note戦記~やさぐれペンギン編~:腐った肉はだしたくない

「ホメル委員」として皆の作品をほめまくる活動を始めたユキノフさんが、ボクの『これからの「tuno」の話をしよう』をレビューしてくださったよ!ありがたいよねー。

拝読開始!「ホメレビュー01」https://note.mu/yukirnoff/n/nf5fbedc05edf

折にふれてプラットホームと全体の長さ、章ごとの文字数、重複の回避や役物の扱いといった、いわゆる作文技法を扱っているtunoさんが、実際にそれらの技術を反映して書かれた作品です。

はい、感動。昼過ぎから焼酎のお湯割りだな。あ、土日働いていたからね、今日はお休みにするつもりだったの。だからOKでしょ(笑)。

この一文は、レビュー対象のnoteだけでなく、他のnoteも読み込んでくださった証拠。しかも理解していただいている。今回の趣旨はほめてもらえることなんだけどね、ここまで理解していただけた方であれば、もし、けなされたとしてもOK牧場!いただくすべての言葉がボクの栄養になってブクブク育つぞ!って確信できたんだ。

「自分もこれから文章を書いてみたい」「少し腕を磨きたい」という方は『35歳の素人が職業ライターになるまでの3年間で身に着けたこと』と併せて読むとより効果的かと思います。『35歳の?』が理論書で、こちらは実践編。習得した上でのアウトプット、という位置付けです。

おー、『35歳の素人が職業ライターになるまでの3年間で身に着けたこと』まで読んでくださったんだー。

ペンギンにとって意味不明な言葉『カワイソウ』が出現します。

はいはい。でてきますね。あ、感想を書くために1回1回引用していたら全文コピーになっちゃう気がするので省略!とりあえず読み進めるのであります。

おー、ボクの発想にはない視点からのアプローチ。興味深いぞ、これは。

「いつもの作風と違うけど」

あら、この言葉は引用せねば。これは多分ボクにしかわからないポイント。まさに対象noteだけでなく、その後のトークnoteまで読んでくださっていることを物語っているよ!随分と時間と労力がかかっただろうなー。これはレビューをしたことがない方にはわからないと思うけど、ユキノフさん、相当な熱量で取り組んでくださっているぞ。すごい!

が、それでも腑に落ちない。「何か」が引っかかる。そこで僕は物語のちょうど中間、展開点にある『カワイソウ』について考えてみました。なぜ『カワイソウ』なのか。

ここからの検証がステキですねー、人ごとのように読み入ってしまう(笑)。

それから前後の投稿と、理論書である『35歳の?』をもう一度読み、それからまた読む。すると、折り返しである『カワイソウ』の出現以降の後半が違ったものとして、いや隠されていた意図がようやく読めてくる。

えー、そこまで読み込んでくださったのー?ありがたい。

ここから先は100円の有料エリアなので引用控えます。でも、ひとつだけ。

そうでなかったらあんな写真は撮れないでしょう。

写真のnoteまでチェックしているのかー!(驚)。有料エリアはユキノフさんの真骨頂なのか?急速に文章の熱量が加速し、綴られた単語が軽快にドライブしているねー。これ、100円は安すぎるよw

ユキノフさんのレビューをここまで読んだ方は有料エリアも読まないと、ある意味「消化不良」をおこすのでは?最高のエンディングを知らずして、「ホメテ委員」の真の姿を見ないままに「ホメテ委員」を評価する結果になるのでは?そんな感じがしたよー。100円の壁ってスゴイんだね(笑)。

--------

有料エリアも読んだ方を対象に書くよー。有料エリアを読んでない方は誤解するかもしれないので、さらーってながしてね。

(以下、ちょっと文体を変えるよ)

レビューや批評、評論など様々な単語がありますが、人様の作品に対して意見を述べるのは大変な作業です。仕事であっても正直面倒くさいのです。ボクの師匠は辛口でしたが、まずは提出した文章を熟読したうえで激しいフィードバックをくれました。「ほめる」「冷静に」「辛口に」「厳しく」様々なアプローチ方法がありますが、評価者は対象者の人格を否定しているワケではありません。

前述した通り、様々なアプローチ方法があります。でも共通しているのは、評価対象者が、なぜこのように書いたのか?を徹底的に推測すること。ボクとはアプローチ方法が異なるユキノフさんにレビューしていただいて、確信しました。根っこは同じだと実感しました。

「わかってはいるが、ムカってなる」

そんな方もいるでしょう。仕事で評価者になってわかったこと。それは「書かれた文章を評価」しているということです。読者の役に立つ文章になっているのかどうか?それに近づけるためにはどうしたらいいのか?どうヒントを与えればいいのか?

「そう言われても…、わかるけど、でもムカってなる」

それは、自分の書いた文章から「子離れ」できていないからです。大切なのは「読者の役に立つ文章」をどうやって完成させるか?です。自分が苦労して書いた文章には自分の愛情がたくさん詰まっています。でも、自分の愛情は読者に関係あるのでしょうか?

レストランで腐った肉をだされて、「これ、ボクの亡くなった父が最後にしとめたシカなのです。お客さんのために亡くなる直前まで狩りをしていました。父の大切な愛が詰まっています。大事に食べてください」と言われたら…、食べないですよね?

でも、その肉をシェフが自宅で味わうことについては誰も文句は言いません。

ユキノフさんが書いてくださったようにボクは運が良かった。ボクはライター見習いから上に上がったのではなく、webコンテンツのプロデューサーから…って書くと、今後のnoteネタがなくなるので省略!(笑)。

媒体や出版でなく、SNS内での文章発表とはいえ、読まれると嬉しいしコメントもらえると小躍りしたくなりますよね?(ボクだけかな・・)

「あなたが文章を書いているのはなんのためですか?」

(以下、文体を戻します)

とことんボクの過去noteを読んでくださったユキノフさんのレビューは興味深かった。そうか、そいういう「とらえ方」もあるのか、とか、そう「伝わって」いるのか(笑)とか。

「あなたが文章を書いているのはなんのためですか?」

ボクがnote内で文章を書いているのは、皆に読んで欲しいから。だからフォロワーさんは欲しい。でもそれが自己満足の腐った肉なのではないのか?せっかくフォローしてくださった方に腐った肉を出していないのか?日々不安。

自分の書いた文章から「子離れ」って書いたけど、完全に「子離れ」できているかどうか?それを判断できるのはレビューであったり、批評であったり、ぶった切りであったり、皆さんからのコメントでしかないんだよ。

ボクが一番恐れていること。腐った肉を出していないか?それにつきる。

ユキノフさん、ありがとうございます!

#ホメル委員
#note戦記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?