ユメモ02

俯瞰で街を見てる

Googleマップみたい
端っこがじわじわしてる
よく見ると
川や道がどんどん真ん中に吸収されてく
いびつな五角形くらいの島みたいになった

どんどん視点が地上へ降りる
垂直に落ちる
ゆっくりと
その間も島(みたくなったまち)は
小さく吸収され続ける
視点が地上までいくと
格子状の排水溝が
そのまま中へ

水が張っている
どことなくさっきの島と同じような
いびつな五角形をしている
(ここは島の(まちの)核なのか?)
そこは5こくらいの水路の分岐点だった

排水溝から光が落ちる
水は流れず溜まっている
きれいではないが汚いとも感じない
(カリオストロ)
匂いもない
滴が落ちる音だけが静かに響く
神聖な感じ(ナウシカの腐海の底みたい)

真ん中に細い小舟が浮かぶ
船頭さんと私が乗っていた
船頭さんは浴衣みたいなハッピみたいな藍色の服
船の先端に立ち竹でゆっくりと船を進める

私の視点に切り替わる
上から見た時の左上の水路に向かっている
暗渠の中に進むらしい
見上げると排水溝の格子状の蓋
外は明るくて見えない
そういえば身体が小さくなっていたようだ
(たぶん5センチ以下)

ハーモニカのようなトランペットみたいな音が小さく響く
水路に入りかけるところにもたれて座っている人が
暖かい人
吹いていたのはその人だったらしい
トランペットみたいなものを持っている
ああそうかと思ってそのまま進む
その人もいつのまにか小舟に乗っている

水路の先は暗い
暗渠蓋の隙間からの光がきれいに見える
トランペットのような
そうでないものを2人で吹く
船は奥へ進む

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