推しの新たな一面を発見!「性格類語辞典」でストーリーの種を見つける
こんにちは! 二次創作小説を書いている、紅音です。
私、小説を書き始めてから類語辞典が大好きになったんですけど、最近ずっと気になってたフィルムアート社の「性格類語辞典」2種類を買いました。
引いててめっちゃ面白かったので紹介したいと思います。
「性格類語辞典」ポジティブ編・ネガティブ編
有名な類語辞典シリーズの、キャラクターの性格に焦点を当てた類語辞典です。ある性格から、別の側面を類推した言葉をまとめた辞典っていったらいいですかね。
私はほかにも、感情類語辞典も持ってます。これは小説を書いていて、セリフや地の文で直接感情を書かずに、動作や思考の側面から感情を表現したいときに役立つ辞典です。ついつい「驚いた」「怒った」みたいなことを書いてしまいがちだったり、別の表現で感情を表現したい~!って思った時に役立ちます。
以下の記事でも紹介してました。
占い師に推しのいろんな側面を言い当てられてる気分だった
試しにこの辞典で推しの性格を引いてみたら、新たな発見ができてめっちゃ面白かったです。
例えば「大人っぽい」を引くと、大人っぽい要因がずらーーーって出てくる。上から3つほど書き出すと、こんな感じ。
「あ~~~推しはそうなんです!」とか、「あり得る!」って思えて、妄想が広がって楽しい。まるで目の前の占い師に「うちの推し、大人っぽいんですけど……」って言っただけで、あらゆる側面を言い当てられた気分になりました。
続く「行動や態度」もどんな行動をするか例が簡単に並んでいて、「わかるわかるぞ……」って思っている最中に「あ……推しのこういう話、あるかも……」って物語のアイデアが思いつきやすい。
1つの性格に対してあらゆる方向から類推した性格・行動・隠れている一面などが列挙されてて、創作する人はもちろん、妄想の種が欲しい!っていう妄想家(?)にもいいなって思いました。
試練となるシナリオ案もある
一番創作をしている人に役立ちそうだなって思った項目は「試されるシナリオ」という項目。
長編・中編を書く人は、キャラクターの葛藤を描くことが多いというか、描いたほうが物語が盛り上がると思うのだけれど、そのアイデアがこの本に載っている。推しの「ある性格」のため、どんな苦難に遭遇してしまうか、その例が載ってて有用だ~って思いました。
海外作家の翻訳本とはいえ、そのまま使えそう
感情類語辞典の時は、「この動作表現は、日本人的にオーバーだろう……」と思うことも多かったんですけど、この性格類語辞典はあまりそう思いませんでした。(個人の感想ですが)なので、そういう点でも使いやすいなあって思いました。
性格と、そこから類推するものって、世界共通と言えるのかもしれませんね。
まとめ
好きなキャラクターのことをもっと深堀できたらいいな~ぐらいの気持ちで、この「性格類語辞典」を買ったのですが、想定外にストーリーの種となるアイデアを思いついたり、そもそもこの辞典にシナリオ案が載っていたりして、創作している私にとっては大収穫祭!って感じの本でした。
ストーリーの種となる物がなかなか思いつかない時、この辞典が助けてくれそうだなあって思いました。
私もこの辞典をガシガシと使い倒していこうと思います!