11/18 わたしのベトナム生活(79日目)

あんなに長い、辛いと感じていたベトナム生活が、半分を切っていた。

気づけばベトナムが好きになっていたこの頃、今日は絆駅伝というビッグなイベントがあった。まさかTeam8だとしてもAKB48の人と普通に写真とれると思ってなかったし、大使館の人と普通にお話できる場に出席できると思わなかったし、まさか友達が一位になってJAL往復航空券をもらうことになるなんて。想像もしなかったことが沢山起きたように思う。これは偶然であり奇跡だなぁ、ありがたいなぁと思った。本当に小さなきっかけ、『一期一会』って素敵だなぁ。

今日は何となくじゃなくて、明確に『ベトナム好き』と感じた。来てよかったと感じた。一つはそういうビッグな楽しいイベントに参加できて、ベトナムに住んでる、地球に住んでる、わたし生きてるー!って感じたから。

二つ目は、日本人もベトナム人も、また新たな友達が出来たから。自分と同じく、インターンで来たにもかかわらず『なにやってんだろう自分』と一度踏みとどまれた人にも出会えて、共感し合えたのがうれしかった。私だけじゃなかったんだと。その人もその時期を乗り越えられたらしく、とてもキラキラ(というよりはギラギラ)していた。こういう風に少しずつ和が広がるのってとっても面白くて楽しいよなぁ。先日の県人会に行ってたら出会えてたはずのその子。縁のある人とは、結局はどこかで会えるような仕組みに世の中なってるのかなぁ。とか考えた。

三つ目は、一周回って日本と違う環境にワクワクしたから。ここにきて、ようやくそう感じました。なれてきて余裕が出てきたのだと思う。(こういうときこそ、財布なくしたりスマホ取られたりしないように気を付けようとおもう。)今日は2件中1件値切るのにも成功したし(もう一件は失敗。同じような商品でも、違うお店の方が断然安いなんてことはザラだ。)、TOEICの対策本も1000円ほどで買えたし。(こっちの対策本、かなり安い。)

最近体調がまた不調だったから、少し吹っ切れた感じ。こういう刺激がなきゃ、生きた心地しないね。

無理せず、でもまだまだ楽しいことしよう。

つづく

〈つづき〉
学生であるうちにこっちに来て、別の言語にまみれた生活送れてよかった。社会人としてこっちにきたら、それこそあれしなきゃこれしなきゃで疲れて考えすぎちゃうかも。生徒に英語教えるとき、新鮮味がないかもしれないし自分より他言語ができる生徒も多いかも。なにより日本のいいところばっか話して恋しくなりそうな自分が想像つく。笑

いまこうやって生活してみて、言語が通じる嬉しさ楽しさをやっぱり実感しているし、学生だからこそ幅広い出会いがあると思ってる。面白い学生同士で知り合えて、仕事とかじゃなく色ーーんな話が出来てるのも、学生だからだと思う。大人に夢を語ることもできるし、大人から夢を教えてもらうこともできる。これからたくさんの選択肢が、夢があるわたしたち。そんな『学生』はやっぱりこのセカイの希望だ。

切羽詰まらなくてもいい、自由だからこそ、今のベトナム生活が充実してるな、楽しいなって感じてるのかもしれない。そう思うと、たまに頭によぎる「海外ではたらく」ということは、選択肢から少しずつ薄まっていくかも。わたしの場合は。もちろん、こんな風に日本ではまた味わえない刺激のある生活が続けばいいなぁなんて思ったりはするけどね。
日々、色んな出会いがあることがとっても楽しい。時々、疲れてしまうこともあるけれどね。でも、この楽しさはきっと、海外生活に少しずつ慣れてきてワーホリを始めようとしてる親友のワクワクと同じなのかもしれない。ワクワクって人を若くするね。(ごめんなさい見た目はどうしてもババアですが。今日20.21の子と一緒にいて思いました。辛いです。若くありたい。)

そんなこんなで、今の経験がいかに自分にとって嬉しいものか、楽しいものか、かけがえのないものか、という思いがバンバン溢れてきてるので、ここに残しておきます。すぐ忘れるので。

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