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旦那さんのこと。

珍しく今回は旦那さんのはなし。

連休中日の今日、旦那さんからちょっとだけ自分の時間をもらった。

3月になってから、コロナの影響でパパの平日の帰りがとても早くなった。
育児も家事もだいぶ引き受けてくれて助かっている。
でもきっとパパからしたら好きな仕事を思い切りできなくて消化不良だろうし、
かといって家にいたら大したストレス発散もできなくて鬱屈とした毎日なんだろうなとも思っていた。

パパは、というか私からしたら旦那さんは、
好きなことを仕事にしてる上に、趣味多き人だ。
そして人が好き。
元々休日でもよく仕事場に立ち寄っていたし、そうでなくてもあまり家にいないタイプだし、
街を歩いていると知り合いによく声をかけられるくらいに知り合いが多い。

だからきっと家と仕事場の往復だけの毎日はいくら子供がかわいくても悶々としてしまうだろうなと思ってはいた。

一方私はというと。
これといった大がかりな趣味はなく、コーヒーと音楽と活字とちょっとした散歩があれば満足してしまう。
そして人が好きではない。
あ、語弊が。
マイペースなので人といると疲れてしまいやすい。

だから、子供が生まれるまで休日はだいたい別行動だったし、時々同じ時間を過ごして最近あったことこととか話すような暮らしぶりだった。

性格もタイプも全く違うから逆に変に理解しようとしなくてうまくいってるパターンのやつです。

今はお互い自分中心の暮らしから子供中心の生活に変えざるを得なく、
それはそれで人生はじめてのことばかりでとても楽しいのだけれど。
それでもどこかで息抜きも必要で。

週末に差し掛かるころ、
旦那さんの方から来週からは帰りが遅くてもいいかともっと働きたい発言がでてきた。
4月から旦那さんの職場環境が少し変わるので、そろそろかなと思ってはいた。
思ってはいたけど。
私はそのために自分が背負うものを思い浮かべた表情で、思い切り負のオーラを出しながらOKを出した。
そしてさらに三連休の最終日は仕事場に行ってきたらと+αの提案をした。
負のオーラを出しながらも私が休日に仕事OKを出したのは意外だったようで、え、本当?といったような反応をしていた。

私は普段はぼーっとしているけど
今は仕事は意地でも定時で終わらせなければならない時短勤務による武士のようなスタイルになっているため、
仕事を定時でやりきれないのは仕事ができない証拠と何度か旦那さんを切ってしまったことがある。

(ちなみに普段は決して人は切りません。
剣は人を守るためにあると思っています。
ただなぜか旦那さんには時々「この人は切っても死なないタイプ」認定が下され、ついつい切ってしまう。
そして私が切ったくらいではやはり死なない。
ちょっとはダメージありそうだけど。)

仕事を休みの日にまでする働き方は私の中ではもはやアウトなんだけれど、
それが正しかろうとなかろうと、
やりたいことを思い切りやると、人は生き生きとする。

そう思ったから貴重な連休の1日を旦那さんの仕事やりきりたい欲にプレゼントした。

そしたら今日どうぞどうぞといった感じで、銀行行くついでのフリータイムをもらえたという話。

まぁ案の定私がフリータイムをもらったところでコーヒーのテイクアウトと本屋さんをぶらりで終わってしまったのだけれど。

出掛けにあーなんかもう春になったんだなあと思った。

夫婦の関係性ってほんと人それぞれですよね。
我が家はこんな感じです。
ただなぜか夫婦には時折心理的な攻防戦が勃発するという。

以上、いつもnoteにはほとんど登場してこない旦那さんの話でした。

写真解説・一才の娘のホワイトデーにパパが贈った花。愛がすごい。




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