Dogo & onigiri

おにぎりと怒号

私が週に数回、バイトに行っている生鮮食品のお店では、店長の怒号が格別に飛び交う。
私のミスに対する怒号は、自分へのパニックなんで・まあ良しとして、他の人が怒られているのを聞いている時も、無意識に喉が乾いてくることがある。

金魚が水面から口を出して、パクパクの松である。
そんな時は、スッスッス水分!だけれど、、、一粒の飴ちゃんが窮地を救うこともあるのだな。

甘い飴を口に放り込んで、広がる、甘さの広がりーモニー。
<広がっていくもにー>という感覚。
舌と口内、喉仏におりていく、甘さと唾液のごっくん。
ごっくんで、微弱に・体を響かせれたなら、それは深呼吸。

外にいた飴玉が、私の体内に甘さを届け、唾液の深呼吸がはじまったとき、ふと・具材入りの白いおにぎりが脳内に浮かんだ。

手のひらにつけた塩が、おにぎり外部・大外に鎮座。
その先は、その大部分は、味の白い白ごはん。
その先のおにぎりと・ど真ん中・梅干とか昆布とかシャケの味味具材。

塩・粒・しょっぱさから、無味から、味へ。そして、混ざり合う。
『おにぎりの三層構造、よく出来てるなぁー』とふと手のひらを見る。

にぎにぎ

ふとふとふと・と・とんでく思考を、こうやって、外部に取り出すと、また、味が変わってくる。
飴ちゃん、おにぎり、ごっくん・ごっくん。


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