テレビ千鳥 桃太郎選手権

夜中に「テレビ千鳥 桃太郎選手権」を観た(録画)。中岡さんの持ち込み企画という。千鳥のおふたりとテレビ千鳥の”レギュラー”麒麟川島さんとそこにノブコブ吉村さんが加わって、結論から言うと最近で一番笑った、最高の”お笑い第六世代青春ドキュメンタリー”番組でした😊‼️

最初はただ、「おもしろい声色で桃太郎の紙芝居を読む」というただそれだけの中岡プランで、走りだした。

???え?大丈夫???

それでも、麒麟川島さん、千鳥大悟さん、そしてノブコブ吉村さんは各自、おもしろ声色で挑戦を試みる。当然だが、スベる。相当スベる。
観ているこちらも、心臓が痛むレベル。

編集されてあれなのだから、現場の雰囲気はいかばかりだったろう。

その場で、あーだ、こーだ……どうしたら面白くなるか意見を言い出す芸人の皆さん。舞台裏を見せてくれる演出。
あーこうやってみんなで番組って、作っていくんだなぁ…と、その時…

そこで大転換!

いたたまれなくなった中岡さんが製作費を弁償するといい出し、スタジオから失踪するのだ!
参加メンバーみんなで探すと、中岡は、今や半沢直樹でしか見なくなった「土下座」をして謝り倒す。
「もう一回戻ってやり直そう」励ますメンバー。

そこで、麒麟川島さんが、この神回の方向性を導き出す一言を繰り出すのだ。

「お前、ルーキーズみたいになっとるからな」

BGMにGReeeen の「キセキ」が流れだし、青春ドキュメンタリーへの流れに入っていく。

スタジオに戻って仕切り直すメンバーたち(もうこの時には一体感が生まれており、チームになっている)。

まず千鳥ノブさんが、おばあさんに扮装して紙芝居を読む新しい切り口を提案すると、「劇団桃太郎」の流れに走り出した。

「劇団桃太郎」のため、着替えをしに裏に捌ける時に口々に言うのだ。
「このメンツの本気を見せてやろう」(大悟)
「第七世代じゃないぞ。」(ノブ)
「まだまだやってる第五世代第六世代を見せよう」(大悟)「本気でやりましょう」(吉村)

そして、ドラマ「ルーキーズ」のキラーワードが川島さんの口から飛び出すのだ。それに呼応するメンバーが、素晴らしい💓

「夢にときめけ」(川島)
「明日にきらめけ!」(全員)

もうここでは、お笑い番組というより、完全に青春ドラマのよう。

メンバーの楽屋での会話を拾うマイクでは

「初めてテレビ出るときくらい気合い入った」(吉村)
「今までのお笑い全部やろう!」(川島)

「さあこい!」(吉村)

お笑いっていいな、熱いな。
目頭が熱くなっていた。

そして、CM明け、「劇団桃太郎」が始まる。

もうここは大解放!

笑いの集大成🤣!

夜中の2時に、テレビの前で涙流して大声で笑った笑った!
二階で寝ていた家族が「うるさい」と起きてきたくらいに。

中岡さんの中途半端な企画をみんなで神回に作り上げていった、青春ドキュメンタリー桃太郎選手権。
中岡さんの不安からのスタート。そして途中、麒麟川島さんの「ルーキーズ」というキラーワードが綺麗な流れが生みだし、吉村さんの熱さが、その青春群像劇を盛り上げ、千鳥のおふたりの優しさがみんなを包み込んだ。

お笑い芸人の本気を、見せてもらえた、
一本のドラマを観たような、笑いと感動の神回だった。

そして、個人的には
楽屋裏での着替えの時の千鳥のおふたりの会話がめっちゃくちゃよかったので、書いておきます。
「鼻血描いたほうがいい?」(ノブ)
「鼻血なんかは描けよ」(大悟)

千鳥のおふたりの関係性が伺える、優しい会話にほっこりしました。




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