day6
毎日同じポーズを同じ回数やる。そうすると、今日はどんな調子か、前とどう変わってきたか、そういうことに気づくようになる。
今朝もアラームで起きた。眠い。もうちょっと寝ていたい。けど、続けているから途切れさせたくない、みたいな意地も出てきて、無理矢理に起きる。朝ごはんを終えたここも入ってくる。見守られながらいつものポーズをする。少し慣れて楽にできるようになってきた。でも腹筋は痛い。
昨日、夜の会議に出席するため車で1時間ほどの場所へ出かけた。ほんの2〜3分走ったところで渋滞が起きていた。一緒に参加する方に遅れるかもとメールを入れ、ナビで別な道を探した。迂回するためにほんの10m先の小道に入りたいのだが前の車は進まない。イライラする。救急車の音がきこえる。やっぱり事故か。ドキドキする。
呼吸する。目を閉じる。
呼吸する。静かになる。
会議に間に合うイメージをして、万一遅れても連絡してあるから大丈夫と言い聞かせて、
呼吸する。
やがて渋滞が動き始めて小道に入れた。高速道路を使うか迷ったけれど、入り損ねたので高速には乗らずとにかく向かう。こっちの道は思ったより空いていて、5分遅れで会場に入れた。会議はなぜか始まってなかった。わたしの他にも何人か来てない人がいて待ちましょう、となったらしい。というわけで「会議に間に合う」イメージ通りだった。ほ。
15〜16歳。
高校では部活に入らなかったからのんびり過ごした。なかなかに荒れていた中学時代とは違い平和な日々だった。高校生という響きや、新しい制服、新しい人間関係にワクワクしていた。川沿いにある高校に自転車で通った。高校を選ぶときは直感だったけど、学校名、場所、制服は大きなポイントだった気がする。そして高校に入ったら恋をするんだ〜なんて思っていた。思っていたけど、誰にも言わなかった。暗い方だったと思う。周りに合わせることで友達はいたけど、実はわりと壁を作る方だったかもしれない。本当のことは言ってもわかってもらえないとか、自分の世界を邪魔されたくないとか、そんなところがあった。
勉強はそこそこに、希望通り恋をして、学校に行くだけでドキドキしていた。学校帰りによく行ってたPARCOブックセンター。銀色夏生の詩集、いろんな戯曲、写真集などを立ち読みしてた。初めてプリミさんのことを知ったのもここだった。
そうだ、中学から高校にかけて紡木たくの漫画にめちゃくちゃハマっていた。『ホットロード』『瞬きもせず』何度読んで泣いたことだろう。本を開くと、そこに和希も春山も生きてたし、行ったことのない湘南の景色もそこにあって、色もついて見えた。切ない気持ちも、悲しみも全部、一緒に感じていた。大好きだった。
高校の美術の授業で教育実習の先生が担当された時のこと。学校から見える風景画を描いていた。なかなか色が決まらなくて何度も塗り直した。いっぱい気持ちを込めて描いたのに、全部混ぜ合わせたらなんだかただのグレーに見えてがっかりした。でも先生はその絵を見てすぐに「この色がいい」と言って、しばらくその絵を見ていた。それが、うれしかった。
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21日+1日間、ヨガのワークに取り組み、
その間、毎日書くチャレンジをしています。
よろしければサポートいただけましたらうれしいです。アカシックリーディング、ヨガ、わたしの体験してきたことをお伝えして、ありのままの自分で生きるお手伝いをしていきたいです。