終わらせることの大切さ
今までも何回か似たようなことを書いているのですが、最近このことをより実感しました。
作品を書き上げたり、記事を書いたり、なんでもそうですが、まずは終わらせることが一番大切。
終わらせることで俯瞰的にものを見ることができ、直しや訂正も楽になるからです。
逆に最初の方から完璧を目指し、直して進んでを繰り返しているというまでも終わりません。
そうしている間に期日がやってきて、終わりの方が雑になります。当然焦るため、出来も悪くなる。
「完璧を目指すよりまず終わらせろ」
Facebookのマーク・ザッカーバーグの言葉ですが、個人的には一番感銘を受けました。
この終わらせるというのは読書もそうでしょう。中途半端に読んでやめてしまった本がある人の多くは頭からしっかりと内容を理解していかなければ気がすまない人に多い。
まずは一読する。頭から尻までざっとでも読む。
まして後半は作者が伝えたいことが濃縮されていることもありますから、序盤を完璧に読もうとして挫折するのは本当に勿体無いことだと、思います。
なんでもそうですが、終わらせるという行為は、ペース配分や捨てるべきところ集中すべきところ、最も重要な点などにきづかせてくれますし、なにより「自分でも案外最後までとりあえずはやれるものだな」と思える。この自信は思った以上に大きい。
とにかく終わらせる。出来は気にしない。最初はむしろ30点くらいのものでいい。終わらないものは過程が完璧でも常に0点です。
そう考えるとまず終わらせようという気になります。
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