良いことしかない。

お久しぶりです。

清らかな風の吹く館を5月いっぱいで脱出し、現在は東の都に在住しています。

えぇ、約半年間の館での生活は、想像以上に充実していました。

初めから性格の悪かったばあちゃんは最後まで自分の好き嫌いで人を差別し態度を180度変える自分に都合のいい人で、改めて反面教師やなぁと思ったし、あのいじめられた日々があるから今後誰に何されても耐えられる自信がつきました。

初めから無愛想だったおじさんは最後まで無愛想で、館を出ると連絡した時も既読無視で、ただこのおじさんは見切りをつけるのが非常に上手で、いつだって「ま、いいや」が言えるんです。これって私にない才能で、私に必要な才能やと思いました。

初めから天然やったお姉さんは最後まで天然で、忘れる才能があって、これまた過去を執拗に忘れられない私にとって大事な要素やと思いました。あとコスメのことすんごく詳しくて、今でも連絡とって教えてもらってます。

初めからハイスペックやった18歳の女の子(今では19歳になった)はやはりそのままハイスペックで、仕事も良くできて自分をしっかり持っていて、でも子どもっぽい面もたまに見せてくるなんとも可愛らしい子。学校に行けることが当たり前じゃないことや、それぞれいろんな背景や環境があるんやと教えてくれました。

あと、母と同年代の方でよくしてくれた方は、一緒に温泉行ったり買い物行ったり陶芸したり登山したり、いろんな楽しい時間を過ごさせてもらったけど、先日お亡くなりになったと聞きました。命は限られてるんやと改めて感じて、やっぱしその時その時楽しく生きることがどれだけ大切か、「また今度でいっか」やなくて「今」の大切さを教えてくれました。わたしの夢も応援してくれてました。だから空の上でまたいつか会えるのがとても楽しみです。

そして、大切な彼に出会いました。

コロナで世の中、目に見えるものも目に見えないものも変わりすぎてて、もちろん変わってないこともあるんやけど、私はその中で良いことしかなかった。悪いことは一つもなくて、得しかしてないってことがなんだか不思議。

もちろん、コロナでいろんな苦しい思いをされている方もいらっしゃると思います。。毎日ニュースを見るのも嫌になる。何をどうどこまで気をつけたらいいかももうわからない。

だけど、捉え方次第で180°変わる。
変えられるってことがわかった。
とりあえず、やはり今を精一杯、楽しく生きたいと思ったのでした。

つづく