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浜田山駅南口開設について

私自身、浜田山に住むものとして、
浜田山駅の南北通路がない問題は、当事者として誰よりも理解できます。
地元の浜田山の皆様からも「浜田山南口を開設してほしい!」という声を、とても多くよせられています。

例えば、朝のラッシュ時に、学生さんが10分以上足止めになり、学校に遅刻してしまうことがある。
踏切が開く時間が短いので、高齢者は大急ぎで渡ることになり、足が悪くなると怖い。
浜田山駅 南口ができるんんじゃないの?話がなくなったのは、本当に残念。
というお話を伺いました。

○浜田山駅の出口問題とは?

井の頭線浜田山駅は1日の平均乗降者数30,262人(新型コロナ以前)と杉並区内の井の頭線の他の駅より多い駅です。
一方で、出入り口が北側の1か所のみであり、朝晩の通勤時は非常に混み合います。
また南側からは踏切を渡らなければ改札口にたどりつかないため、ラッシュ時は大変混雑します。
高齢者や車いすをお使いの方などは大変危険であり、お勤めの人や通学する学生の方は、踏切前で10−20分も待たされることも珍しくありません。

杉並区で「自由通路」が未整備となっている唯一の駅でもあります。
 

○浜田山駅南口は何故できなくなった?

杉並区議会 都市環境委員会より
・令和3年11月
浜田山駅の南側・西端の新築の民間ビル建設時に地下1階、1階を区が賃借して整備し、駅南口を作る計画が発表。杉並区は令和6年度の完成をめざし、南口開設に向けた設計などを進めてきた。

・令和5年2月20日
「浜田山駅南口開設の再検討」が報告。予定していた建築物の賃借について、地権者との協議が整わない為、断念。(南口開設の予定は事実上なくなった)


<地権者との協議内容について>
金銭に限らず、全般的な内容について協議が不調となった。
自由交渉の為、内容に関しては公開できない。
当初は地権者と共に前向きに進めて行こうという機運があったが、最終的な協議がまとまらなかい結果となった。


○浜田山駅南口はどうすれば実現する?

パターン1:当初予定していた場所に、南口を開設する場合
一旦は協議が整わなかったが、地権者との条件交渉を改めて仕切り直す。


パターン2:別の場所に南口を開設する場合
新たな候補地を見つけ、その場所の地権者と交渉を進める。


東京都の介入を促す

いずれの場合も、費用を誰が負担するのか、大きなポイントになると考えます。今までは、杉並区、京王電鉄、地権者が交渉のテーブルについていたとことですが、その場で課題が解決しないことも十分考えられます。その場合は、東京都の都市整備局など私鉄の整備を所管する部署にも協力を仰ぐべきと考えます。

都議とも連携し、小池都知事へ要望するなど、あらゆる手段を講じて、浜田山駅の南口の開設にむけて全力で取り組んでまいります!

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