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「桜言葉」について調べてみました

そろそろ北海道でも桜が開花する時期ですね。
今回は「桜」にちなんだ言葉「桜言葉」について調べてみました。

まずは、桜そのものについてや桜の状態を表した言葉です。

初桜」:その年に最初に咲いた桜のこと
こちらは咲いて間もない桜の方も意味します。
ちなみに日本酒の名前にもなっていますね。

零れ桜」:満開の桜からこぼれ落ちるような桜の花のこと。
桜吹雪も好きですが、ヒラリヒラリと秒速5cmで落ちていく桜も好きです。

花の浮き橋」:散った桜の花びらが花筏となり、水面に敷き詰められた花びらの様子。
満開に咲いている桜も綺麗ですが、水面に浮かぶ桜もまた綺麗ですよね。

桜雲」:桜の花が一面に咲き続いていて、雲のように見えること
桜並木を遠くから見ると、桜色の雲のように見えますよね。

桜影」:水面に映る桜のこと
川や湖の水際に咲く桜。ふと目線をおろすと水面に映る綺麗な桜が見えます。

この様に、聞いたことある言葉もそうでない言葉も、沢山の桜言葉があります。

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さらには、桜がつく四字熟語とことわざもあります。

桜花爛漫(おうからんまん)」:桜の花が満開で咲き乱れている様子のこと。
時候の挨拶でも使われますね。

桜梅桃李(おうばいとうり)」:他人と比べるのではなく、個性を磨くという意味。
桜や梅、桃、李(すもも)のように、それぞれが美しい花を咲かせることから言われたそうです。

明日ありと思う心の仇桜」:明日はどうなるかわからないという意味。
仇桜は儚いものの例えとしてよく使われますね。
このことわざは明日も咲いていると思っていたら夜のうちに桜が散ってしまうかもしれないといういみから来ています。

桜は花に顕れる」:普段は平凡な人々に紛れている人が、何かの機会に優れた才能を発揮するという意味。
他の木に紛れて目立たない桜の木が、花が咲くとともに桜だと気付かれるということから言われたそうです。

いかがでしたでしょうか。
今回挙げたもの以外にも、沢山の桜言葉があるので気になった方は調べてみてください。


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