9/29 わたしのベトナム生活(30日目)

カラカラ…カラ…

なにかの音で目覚めた。浴室のなにかが揺れていたのか、水滴が落ちたのか。

ここ最近、毎晩深い眠りにつく。一日中寝ていたかのように、目覚めると「眠った〜、お目覚めだぁ」っとゆっくり起き上がる。

ホテルについてあった朝食ビュッフェ。これが言葉で表せないほどに豪華でオシャレだった。使い終わったお皿をさげてもらいながら、宮島での旅館生活を懐かしく思う。わたしもこんな風に仕事してたなぁ。とか。

朝からアオザイ博物館へ行ったのだが、そこで彼女の友達二人も合流した。ブンタウ州でパートナーズをしている方たちだ。これがまた、二人とも個性的で面白い方だった。

昼は、殻ごと食べられるカニの店へ。「殻ごと??」と思っていたが、食べると、「殻ごと!!」に変わった。なかなかに美味であった。日本じゃこんなにカニ食べれないよね〜なんて話しながら。そうだ、こっちだからできることをまた一つ、経験したんだなぁと。

昼はミニストップのイートインスペースでおしゃべり、それから彼女の家へ。こっちは日本のコンビニばかりだ。日本、強いぞ。ちょっと懐かしく嬉しかった。

15:30に彼女たちがホーチミンを出るということで、わたしも便乗して空港まで送っていただいた。大雨が降っていたし、バスで行くのは少し億劫に感じていたのだ。バスでは50分もかかる道が、車ではおよそ20分。有難い。。というのも、彼女たちは今日一日の専属タクシーに乗ってきていた。そこに乗せてもらったわけだ。しかも運転手のおじいちゃん、英語堪能超安全運転。最高である。こんな落ち着いた運転、こっちに来て初めてだ。どこの国の道路かと、一瞬疑ったものだ。もう、いろいろと、ほんとうに恵まれていると実感。

空港でウロウロして、思ったのは、やっぱり一人よりも友達、仲良くなった人、他の人と行動するほうが圧倒的に楽しい。決断も早い。もう、楽しかったーーーと脳がわめいている、いま。

二人のうち一人は元青年海外協力隊の方でボリビアに行っていたという。いろんなお話も聞けて、ほんとうにまたいい出会いをさせてもらったなぁと感じている。

声を揃えて言われたのは、

「若いうちは、なんでもできるね!!

若いっていいなぁ!!!」

そうか、わたし、まだ若いのかぁ。なんて思って。もう22だ、今年で23になるし・・・!なんて思っていたけれど。

実はまだまだ若いらしい。

来年のこと、どうしようって最近ずっっと考えていて。でも、それよりもっと大事なのは、今この瞬間であることに、ちょっと気付きはじめた。

来年、再来年、わたしはどこでなにをしているか、まだ誰も知らない。そんなことを考えて不安になるより、今を生きよう。今この瞬間を、一秒一秒を感じよう。そう思えたのは、また大きな収穫だ。

出会いにありがとう。

そんな二日間でした。

もう少ししたら、ハノイに戻ります。

つづく

〈つぶやき〉

とうとう、こっちにきて30日、およそ一ヶ月が過ぎようとしてる…!はやい、はやいなぁ。

こっちにいる日本人と、できる限り知り合いになりたいなぁと思った。いろんなことしてる、いろんな人がいるから。まずは、ハノイからかなぁ。

ちょっと、歩き回ったりまた違う街にきて、刺激とともに疲れもあるみたい。帰ったら、ゆっくり眠ろう。明日からはまた、インターンが始まるぞ。

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