ユメモ01

2人の少女
セーラー服
中学生

同じリコーダーを吹く
変なcm
タイトな銀色のミニワンピの女の人が踊り
真ん中でメガネで銀色のスーツの男の人がスタンドマイクを持って歌う
今ではメジャーなリコーダー

仲良くなる
秘密の電車がある地下鉄

この間忘れた

ゆいちゃんという子に連れられて
スナックへ
スナックでガラスに金属の装飾がついた小さなグラスの梅酒をだされる
女の子がついてくれる
その子はあんずのお酒を飲む
梅酒は2500円であんずは3100円だとこっそり教えてくれる
ほんとは天丼を食べたかった
スナックにはリコーダーのcmが流れる
ゆいちゃんはパチンコ屋で怒られて追われる身だった
ゆいちゃんが追われていることをしらされ、
グラス半分残して逃げる

電車で自分たちの電車の駅に行く
その間一駅
号泣するみたいな声と共に全身から血が止まらない
手には包丁
包丁にも血がしみこんでしたたる
周りの人はそこまで気が付かないが
風になびいて血は横へ
視界が歪む

駅に着くともう1人が駅員と格闘
同じく血がしたたる
一瞬で乗り込んだ
閉まるともうそこに電車はない

1両の電車は永遠に走り続ける
もう地下を走る電車ではない
その中で2人の少女は止まらない血を
拭くこともなく
ただ同じ景色を眺める 
海のようなものが映る
2人に表情はない
窓の景色に照らされた顔
たとえ手を洗いたくてもできないのだ
永遠に

その駅であの電車があったところをみつめて
過去を語るおじさん
子供達3人にそのリコーダーのcmを歌う
子供達も嬉しそうにそれ知ってると歌う
しかし途中で知らない謎のメロディが挟まれる
cmの映像に切り替わる
不思議そうな子供達
このリコーダーがメジャーではなかったのには
これが関係するとおじさん
怪しげな怖いそのメロディは苦情を呼び
そしてそのメロディはcmから消えた
2人が同じリコーダーを持つのは
必然だったのかもしれないと

2人が窓の外を眺める光景
電車はどんどん進んでいく

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