かタイヤの跡がある
ジャングルの奥地に新人類発見!
腕には時計の跡がある
こんな大発見をしながら
けっして学会には発表しない
川口浩の奥ゆかしさに僕らは思わず涙ぐむ
ゆけゆけ川口浩
ゆけゆけ川口浩
ゆけゆけ川口浩
どんとゆけ!!

大発見をしてジャングルを後にする
来る時あれだけいたヘビやサソリ毒グモいやしない
底なし沼さえ消えている
ゆけゆけ川口浩
ゆけゆけ川口浩
ゆけゆけ川口浩
どんとゆけ!!

番組から文句は出なかったのでしょうか?
とてもいい歌なのでぜひ聞いてみてください。

嘉門達夫さんには「突然ですが占ってもいいですか?」の歌も作ってほしいです。

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