虹ロック
皆さん、こんにちは👋😃
安部朱音です。
今日は、虹ロックのお話です。
2022年8月11日、橋爪大輔さん(以下大ちゃん)主催の虹ロックフェスティバルが相模大野グリーンホールで行われた。
今年で3年目のこのイベントに、今年は初めて参加させて頂いた。
1年目は、正直まだ、大ちゃんにそこまで興味をもっていなかった。
2年目は大ちゃんに興味をもち始め、合唱wsに興味を持った。
Wsメンバーが楽しそうに歌っているのを見て、羨ましいという気持ちでいっぱいになった。
そして3年目、音楽を辞めていた私に、シータヒーラーのえみちゃんが、朱音ちゃんも歌ったらええやんと声をかけてくれて、虹ロックへの参加を決めた。
ホントは歌いたくて仕方がなかった。
でも、何年か前から、音楽をやると良くない事が不思議と起きていた。
それを、音楽からの卒業と考えて、音楽を辞めていた。
しかし、歌いたい気持ちは募るばかりだった。
歌わない自分に飽々していた。
そして、合唱に参加した。
歌っていることが楽しかった。
確かに嫌な事も起こった。
3月に、父の余命宣告を受けた。
そこからは、ホントに父の事で忙しい過ぎて、Zoom練習に参加するのが申し訳ないくらい、集中力も無くなった。
でも、そんななかでも、なるべく集中して、なるべく、楽しんで、Zoom練習に参加した。
やる事は山のようにあった。
ケアマネと連絡を取り合い、父に関する事をいろいろ助けて貰ったり、おじさんに助けてもらいながら、父が住んでいた家を引き払い。生命保険の申請。
自分の仕事時間を削り、休みの日は役所やなんやらに時間を割かれた。
毎日、頭が契れそうに痛かった。
でも、見たかった。
この苦しい状況の先の世界・・・・
本番前日、虹ロックに参加するため、飛行機に乗った。
行きの飛行機は、ロコンの機体だった。
何だかめちゃくちゃ可愛くて、テンションが上がった。
前の座席でパパとママに交互に抱っこされていた、1才くらいの男の子が可愛くて遊んで過ごした。
羽田空港に到着して、バスに乗り遅れ、1時間足止めを食らった。
その間に、父の施設から、熱発の連絡が入った。
一瞬不安にもなったけど、あまり考えずにお任せすることにした。
だって、羽田だのんww
相模大野までバスで約2時間。
高速はずっと渋滞していたけど、東京は人も多いから、こんなもんかとのんびりと車内で過ごす。
相模大野に到着して、ナビを見ながらグリーンホールを目指す。
北海道から比べると暑かった。
でも、職場の真夏の厨房くらいかと思うと、暑さも苦痛では無かった。
グリーンホールに着いたのは良いが、何処から入るか解らず、公園や大ホールの周辺をうろうろしていた。
そこでびっくりしたのが、セミの鳴き声。
全国のセミが一斉に集まったのかと思うくらいの大合唱。
セミのお祭りだった。
北海道で、今年はセミの鳴き声は聴いていなかったのもあるけど、ホントにびっくりした。
多目的ホールにシータヒーラーのえみちゃんの姿を見つけて、めちゃくちゃ安心する。
そこからは、リハーサルをみたり、ホールを覗いたり、みんなで搬入のお手伝いをしながら、合唱のリハーサル時間を待った。
リハーサルの時間が近づくと合唱メンバーや演者さんが続々と集まって来て、普段はSNSでしか見たことがない人たちが沢山いて、それぞれに笑いあっていた。
私も嬉しかった。
普段は、SNSでしか会えないけど、こうやってリアルで会って、相手の空気に触れる事は、ものすごい大切だと感じた。
ロビーで声出ししてる時も歌いながら泣きそうになっていた。
みんなで声を合わせられた嬉しさ、みんなの声を合わせ時の素晴らしさ。
なんか、すべてが嬉しかった。
ステージでのリハーサルの時、大ちゃんがIShineのハンドクラップは、お客さんを巻き込む感じでと指示をくれた。
ドラムの音を感じながらのIShineは、ホントに幸せでリハーサルの後、ステージ横で号泣した。
私の涙は、自分の感情とは関係なく出てくる。
突発的に感情が出てきて、セーブするのが大変だった。
でも、今までライブで感じてきた緊張は、今回は一切無かった。
きっと、えみちゃんのセッションのおかげだと思う。
えみちゃん!ありがとう。
帰りは、かよちゃんといけともちゃんとキングさんで電車でホテルまで向かった。
もう、東京の電車はJRなのか地下鉄なのか解らないので、電車と言っておく。
久しぶりの東京の電車は、人が多くて、怖くて、人多い!と言いながら、かよちゃんのカバンの紐をずっと掴んでいた。
ホテルにチェックインしたあと、コンビニでご飯を買って、久しぶりに、テレビを見て、お風呂に入って寝た。
翌日、虹ロック本番を迎えた。
ホテルで朝食を取り、ロビーで座っていると、キングさんに会い、会場まで会場まで一緒に行くことになった。
会場に着くと、程よい緊張感が残る中、リハーサルを待った。
今までの自分のライブは、緊張との戦いだった。
私の身体は素直で、緊張すればするだけ、喉は締まり、声はかすれ
動悸も酷いなかのパフォーマンスだった。
今回はその緊張が無かったので、16年音楽活動をしてきて、芽は出なかったけど、少しずつでも成長してたのだなって思った。
前日のリハーサルと違い、本番当日のリハーサルは、一番最初の時間のリハーサルだったので、合唱のリハーサルが終ると、他の演者さんのリハーサルを見たり、会場の空気を感じたりした。
開場の時間になってお客様が次々と入ってきた。
客席がどんどん埋るのが、嬉しかった。
自分が音楽をしていた時には、味わえない感覚だった。
どうあがいても、本番の幕は上がる。
開演のブザーがなったら、あとはshow must go on
という大ちゃんの言葉が、印象的でなおかつ懐かしい感覚になった。
開演時間になって、一部はゆったりとした気持ちで、演者さんをみていた。
感動して、泣き腫らして、素直に笑った。
久しぶりに楽しいという感覚になった。
私達、合唱チームは2部の3組目で、1部が終ると、ロビーで発声を始めた。
発声を終えると、客席に戻った。
司会の2人が合唱チームを呼んで、客席からぞろぞろと舞台に上がる。
starseedを歌う時、ちょっとだけ緊張を感じていたけど、途中からは慣れてきて、あまり何も感じなかった。
アイシャインの後半のラララ・・・の部分で照明さんが、会場を明るくしてくれたことに、感動して泣きそうになって歌えなかったが、あそこで会場を明るくしてくれたのはホントにうれしかった。
照明さんのホスピタリティに心から感謝した。
初めての大舞台を頑張ったチャスの縁花も才雅さんの突き抜けろも最高だった。
本番後に皆で食べた、きみともカレーも美味しかった。
一緒に歌ってくれた、みんな。
虹ロックに関わって下さった全ての方。
そして、何より虹ロックを企画してくれた大ちゃん。
ホントにありがとうこざいました。
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