気の毒な障害者 その2
私は前回書いた縁を切った障害者のことを
すごくモンスターでこんな人はめったにいないと思っていました。
しかし、その人の気持ちが少しわかるように
なってしまったのです。
私は緑内障で定期的に近所の眼医者に通院していたのですが、
一度専門の先生に診てもらった方が良いと言われ、
診ていただきました。
結果、手術をすることになったのですが、
左目の失明はまぬがれないのだろうと思いました。
そして、そんなことをTwitterでつぶやきました。
そうしたら、
続けてきたTwitterですが、
なんとなく今までとは違う感覚を味わうことになりました。
みんなが同情の目で見てくれるっていうことです。
同じツイートをしても、
以前より明らかに温かい反応を感じるようになったのです。
私は、片目が失明するってことで世の中の人が
多少のことでも大目に見てくれるということがわかり、
少し大きなことを書いても炎上もしないだろうなあと肌で感じました。
このまま調子に乗っていたら、
前回書いたモンスター障害者になってしまう恐れもあるかもしれないということです。
障害者と言うのはもちろん健常者よりもハンディを背負って生きていくのだから
親切にしたいし、これからもして行くつもりですが、
親切にされる側に少しだけ足を踏み入れてみて、
世の中の甘やかしてくれる優しさに溺れてしまってはいけない、謙虚な気持ちを忘れないよう
生きていこうとおもいました。