不器用な画家 第15話｢リベンジ｣

クラブイベントにて敗北感を食らった僕

そんな時に、またクラブイベントの誘いが来たのだ

初めて出たクラブイベントからだった

絵の展示で誘われた

｢またよろしくお願いします｣という言葉は本物だったのだ

純粋に嬉しかった

がしかしクラブイベント

もうクラブイベントのあの空間にはいたくないから、展示する絵だけ渡して、イベントにはおらず、絵は後日、返してもらおうと思った

そうしよう！

そうしよう

そうしよう…

本当にそれでいいのか？

ライブペイントがしたい…かも…

おいおい、先日のクラブイベントで散々だったじゃないか、それでもやるのかよ？

わかんないけど、もう１度やってみたいかも…

とりあえず聞いてみるだけ、聞いてみようか…

僕は主催の人に聞いてみた、そもそもライブペイントとかってやっていいのか

そしたら｢是非｣とのことだった

シャラーーーーーーッ！！！！

素直に喜んでる自分がいて、やっぱりライブペイントがしたかったんだと改めて思った

主催の人は、ライブペイントをするにあたって、なるべく人が近くに寄れないようにとか、映えそうな場所とかを考えて確保してくれた

このイベント親切～！！

僕は燃えた

リベンジだ

結局、また、クラブイベントという苦手空間でライブペイントをすることを選んだのだ

そんな中、更にだ

仲良くしてる友達から今度はライブハウスでライブペイントしないかと誘いがあった

！！！！！？

ライブハウスは初めてだ…

しかもクラブイベントの翌日だった

えーい！もうやっちまえー！！と

テンションに身を任せて

僕はオッケーを出した

そして、2日連続でライブペイントをすることになったのだ、まだまだライブペイント初心者な僕だが、大丈夫なのだろうか

ただ、勢いだけはあった

つづく

第15話｢リベンジ｣