情報リテラシー論6 キュレーションが必要なわけ
情報リテラシー論6 回目の感想、まとめです。
いきなりですが、皆さん、モノを購入する際、何を考えて購入していますか?
値段、デザインが良い、好みの色、使い勝手、長持ちするか・・・等、商品によって様々だと思いますが・・・
実は!
購入時に情報収集や比較検討しない消費者が日本では6割弱になっているそうです。
これは良いのか悪いのかよく分かりませんね・・・日本は心配しなくても、モノが沢山溢れていて、質が良い商品を買うことが出来るということでしょうか?
(ちなみに私は、特に美容関係のモノを買う時に他の商品と何が違うのか、レビューはどうだ、とか調べていますが食材や服、インテリアなどは全く何も調べずに一目惚れしたモノを買っちゃいます。)
◯下記のものが3つ当て嵌まった人は購入欲を失ってしまう!?
1.情報が多すぎて何が正しいのか分からない
→情報選択ストレス
2.いつ買うのが損をしないのか分からない
→買い物タイミング選択ストレス
3.商品の数が多すぎて、何が多いのか探しているうちに忘れてしまうことが多い
→モノ選択ストレス
この3つのことがストレスになってしまうと、商品を購入する際に何も考えずにモノを購入してしまうかもしれません。
そもそも今回のテーマ「キュレーション」とは一体何のことでしょうか?
◯キュレーションとは・・・
インターネット上の情報を、特定の視点で収集、選別、編集することで新しい価値を持たせ、それを公開することを示すweb業界用語です。
例えるなら、美術館が一番分かりやすいです!
美術館で開催される〇〇展というイベントは、主催者があるテーマに則って、そのテーマに関連する作品のみを集め、展示しています。沢山ある美術品の中からそのテーマで絞ることに価値があるので〇〇展を開催している、と言えます。
それではキュレーションについて少しは分かったので、今回の内容に行きましょう!
◯Facebookが考えたニュースフィード
Facebookが新しく取り入れた、ハイライトと最新情報中の”ハイライト”という考え方に注目です。
最新情報というのは、もちろん日付順に並んでいますが、日付順ではなく、ハイライトで見たい。どういうのをハイライトにするか、と言った時に自分が良いねと思ったものだけハイライトされれば良いので、キュレーションしているとも言えます。
これは今のSNSでは当たり前になっていますが、このハイライトという考え方はFacebookが初らしいです。
◯無料のSNSはユーザー数が増えると強制的に投稿の合間に広告が入るようになる
TwitterやInstagramを利用していると、投稿の合間に広告が表示されていますね。この広告、Facebookでは、自分の友達がいいね!した広告が表示されるので、友達の口コミに思えて非常に共感しやすいものです。
広告には、受け取り拒否ができるような仕組みがあり、不要なダイレクトメール(DM)も受取拒否で意思表示ができます。今までも、テレビ、ラジオ、新聞なども全て、広告宣伝には嫌いな企業には嫌い!と意思表示するべきであった。しかし、このキュレーションという仕組みを取り入れたことによって、自分が好きなものをいいね!しておけば、嫌いなものは自動で消滅することが出来るようになった。(嫌いなものを見らずにすむようになったのは良いですね)
◯YahooとGoogle、ニュースのキュレーションアプリ
Yahooニュースは、全角13文字で”人の手”で選んだものが、ニュースとしてトピックに取り上げられている一方、Googleは自動的にAIがキュレーションしています。
ニュースのキュレーションアプリとして、スマートニュース、グノシー、News Digesがありますが、この3つもそれぞれの基準でキュレーションされているので、使い分けることが必要です。
◯感想
今回の講義で情報が溢れてきた中で、キュレーションや、まとめることが必要なことが何となく分かった気がします。私はインスタを使ってないので、勿論知らなかったのですが、他のアプリと違ってインスタだけは本人の許可がないと埋め込み、リンクを貼ってはいけないことに驚きました。嘘の情報が集まっていても、きっと私は何が本当で何が嘘の情報なのか見抜くことは出来ないので、まとめサイトを利用するのは難しいなと思いました。でも知らないうちに使ってそうです。
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