2015年の女の子といっしょに見てきたもの

~藍色茜色のおそろいベレー帽 January 10 [Sun], 2016, 21:27~

生活の拠点をカントリー・サイドに移したものの、レンタルビデオショップ、本屋さん、そして愛するインターネットがあれば文化に触れることはできるのだと知った2015年。アーバンギャルドのライヴには行けなかったし、リアルタイムで試聴できたアニメはプリンセスプリキュアくらいのものだったけれど、そのぶんマイペースに趣味として少女文化研究を進めることができたように思います。生活も落ち着いてきたし、来年は趣味としてだけでなくアウトプットする少女論クラスタに返り咲きたいところ。藍色茜色もゆっくり再始動です。
ということで、2015年を三大現代少女文化(なーんだ?)で振り返ります。わたしとあなたの覚書。

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・プリンセスプリキュア
通称ひめぷりちゃん。第一話試聴時に感じた「これはすごいプリキュアが始まったぞ・・・!」というドキドキ感が最終局面を迎えたここまで薄れないのは本当にすごいと思います。派手さと淑やかさを兼ねそろえたキャラクターデザイン、かっこよくもあり麗しさもある戦闘シーン、ドキッとさせる演出・・・賞賛すべき点はたくさんあるのですが、なによりもまずストーリーがいい。力を合わせて悪を倒すこと、これまでのプリキュアたち同様ひめぷりちゃんたちももちろんそれを望むけれど、でも、それだけじゃない。それのみを目的とせず、彼女たちは自分のかなえたい夢を、自分の信念でもってかなえようとしている。その心理描写の丁寧なこと!「少女に寄り添う」とはまさにこのような脚本のことを言うのだわ、と思い知らされます。それでいて、みんな大好き「少女革命ウテナ」を思わせるような、ヘヴィーなシーンもしっかり用意されている。序盤ではありますが、闇のプリンセス・トワイライトと主人公・キュアフローラの戦いは必見です。(捨て回ないんだけどね・・・)
ちなみに2016年は「魔法つかいプリキュア」がはじまります。手と手を繋ぐ少女鏡像プリキュア、期待しています。

・プリパラ
2015年はわたしが遂にプリパラおばさんになっ(てしまっ)た年ともいえましょう。なんとなく試聴を始めたのがまさかの囲碁パンダ回だったこともあり、最初はジュエルペットサンシャインみたいなへんてこ女児アニメだなーという印象だったのですが、ファルル復活の流れでまんまと感情を揺さぶられ、気づいたら毎週の楽しみになっていました。にぎやかでおバカなアイドルちゃんたち、それぞれに癖があるけれど、みんな純粋でカラフルでほんとうにかわいらしい。スタートから追うことができた2期は、悪魔系アイドル・あろまちゃんと天使系アイドル・みかんちゃんのユニット、その名も「アロマゲドン」の存在が大きく、少女鏡像考および少女双像考も大いに示唆を受けました。また、まさにいま渦中のひびき様。ひびき王子様とふわりお姫様のペアかと思っていたら男装の麗人オチで、「突然の百合」の可能性についても考えさせられました。ふわりちゃん、気を確かにね。
オリジナルコーデをつくれる3DSを経て、最近ついに筺体デビューも果たしてしまい、歯止めが利かなくなりそうで恐ろしい。音ゲー出身の身としては、コ○ミがしっかり仕事をしてくれてたらここで女児ゲーに嵌らなくて済んだものを…と思わざるを得ません。

・アイカツ
そう、2015年はわたしが遂にアイカツおばさんになっ(てしまっ)た年でもあるのです。アイカツとプリパラの違いも分からずに両作品同時に録画を始め、プリパラのたたみかけるような物語展開にのめりこんだ一方、ゆるふわ一話完結なアイカツはそこまで一生懸命視聴できませんでした。ところが、アイカツ世界を理解すればするほど気づくことができる小ネタの数々を発見できるようになると、どんどんおもしろくなる。ちらっと登場する先輩アイドル達のことをすこし調べただけで、そのバックグラウンドをもっともっと知りたくなる。プリパラはユニットの縛りが強固で、少女同士のきずなもその分強く、だからこそメンバーチェンジの都度ドラマがおこるのですが、アイカツの少女たちの関係性はふわふわと移り変わります。とはいえ、本編で掘り下げられなくても、キャラクターそれぞれに物語はあり、視聴者もそれを分かっている。そこを補完する楽しみがあるな、と思って、まだまだ初心者ながらトップアイドルロードをまい進中です。
好きなキャラクターは不憫系金色の異端児、服部ユウちゃん。北海道出身のなまらめんこいののリサも完璧な少女鏡像です。1期からすべて見るのは辛いだろうけれど、あかりちゃんがいちごちゃんの模倣を脱却するあたりは見たいなあ。

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2016年の予定としては、まず上記3作品を見続けることと、古典として「プリンセスチュチュ」「明日のナージャ」を全部見終わるつもりです。
新年早々自己満足な記事でしたが、2016年の女の子ともども、今年もよろしくおねがいします。



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少女論と、いまをわすれないための育児日記。
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