如何にして原石は原石のまま消え去るのか(妄想)

シークフェルト中等部は絶滅動物をモチーフにしているらしい。

また、中等部のレヴューの掛け声は「歌って、踊って、生き残りましょう」

「たった一つの席を奪い合う」戦いではなく、「生き残る」戦い。

中等部は未来のエーデルの原石だという。しかし、磨かれることなく消えていく歴史があったことは想像に難くない。

そこで、そんな彼女達が如何にして舞台を去ったのか、それを考えて行こうと思う。

高千穂ステラ……舞台を止めたことによるトラウマが原因で舞台に立てなくなった。作中でも、理事長がシークフェルトに呼んだ理由が「キラめきを取り戻すため」なので、来なければそのまま舞台を去る可能性が高い。
また、「誰かのため」に強くなるタイプというのも舞台少女としては特異だろう。

大神詩呂……ステラへの強い依存。「自分のため」に貪欲に舞台を求めるのが舞台少女なのであれば、「ステラのため」に常に動く詩呂は舞台少女ではないのだろう。

小鳩良子……万年ビリ、家庭環境の問題とここまでの情報だけでも不安要素がマシマシ。レヴューに賭けるしかない。

海辺みんく……「目的」を失ったことが全て。目的を喪失したことで、持ち前の自由さ・発想力その他の才能を芽吹かせることなくただ惰性の日々を送ることとなるだろう。

森保クイナ……おそらく、雪代晶という憧れを目指しすぎて挫折する。女帝の幕間で「晶のような女帝」を演じ、「それは求められている演技ではない」と指摘されたメイファンの様に。

以上、ここまでの情報から考察してみた結果である。

彼女達が生き残りをかけたレヴューの中で、何を演じ、そしてどのように己の運命を変えてゆくのか?

今はただ楽しみに待つばかりである。

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