2019/11/15

身体機能のために不要になったものを体外に排出する際に、自らの身体の一部を傷つけてしまう。どう考えても人体の欠陥ではないか。痔の話だ。

毎月毎月、月経がくるたびに痔になっている。月経前にド派手に始まるそれは地味にダメージとして蓄積されていく。ここ数年間付き合ってきて、今回はあまり痛くないとか、今回はいつもより切れたとか、なんとなく程度を把握することができるようになってきた。程度がわかっても症状は一向に改善されないのだが。

毎回あまりにも痛いから、今度こそは病院に行こうと思っている。しかし、生理前という短い期間に限ったものなので、痛みが引いてしばらくすると病院に行こうという気持ちは消えてしまう。いま痛くないから別にいいやと思い放置してしばらくするとまた切れる。

それにしても毎月切れ痔になるのは、というか、痔という症状自体があんまりだと思う。身体機能の維持のための生理的な排出行為によって自らの身体を傷つけることになるなんて、どう考えても身体の欠陥だ。切れた時は本当に痛い。痛すぎる。

あと、生理中にはいろいろと凄まじい痛みに見舞われる。自宅ではあまりの痛みに毎月半泣きで薬を飲んでなんとか抑えている。あんまりだ。本当に人体を設計した人は考え直して欲しい。あと、短期間の痛みとはいえそろそろ本当に病院に行ったほうがいいのかもしれない…。(566字)

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