10/10 わたしのベトナム生活(41日目)

『すべてを運動不足のせいにしてみる?!』は、本当かもしれない。

とある人のInstagramかブログか何かで見たのだけれど、上手くいかないこと全部を、運動不足のせいにしてみるという発想。じつは、本当かもしれない。

今日ハノイは急激に寒くなり、一気に秋に近づいたように感じる。そのせいか、体調も微妙で、体もいつも通りだるい。

仕事終わり、ジムに行くか迷ったが、久しぶりに晩御飯を食べてしまったので、消化がてら行くことに決めた。ここ数日はがっつりした晩御飯は控えていた。

自転車が少しおかしいため、バイクで行くことに。この距離だからGrabの表示は0K。お金のかからない楽でファンな移動。なんて便利なんだろう。ジムのパーソナルトレーナー(PT)に教えてもらった下半身トレーニングを始める。なかなかにきつい。けど、諦めたくない、妥協したくないと感じた。ただただ、この体を懲らしめてやりたいと。

トレーニングにしても、言語にしても、すぐにできるようになんて絶対ならない。だからこそ、日々の積み重ねの大切さを知る。早く痩せたい、早く習得したい、そのもどかしさ焦りイライラがあればあるほど、辛抱して続けるしかないんだと分かった。

それなら、楽しんだ方がもっとおもしろく鍛えられる。

ベトナム語については、もっと使って覚えよう。そう思い立って、さっそくGrabで運転してくれてるお兄ちゃんに話しかけた。なんとか、年齢を聞き出せた。韓国人かと聞かれて、日本人だと答えられた。この、自分の言葉が通じた感覚、相手が何を言っているか聞き取れた感覚はさらに言語習得を加速させてくれるように思った。小さなことから少しずつ。やがて、気づけば大きな何かになっているはず・・・!

アパートに帰ってから、寮母さんがいるキッチンへ行き、リンゴを切った。勇気を出して、寮母さんの隣へ座った。初めての会話。ドキドキだ。

彼女、あきらかに若い。旦那さん(アパートのオーナー)も結構若そうだ。そこで年齢をきいてみると、なんと彼女は21歳。

年下!!

オーナーは29歳。歳の差結婚、いや、ぎりぎりそうでもないようにも感じる、、。とりあえず、びっくりした。が、これまで挨拶しかしない仲だったので、一気に親近感がわいたのは間違いない。しかも一つ下と分かったのでなおさら。

こうして話していると、意外と習ったこと使えるじゃん!と気づいた。もっとおさらいすれば、もっと使える言葉を沢山知っていると気づくはず。これは、面白い。

さらに、会社のベトナム人スタッフに自分のHandwritingを見てもらった。イントネーションの書き方や、意味の変な箇所など指摘してもらい、いつも教えてもらっている先生とは違ったやさしさを感じた。こうやって、第三者に見てもらうのも、大切だなと感じたわけだ。どんどん気づきが増えていく。楽しくてしょうがない。

やさしさ、で思い出したが、こっちの人はとってもやさしい。見ず知らずの私にも、優しい。困っていると、その辺の人が助けてくれる。そんな安心感がある国。見ず知らずの人同士でも分け隔てなく気軽に話せる関係。これは、ベトナムの良いところ。素敵なところだと思う。アットホームな感じがして、なんだか、「あ、ここにきてよかった」とふと感じた。

文頭に戻ると、もし今日ジムに行かなかったら部屋に閉じこもって動画をみたりゴロゴロしていただろう。一歩外に踏み出したことで、私の思考も気分も考えも身体も心も180度変わったように感じる。カラダをうごかせば、心もうごく。そんな体験を一つ、経験しました。

明日はなにがあるかな。何をしようかな。

今日かいた汗は、とっても気持ちよかった。

つづく

<つぶやき>

今日、初めてお給料をもらった。

というのが、一応無給インターンではあるが、日本語教育については手当が出るようだ。また、勤務日の昼食代として一日約150円が出るらしい。フォーやブンチャー、その他だいたいの食事は150円程度で済むからだろうか。

ということで、9月分は1,080,000d(約5,020円)が支給された。これは、こっちでは大きい。ありがたい。

先月は、炊飯器・フライパン・鍋・ある程度の食料(米やみそ等の日本食も含め)・服など、生活に必要なものを買いそろえたプラス、ホーチミンに旅行に行ったため、5万円くらい使ってしまった。今月は、とりあえずどうにか4万円にはおさえたいところ。

いろんなことが面白くて、こんな生活なかなか日本じゃできないと思う。わたし、いま充実してんだな、とふと思う。

日本に帰って、このスリル・刺激が恋しくなるほどに、今を精いっぱい満喫しようじゃないの。


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