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毎回振り出しに戻る人生

めちゃくちゃイライラしている。今日髪を切ったわけだが、髪を切った後家に帰って普通に過ごしている間はいい気分なのに、お風呂に入り、自分で髪を乾かすときにその再現性のなさにイライラする。5ヶ月ぶりに髪を切り、この冬はボーボーの髪の毛で過ごしていたわけだが、その髪の毛たちを別れてきた。僕は男なわけだが、一般的な男性のショートヘアが気持ち悪く見える。それは人の髪型に嫌悪感を感じるのではなく、自分がそのような髪型をしたときに頭にヘルメットを載せたような、取ってつけた感じがとても気に食わない。髪の毛とはなんなのか。髪の毛とは自分の体の一部なのだから、愛着が湧いて当然である。大切にしてあげなければいけない。人は爪を切るのだが、爪なんて長い方がオシャレで綺麗で可愛いじゃないか。いかにも男性っぽい、横長長方形の爪の人を見ると気持ち悪くなる。この人は今までどんな生活をしてきて、普段どんな生活をしているのか。だからSNS上に載せる写真に、気軽に自身の爪を載せる人はすごいと思う。そこをケアしてる人でも、そうでない人でも、その胆力は見習うべきなのだと思う。結局僕は、男性的なものに嫌悪感を抱いているのだろうか。男性的なショートヘアは、横長長方形の爪と同じであるのだ、少なくとも僕にとっては。そもそも美容院は再現性のない髪型を完成形として見せるのは間違っているのではないだろうか。少なくともそれを再現するための手段を美容師側は享受するべきだろう、そこまでが仕事だ。プロならそれくらいするべきである。ある程度髪が長いと、逆に髪を乾かすのが楽になる。髪が短いと、髪の毛が重力に逆らい、直毛トゲトゲヘアとまでは言わないが、髪が毛根から逆立ってしまう。だからこそ、髪の毛をある程度伸ばしておけば、いい感じに落ち着くのだ。
まあ、私の根底に女性らしさへの切望があるのは間違いない。私の人生の目標として、私が心の底にもつ、女性らしさへ切望する気持ちとどう向き合うべきか。髪の毛を全部刈って坊主にするのか、性転換するのか。極論で言えばそうなる。

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