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Soup Stock Tokyo(後編)〜未利用魚って知っていますか?〜

前回書いた「Soup Stock Tokyo(前編)〜リサイクルしたペーパーナプキン〜」の後編の記事です。


今回は、サムネイルの通り「未利用魚」について書いていきたいと思います。


未利用魚とは

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みなさんは「未利用魚」って知っていますか?

よくメディアでは秋刀魚や鮭の不漁のニュースが流れている中、「未利用魚」という存在を、私はスープストックトーキョーで初めて目にしました。

未利用魚とは、さまざまな理由から積極的に獲られていない魚のことです。

いくつか例を挙げると、「地元では有名だからよく知られていない魚」や「毒や棘が危ない魚」、「たまにしか獲れず、数が揃わない為売れない魚」、「小さかったり骨が多かったりなど、食べるのが大変な魚」、「イメージが悪い魚」、「獲れすぎた魚」がそれに当たります。

もちろん、余ってしまったら困るのは売り手の方々ですので、何とかして売り捌こうと価格を下げて販売しますが、想定の価格よりも低く売ることで利益が下がってしまうといった影響が出てしまいます。
漁師さん達もいろんな施策をうっていますが、今回はそんな未利用魚を使ったメニューがスープストックトーキョーに期間限定で発売していたということで、紹介していきたいと思います。




未利用魚を使ったスープカレーが登場


今年、2021年10月10日〜22日までの期間で、未利用魚を使った「長崎県五島産すり身団子のスープカレー」が販売されていました。

スープを通じて「未利用魚」のことや海の資源がおかれている状況について、少しでも皆さまにお伝えできれば、という想いからこの商品ができたそうです。



ただ美味しいものを作るのではなく

「働く女性が自分の「居場所」として共感できる場所が必要」という想いから、1999年に始まったスープストックトーキョー。

お客様へ居場所を提供することから、いまでは「おいしい料理を食べることが未来のおいしいにつながる」という、未来につながる料理を日々研究しているとても素敵なお店です。

私も、将来人と地球に優しいセレクトショップをオープンするために日々勉強しています。ふと目を向けると、身近なところに私の未来にも繋がることが溢れていると感じました。また美味しいスープを食べに行きたいと思います。

出典:


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