見出し画像

身内CoC「Eat me!」

※雪兎様作成シナリオ「Eat me!」のネタバレを含みます。

KP:はんぺんくん

PL:汪飛/マフィア(なした)

 朱来儀/マフィア(NPC)

***

***

KP:シナリオ【Eat me!】始めます。

貴方達チャイニーズマフィアはひっそりと活動するとても小さな組織です。

常にテロの警戒を緩めることはありませんが、組織全体が血眼になって動くような大事は滅多に起きません。

最近では、敵対組織が乗り込んで来ることもなく、毎日を訓練と演習で過ごしていました。

KP:そんな日が続き、貴方達交渉部は今日の任務を果たしアジトでそれぞれ寛いでいます。

モブ1:「いやー最近仕事減ってきたなぁ」

モブ2:「まぁ仕方がないだろう ボスが日本旅行中だしな」

モブ1:「いいなー日本 俺もいきてぇな~」

モブ2:「そういえばフェイは行った事あったんだっけ?」

汪飛:「…ああ、そうだな」

モブ1:「いいなーーーーーどうだった?石●さ●みと会った?」

モブ2:「かーーー羨ましい」

汪飛:「誰だ…?おそらく会っていないな」

モブ1:「えっお前知らないのかよ・・・・」

モブ2:「ダメだなー」

汪飛:「ダメなのか…今度調べておく」

モブ1:「ボス激推しの日本の女優だぜ~ちゃんと調べとけよな!」

汪飛:「ボスが…?分かった」

KP:貴方達がそんな話をしていると、バンッと扉が開かれます

アイリス:ビクッ

朱来儀:「やぁ!君たちの大好きな上司、来儀サンが帰ってきたぞ」

モブ1:「!来儀サン!」

モブ2:「おっおかえりなさい!!!」

汪飛:「お疲れ様です来儀サン」

アイリス:スイ~~

朱来儀:「おうおう、ただいま!お前らちゃんと今日の任務果たしたか?良い子にはお土産もあるからな」

モブ1:「キェエエエエヤッタアアアア!」

モブ2:「イエェエエエエ!!!」

汪飛:「お、おお…?ありがとうございます」

アイリス:来儀の上を飛んでるポッポー

朱来儀:「やぁアイリスただいま。今日も元気だな!」

朱来儀:「お前にもお土産があるぞ!ほら!赤いリボンだ!」

アイリス:「ポッポー!」

朱来儀:「可愛い部下達にはケーキだ!甘いもの好きだろ?向こうでお茶にしよう」

モブ1:「ヤッタアアアアア!!!!ケーキイイイイ!!!」

モブ2:「イエエエエエエ!俺お茶入れてきます!!!!!!」

朱来儀:「おう頼む!」

汪飛:「ケーキ…!ありがとうございます、運ぶの手伝いましょうか」

朱来儀:「いや大丈夫だ 軽いしな」

KP:そんなこんなで!

お茶の準備は整った!

モブ1:「ケッエッキ!!!」

モブ2:「ケッエッキ!」

朱来儀:「えーと、何買ってきたんだっけな」箱開きます

KP:中にはショートケーキ、モンブラン、チョコレートケーキがそれぞれ1つずつ入っています

朱来儀:「あーそうだそうだ 俺は食ってきたからこれ誰が何食うかはジャンケンでも殺し合いでも好きに決めるといいさ」

モブ1:「・・・・・・・」

モブ2:「・・・・・・・」

モブ1:バッ(戦闘態勢)

モブ2:バッ(戦闘態勢)

汪飛:「・・・・・・・そうか」(戦闘態勢)

モブ1:「おれはショートケーキ以外の物はケーキだと思っていない」

モブ2:「奇遇だな 俺もだ」

汪飛:「俺も同感だ」

モブ1:「いくぞっ」

モブ2:「せーのっっ」

モブ1:「ジャンケンッ」

モブ2:「ポンッ」

汪飛:ジャンケン参加してます

モブ1:choice[グー,チョキ,パー]   → チョキ

モブ2:choice[グー,チョキ,パー]  → チョキ

KP:グーだせば勝てるよ!

汪飛:choice[グー,チョキ,パー]  → パー

KP:アッ

汪飛:「くっ…!」

汪飛:「負けたか…」

モブ1:「オッシャアアア!!!じゃあモブ2てめぇと俺の一騎打ちだ」

モブ2:「望むところだぜ」

モブ1:「じゃーんけーんっ」

モブ2:「ぽんっ」

モブ1:choice[グー,チョキ,パー]  → パー

モブ2:choice[グー,チョキ,パー]  → パー

モブ1:「あーいこっで」

モブ2:「しょっ」

モブ1:choice[グー,チョキ,パー]  → グー

モブ2:choice[グー,チョキ,パー] → パー

モブ2:「キェエエエエエエ!!!!!!イヤッタアアクァッァアアア!!!」

モブ1:「クッ・・・・・・・・・・・・・俺はもう、おしまいだ・・・・・」

モブ2:「ショートケーキは俺のもんだ!!!イエエエエェエエエ!!!」

モブ2:ショートケーキをもって椅子に座ります

モブ1:「俺はチョコケーキとしよう・・・・くそ・・・ショートケーキちゃん・・・・浮気するなんて・・・」

モブ1:チョコケーキ持って椅子にすわります

汪飛:「…残るはモンブランか、これも嫌いじゃない…頂こう」

汪飛:モンブラン持って椅子に座ります

朱来儀:「おっ決まった。俺が苦労して手に入れたケーキだ ちゃんと味わって食えよ!」

モブ1:「いっただっきま~~す!!」

モブ2:「イエェエエエエ!!」

汪飛:「ありがとうございます、いただきます」

アイリス:スイスイ~~

朱来儀:「やぁフェイ。最近はどうだ?アイリスとはうまくやってるのか?」隣座ろう

汪飛:「そうですね…最近出会った日本人の男に、やたらと懐いてしまって…危うく帰って来なくなるかと思いました」

朱来儀:「最近出会った日本人……なんだそいつは?アイリスを狙っているのか?」

朱来儀:「ハチの巣にでもするか?」

汪飛:「いや、逆です。アイリスがどうやらその男に惚れてしまったようで…その男は家でヘビを飼っているとかで、アイリスを譲る羽目にはならずに済みましたが」

朱来儀:「アイリスが……そうか…今までファミリー以外にはなつかなかったのにな……珍しいこともあるんだな…」

朱来儀:「まぁ気が変わったらいつでも言ってくれ。日本の一般人なんて1分あれば十分だ」

なし婆:シゲさん逃げて

汪飛:「分かりました、ありがとうございます」

朱来儀:「お前も日本人だからってあんまり油断するんじゃないぞ そうやって油断してると…」

朱来儀:栗ひょいぱく!

朱来儀:「こうなるからな!」

朱来儀:もぐもぐ

汪飛:「!?!」

汪飛:「栗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

朱来儀:「んっ?!えっな、なんだそんなに大事だったのか!?」

汪飛:「・・・・・・・・・・・いえ、別に・・・・・・・・・・大丈夫、です・・・・・・・・・・」

朱来儀:「あっあー、えーと!!栗農家に相談して(脅して)一生分くらいの栗をもらってくるのはどうだ?いい考えじゃないか?」

汪飛:「…いえ、別に俺は栗が特別好きというわけではないので…気にしないでください…」

朱来儀:「……そうか…まいったな…」

朱来儀:「………!」

朱来儀:「そうだ!昨日お菓子を作ったんだ!家に行けばあるんだが…それで許してもらえないか?」

汪飛:「来儀さんがお菓子を…?」

朱来儀:「あぁ、上手くできてるかどうかはわからないが…」

汪飛:「……そうなんですか……では、有難く頂きます」

モブ1:ケーキ食べてお腹いっぱいになった ぐう

モブ2:ぐうzZ

朱来儀:「あいつらには秘密だぞ!じゃあ行くか」

汪飛:「了解です」

KP:では貴方は来儀の家へと向かうだろう

家へ入ると貴方はリビングへと通される

朱来儀:「悪いな、お菓子もってくるからちょっとまっててくれ」

汪飛:「分かりました」

KP:どんなお菓子なんだろう?あなたは少し期待に胸を高鳴らせながら待っていると、ふと机の上の小包が目に入った。

シンプルながらもセンスのいい贈り物のように見えるそれは、プレゼントのようにも見える。

汪飛:ccb<=51 目星  → 96 → 致命的失敗

KP:!?

なし婆:あれ・・・?

KP:貴方はプレゼントが置いてある机に近づこうとした

しかし栗を食べられたショックから距離感がつかめずそのまま小指を机の脚へとぶつける!いたい!その冒涜的な痛みから1/1d2のSANC。

汪飛:ccb<=80 SAN  → 86 → 失敗

汪飛:1d2 → 2

なし婆:ダメかも

汪飛:「…っ!?」

KP:目の前にある箱は小さめの手のひらサイズ。宛先などは書いていない。シンプルなラッピングに綺麗なリボンがされている。

貴方が痛みに悶えていると来儀がお茶をもって来ます

汪飛:「ぐ…まずい、精神の乱れが動きに現れてしまったな…」(??)

朱来儀:「またせたな……って、なにしてるんだ?」

汪飛:「すみません、ちょっと小指をぶつけてしまい…」

朱来儀:「こ、小指を…?…大丈夫か????」

汪飛:「大丈夫、です…ご心配なく、お茶ありがとうございます」

朱来儀:「あ、あぁ 気を付けろよ…小指は一番危険な部位だからな…」

朱来儀:「で、何を見てたんだ?」

汪飛:「ああ、この小包です。プレゼントですか?」

朱来儀:「あぁ、それか、朝届いたんだ。誰からかわからなくてな、爆弾か何かかと思ったんだが…中からは何も音がしないし不思議に思ってたんだ」

汪飛:ccb<=51 目星  → 33 → 成功

KP:箱の裏には「Eat me!」と書かれている。

汪飛:「Eat me…?食べ物か…しかし、差出人不明となると不気味だな」

朱来儀:「そうなんだよ、まぁ、気になるなら別に開けても構わないぞ」

汪飛:「む…なら、開けてみます」開けます

KP:では、あなたがリボンをほどき、箱のふたを開けた瞬間、突然意識がまどろむように溶け沈んいった。

不意に来た睡魔に、あなたはあらがえずそのまま落ちていくことだろう。

聞き耳をどうぞ

汪飛:ccb<=65 聞き耳 → 85 → 失敗

***

***

KP:気が付くと、あなたは見知らぬ部屋にいた。

床、壁、天井、どこもかしこも淡いクリーム色をした、シンプルながらも可愛らしい印象を受ける部屋だ。

自分の横には丸机があり、目の前の壁にはワインレッドの暗幕がかかっている。

ここはどこなのだろうか。突然見知らぬ場所に連れてこられたことに少しばかり動揺することだろう。SANC(0/1)。

汪飛:ccb<=78 SAN  → 90 → 失敗

なし婆:あれれ~?

KP:服装は先ほど着ていたものと変わらない。持ち物はありません。

汪飛:「…!?何だここは、さっきまで来儀さんの家にいたような…」

汪飛:机を見るぞ

KP:机の上にはお皿と本らしきものが一冊置いてある。

汪飛:ccb<=51 目星 皿  → 21 → 成功

KP:どれもかわいらしいアイシングがされており、全部に「Eat me!」と書かれている。

皿の底には、「Tuck in!」と書かれている。

また、1枚だけ欠けたクッキーがある。誰かに齧られたような、そんな欠け方。

KP:知識がふれます

汪飛:ccb<=85 知識 → 72 → 成功

KP:「Tuck in」は英語で「召し上がれ」の意味であることがわかる。

汪飛:「クッキーか…誰かが齧ったのか?」本も見る

KP:一見、ハードカバーの本。

開けてみると、本ではなく鍵を収納しているボックスであることがわかる。

右ページの真ん中が鍵型にくりぬかれており、中にかわいらしい鍵が嵌っている。

左のページは何かのイラストが描かれている。

KP:どうやら童話のアリスのようなイラストのようだ。

「Eat me!」と書かれたものを食べて身体に変化があるシーンであることがわかる。

汪飛:「鍵…貰っておくか」

汪飛:「あの幕は何だ、捲ってみるか」

KP:染み一つない綺麗なワインレッドの暗幕。

めくってみると、小さな扉があることに気が付く。

可愛らしいデザインの扉。とても小さく、小人にでもならないと通れないことがわかる。

また、ドアには鍵がかかっているようだ。

汪飛:「こんな小さな扉、普通は入れないだろう…童話通りならば、あれを食べればあるいは…?」

汪飛:「…試してみるか、鍵は床に置いておこう」

汪飛:クッキー食べます

KP:あなたは意を決してクッキーを1つ口にほおばった。

触感も味も、特段一般的なクッキーと何ら変わらず美味しいことがわかる。

ただの杞憂だったか、あなたはそう思うほっと胸をなでおろすかもしれない。

しかし、次の瞬間、あなたはふと辺りを見渡す。なんだか周りの景色が遠のいた気がする。

あんなに天井は高かっただろうか?いや、それよりも、あの丸くて大きな物体は・・・?

そこまで考えて、あなたは気づく。気づいてしまう。あなたが小さくなってしまったことに。

普通ならあり得ない出来事に、あなたは驚くだろう。SANC(0/1d3)。

汪飛:ccb<=77 SAN  → 63 → 成功

汪飛:「矢張り、そういうことか…」

KP:かわいらしいデザインの扉。今の自分のサイズなら通れそうだ。鍵は扉の前に置いてある

汪飛:「…行くか」

KP:かちゃりと小気味のいい音と共に鍵の開く音がした。


KP:扉をくぐると、木でできたカントリー調の部屋だった。

床や壁、天井など、さっきの部屋と違い淡い木目の素材でできており、少し温かみを感じる。

なにより、さっきの部屋では感じなかった少し苦みを帯びた甘い香りが部屋中を満たしていた。

向かいの壁には木製の扉があり、左の壁には大きな絵画、右手にはカントリー調の机が置いてある。

あなたは一瞬、甘い香りに気を取られるかもしれない。

KP:しかし、すぐにそんなのはどうでもいいと感じるだろう。

それよりももっと、気になるものが—…部屋の中央には見慣れた赤髪の男性が倒れているのだ。

汪飛:「この匂い…!!あれは…」駆け寄る

KP:倒れているのは貴方の上司!朱来儀だ!

特に外傷などは見当たらなく、胸も上下している所から生きていることがわかる。

なし婆:本当によかった・・・

汪飛:「来儀さん、大丈夫ですか」起こす

朱来儀:「もう少し…あと3時間寝かせてくれ………」

汪飛:「せめて30分とかにしてください…大丈夫そうですね」

朱来儀:zZ

汪飛:「寝ているなら暫くはそっとしておこう…」机を見る

KP:淡い木目の机で、引き出しが1つついてある。

机の上には、花瓶と皿が1つずつある。

汪飛:ccb<=51 目星 皿 → 48 → 成功

KP:白くて丸い皿。上に5つ宝石のような物が転がっている。(色:黄緑、赤、黄色、茶色、赤紫)

そして皿の上の物をよく見てみると、宝石ではなく、宝石を模した飴であることがわかる。飴は全て「Eat me!」と刻まれている。

汪飛:「飴、か…綺麗なものだな」

汪飛:ccb<=51 目星 花瓶 → 14 → 成功

KP:シンプルな花瓶。赤薔薇がいくつか飾られている。

赤薔薇に隠れるように一輪白薔薇が飾られてある。

KP:聞き耳をどうぞ

汪飛:ccb<=65 聞き耳  → 69 → 失敗

汪飛:「一輪だけ白い、な…」引き出し開ける

KP:中にメモが1枚入っている。

カクテルについて書かれているメモ

・キャロル

ぶどうの赤ワインを使った赤いカクテル

「この想いを君に捧げる」

・ギムレット

ライムを使った黄緑色のカクテル

「遠い人を想う/長い別れ」

・カルフォルニアレモネード

レモンを使った黄色のカクテル

「永遠の感謝」

・カーディナル

カシスを使った赤紫色のカクテル

「優しい嘘」

・カカオフィズ

カカオを使った茶色のカクテル

「恋する胸の痛み」

・ブルームーン

レモンを使った青いカクテル

「できない相談」

汪飛:ccb<=51 目星  → 75 → 失敗

汪飛:「ブルームーンだけ色が宝石のものと違うな、何か関係あるのだろうか」

汪飛:「あのやたらと大きい絵画は何の絵だ?」見るぞ

KP:影絵のような絵が描かれている大きめの絵画。

7人の小人がお姫様をもてなしており、中央に何かをはめ込めそうなくぼみがある。

絵画の下に金のプレートが打ち付けられている。

『ここの小人たちはみんなお姫様が大好き!みんなで一番特別なお酒を贈りたいんだって』

汪飛:ccb<=51 目星 → 72 → 失敗

KP:あなたが絵画を見ていると、突然どこからか可愛らしい声がした。

???:「みんなでお姫様をもてなそう!」

KP:突然聞こえてきた声に、あなたは辺りを見渡す。

汪飛:「そうか」

しかし、そんなこともつかの間、あなたはすぐに気づく。

KP:目の前に描かれている絵が、声を発したと言う事に。(SANc0/1)。

汪飛:ccb<=77 SANC → 75 → 成功

KP:7人の小人:影絵のような小人たち。見た目は皆同じに見える。

A:「特別なお酒はやっぱり強い想いを表す物さ!どんなに遠くても想い続ける物こそ、お姫様にふさわしいからな!」
B:「オレたちのお酒は、お姫様への感謝でできてるものだ。他なんてありえないよ。特に想いなんて口にしなかったら意味ないだろ?」
C:「お姫様と言えばなんて言ったって純粋な心だと思わない?だから僕たちのお酒は、相手に捧げてもいいと思えるくらい真っ直ぐで一途な心そのものなんだよ!」
D:「ボクもAと同じ意見だよ~。だってさ~、遠く離れても想ってもらえるなんて幸せなことでしょ~?ボクらのお酒はそんな幸せを詰めてるんだよ~。」
E:「おいら達のお酒はすっごく特別製なんだ。感謝や想いなんてそんな軽々しいものじゃない、お姫様の為の嘘を込めたお酒なのさ!普通なら嫌われるけど相手を想って吐く嘘は格別な味がするんだぜ?」
F:「知ってる?見方を変えたら苦いものも甘く変わるんだよ?だからお姫様への嘘を込めたぼく達のお酒は、Eが言うように格別な味がするんだぁ」
G:「みんないろいろ言うからわからなくなってない?簡単なことだよ。Bの言ってるお酒が本物さ」

汪飛:「メモと併せて考えると…カカオフィズとブルームーンだけは言及されていないのか、ブルームーンは飴に青いものがなかったから仕方ないとしても…」

汪飛:「これに関しては今深く考えても仕方ないか。そういえばあの白薔薇…件の童話にそんなエピソードがあったな」

汪飛:「確か赤いペンキで塗るんだったか、赤い液体か…あれしか思いつかないな」

汪飛:白薔薇の棘で指を切ります

KP:あなたが白薔薇に手を伸ばした。

その瞬間、偶然かちくりと指に棘は刺さる。

小さな痛みに手を引こうとした瞬間、

???: 「わぁ!赤いものだ!」

KP:そんな花の声と共に、ずる、ずる、と何かがあなたの傷口から吸い出される感覚がする。

そして、真っ白だった薔薇は徐々に真っ赤に染まっていき、いつの間にか他の花と同じ血のような赤薔薇へと変化した。

どうやら自分の血を吸い上げて真っ赤に染まったらしい。

ありえない目の前の光景にあなたはぞくりと少し恐怖を覚えた。(SANc1/1d2)。

汪飛:ccb<=77 SAN → 38 → 成功

KP:白薔薇だった赤薔薇は、

赤薔薇:「ありがとう!あなたのおかげでこんなに綺麗になれたわ!」

赤薔薇:「お礼にいいものあげる。大切に使ってね?」

KP:そう言って、ぽとりと机の上に何かを落とした。

汪飛:「そうか、それは何よりだ…ん」

KP:拾うとそれは小さな青い金平糖。別段変わった様子はない。皿の上の宝石より小さい。

汪飛:「金平糖…?一応、持っておくか」

汪飛:「…そろそろ起こすか」

汪飛:「来儀さん、起きてください」

朱来儀:「んん……あと6時間…」

汪飛:「延びてますよ、そろそろ起きてください」

朱来儀:「なんで朝は来るんだ………眠い………ん?なんでフェイがいるんだ…?」

朱来儀:「??なんだここ………??」

汪飛:「おはようございます。今は朝なんでしょうか、俺も何故ここにいるのかは分かりません」

朱来儀:「??なんだ、…誘拐か?まいったな」

汪飛:「それにしては何やら奇妙な空間で…とりあえず、どうにか出れないかと思って部屋を調べていました」

汪飛:「机の上に宝石を象った飴があって…あと、こんなメモがありました」

朱来儀:「そうか……武器も取り上げられているみたいだな……メモ?」

朱来儀:みるみる!

朱来儀:ccb<=75 目星 → 24 → 成功

KP:来儀はできない相談の横にかすれた文字でうっすらと「奇跡の予感」が書いてあることに気づく。

朱来儀:「…なんだ?何か薄く書かれてるな……奇跡の予感…?」

汪飛:「奇跡…?ああ、そういえばさっき青い金平糖を貰いました。関係あるのかもしれませんね」

朱来儀:「青い金平糖か そうだな よくわからないが…もしかしたら必要になってくるかもしれないな。取っておくか」

汪飛:「そうですね、あと絵画も少し変わっていて…見てもらえますか」

朱来儀:「ん?あぁ、いいぞ」

朱来儀:ccb<=75 目星 → 23 → 成功

なし婆:安心する・・・

KP:来儀は下の方に小さく「小人たちはとっても用心深いよ 1人以外嘘ついて隠そうとしてるよ」と刻まれてる事に気が付く。

朱来儀:「…これもなんか小さく書いてあるな ほら」指さす

朱来儀:「嘘ついてるっていわれてもな…セリフが書いてあるわけでもないし、なんだ?」

汪飛:「なるほど…一人を除いて、か。来儀さんが寝ている間に俺は聞きましたよ」

朱来儀:「お、そうなのか?」

汪飛:「真実を言っているのが一人なら、二人が同じ主張をしているものは自ずと間違いになる…であれば、正解はキャロル。赤か」

朱来儀:「ふんふん、お前が言うならそうなんだろうな こういうのは俺にはよくわからないからな」

KP:忘れてた!フェイくん1d100ふっといて

汪飛:1d100 → 61

KP:ありがとう!(進行0)

汪飛:「まず間違いないと思います。嵌めるか…」赤い飴を嵌めるぞ

KP:あなたが絵画のくぼみに赤い飴をはめ込んだ。

すると、突然頭の中に甲高い声が響く。

???:「さぁ!おもてなしのはじまりだ!」

KP:耳障りで騒々しい歌声に、あなたは思わずうずくまってしまう。

すると突然、自分の視界が暗くなった。

見上げると、知らない子供が7人自分を取り囲んでいる。

汪飛:「…!??!!」

???:「お姫様♪今から僕らがもてなしてあげるね!」

KP:彼らはそう言うや否や、あなためがけて木槌を振り下ろした。

唐突なことにあなたはよけられず、ぐしゃりと嫌な音が響く。

なし婆:おーい

KP:真っ赤に染まった視界の先で、ぐしゃり、ぐしゃりと彼らは何度も何度も木槌を振り下ろす。

KP:そして、遠のく意識の中、こんな声が聞こえた。

???:「おいしそうなお姫様 特別な君はちゃあんと美味しく漬けてあげるよ」

SANC(1/1d4)。

汪飛:ccb<=76 SAN → 64 → 成功

朱来儀:「フェイ?」

KP:来儀の呼ぶ声に、あなたははっと我に返った。

汪飛:「……!?」

目の前では心配そうにこちらを見ている来儀がいる。

KP:歌はいつの間にか止んでおり、もう頭の中もすっきりとしている。

朱来儀:「どうした?」

汪飛:「白昼夢か…?」

KP:一体何だったのか?あなたは立ち上がりながら、絵画の方を見た。

そこには、先ほどまでの絵とは違い、お姫様はいなくなっていた。

代わりに木槌を持った7人の小人が酒樽を囲んでいる絵だった。

それに呆然としていると、ちゃりっと足元に何かが落ちた音がした。(SANc0/1)。

汪飛:「……いえ、少し白昼夢を見ていただけです」

汪飛:ccb<=75 SAN → 11 → スペシャル

朱来儀:「そうか…?あまり無理をするなよ」

汪飛:「大丈夫です、何でしょうこれ」拾う

KP:拾ってみると、それは小さな鈍色の鍵だった。

朱来儀:「なんだ、鍵か?…一体どこから出てきたんだ?」

汪飛:「壁と額縁の間に挟まっていたのかもしれません、この部屋の扉の鍵でしょうか」

KP:鍵は扉に合います

汪飛:「…開きそうですね、行きましょう来儀さん」

朱来儀:「あぁ、行くか」

KP:扉をくぐると、目に飛び込んできたのは壁一面の薔薇の生垣だった。

床には石畳が敷き詰められ、壁や天井もレンガで作られているそこは、先ほどよりも空気が澄んでいる気がした。

何より印象的なのは、左の壁一面に出来た薔薇の生垣だろう。

白い薔薇が咲き乱れるそこは、見ていて少し心が癒される気がする。

向かいの壁には木製の扉があり、右手にはアンティーク調の机が置いてある。

朱来儀:「おぉ、…綺麗な場所だな アジトもこんなかんじにしてみるか?」

汪飛:「さっきとはまた違った雰囲気の部屋ですね…どうでしょう、管理が大変そうじゃないですか?」

朱来儀:「そうだな…庭師でも雇うなんてどうだ?」

汪飛:「それ経費で落ちるんですか…?」

朱来儀:「ううん…ボスにも相談してみよう あの人綺麗なものが好きだからな」そうなの?

汪飛:「あとモブ1とモブ2が騒いでる時に荒らしてしまいそうな、あいつらに花を愛でる情緒があるとは思えませんし」

汪飛:「結構本格的に検討するんですね…」

朱来儀:「はは、確かにやられそうだ!やっぱりダメか…良い案だと思ったんだけどな」

汪飛:「あと庭に薔薇の生垣なんてあったら、目立って仕方ないですしね…」

朱来儀:「それは困るな……やめておこう…」

汪飛:「…さて、この部屋も少し調べるか」机見るぞ

KP:アンティーク調の机で、引き出しが1つついてある。

机の上には、メモと瓶が3つ。

KP:メモには「ここのお花たちはみんなお姫様の為のもの。あなたが思うお姫様にふさわしいお花を選んであげてね!」と書いてある

汪飛:「…お姫様、か」

汪飛:ccb<=51 目星  → 14 → 成功

KP:メモの裏には「お姫様は寂しがり屋。愛するだけじゃ物足りない。」とかかれている

朱来儀:「?めんどくさそうな奴だな」

汪飛:「…?そうですね…」

汪飛:「瓶か、中身は何だ…?」

汪飛:ccb<=51 目星 → 48 → 成功

KP:大きめの透明なガラス瓶。上にリボンが巻かれ、中に花が漬けられているようだ。

すべてのリボンの端に「Eat me!」と刺繍されている。

知識が振れる!

汪飛:ccb<=85 知識  → 59 → 成功

KP:瓶の中身はそれぞれ「ゼラニウムと白いアネモネ」、「ナズナと赤いアネモネ」、「白い薔薇とスノードロップ」とわかる。

汪飛:「ふむ、二種類ずつ漬けられているのか」

汪飛:「机の上はこんなものか?」引き出しを開ける

KP:中に本が1冊入っている。

汪飛:読む

朱来儀:一緒に読む

KP:花言葉について書かれている本。付箋がいくつか張っている。

ゼラニウム(君ありての幸福)
白いアネモネ(期待、希望、真実)
ナズナ(私のすべてを捧げます)
赤いアネモネ(君を愛す)
白い薔薇(恋の吐息、、生涯を誓う)
スノードロップ(希望、慰め、貴方の死を望みます)

汪飛:ccb<=51 目星  → 30 → 成功

KP:白い薔薇のところに小さく「折れている時は意味が変わる。「死を望む」」と書かれていることを見つける。

朱来儀:「花にも色々な意味があるんだな」

汪飛:「死を望む、か…姫に贈る花としては不適切だろう。愛するだけじゃ物足りないとあったからナズナと赤いアネモネも除外、となるとゼラニウムと白いアネモネか…?」考えてる

汪飛:「まだ分からない、か…とりあえずこの情報は頭に置いて、他も調べましょうか」

朱来儀:「そうだな、あと見てないのは…生垣か?」

汪飛:「そうですね」生垣見るぞ

KP:白薔薇が美しく咲き誇る生垣。

KP:聞き耳をどうぞ

汪飛:ccb<=65 聞き耳  → 10 → スペシャル

朱来儀:ccb<=25 聞き耳  → 65 → 失敗

???:「人だわ」

???:「また人が来たわ」

???:「今度は本物?」

???:「本物の王子様かしら?」

???:「王子様ならわかるはずだわ」

汪飛:「偽物が来たことがあるのか?」

???:「お姫様のことわかるはずよ」

???:「お姫様が求めているものが」

???:「お姫様が欲しいものが」

???:「あぁ、寂しがり屋のお姫様」

???:「1人ぼっちのお姫様」

汪飛:「さっきは俺が姫だと言われたんだが…今度は王子なのか?」

???:「王子様がいて初めて幸せになれる人」

???:「王子様こそお姫様の幸せそのもの」

???:「あぁ、はやく はやくきて、王子様」

???:「はやく来てあげて王子様」

???:「愛しい姫の為に 早く」

KP:と花たちのささやきが聞こえる。(SANc0/1)。

汪飛:ccb<=75 SAN → 62 → 成功

汪飛:「ふむ…」

朱来儀:「立ち止まってどうしたんだ?何かあった?」

汪飛:「…いえ、何か声が聞こえて…」

汪飛:ccb<=51 目星 → 45 → 成功

KP:生垣の中心に小さな台座のような物がある。

また、生垣の中にメモが埋まっているのに気づく。

そして、足元に手折られた薔薇の茎を見つける。

汪飛:「メモか…」

メモ:「お花に想いを乗せて」

汪飛:「ふむ…」薔薇拾うぜ

汪飛:ccb<=51 目星 → 10 → スペシャル

KP:手折られたであろう薔薇の茎。

花はむしられたらしく、途中でぽっきりと折れている。先端に紙が結び付けられている

KP:くしゃくしゃになった紙には「隣にいる人は本当?」と書かれている。

なし婆:まじぽ?

汪飛:「…!」

朱来儀:「?どうしたんだ?」

KP:シークレットダイス(心理学失敗)

KP:来儀は不思議そうにフェイを見てるな

朱来儀:「それ、なんて書いてあったんだ?」

汪飛:ccb<=65 手品で隠したい → 89 → 失敗

汪飛:「お花に想いを乗せて、と…おそらく花言葉と関係、という意味じゃないでしょうか」

朱来儀:「……花言葉が関係してる…なるほど…フェイは賢いな」

汪飛:「ありがとうございます…?しかし花言葉と関係しているとするなら、さっきの推測通りでいいのか…」

汪飛:「…やってみるか」

汪飛:ゼラニウムと白いアネモネの瓶を台座に置きます

KP:あなたが選んだ瓶を台座に置いた瞬間、突然噎せ返るような花の香りが脳を支配した。

吐き気がするほどの濃厚すぎる甘い香りに、脳がしびれるような感覚がする。

激しい眩暈にも襲われ、あなたは思わずその場に膝をつき、目を固くつぶった。

KP:その時、不意に掌がチクリと痛んだ。

何事かと思い重い瞼を開くと、そこにはゼラニウムと白いアネモネが咲いていた。

それも1つ2つではない。

いくつも、いく十も、花々は咲き乱れ折り重り、肌を埋め尽くしていく。

???:「さぁ!おもてなしの時間ね!」

KP:咲き乱れる花々から、そんな嬉しそうな声が聞こえてくる。

驚きに思考が追い付かない中、それらは一気に全身を駆け巡り咲かせていく。

手を、足を、腹を、胸を、顔を—体の至る所からたくさんの花々が咲いていく。

あたかも、それが自然の摂理であるかのように。

???:「おいしそうなお姫様 特別なあなたはちゃあんと美味しそうに飾り立ててあげるわ」

汪飛:「俺が姫だったのか…?」

KP:SAN(1/1d4)。

汪飛:ccb<=75 SAN  → 48 → 成功

朱来儀:「………フェイ!」

KP:叫ぶような来儀の声に、あなたははっと我に返った。

目の前には、先ほどの部屋と同じように心配そうにこちらを見やる来儀がいる。

あのむせかえるような花の香りは消えており、もう眩暈も一切なくなっている。

自分の身体を見てみると、花などどこにも咲いていない。

あれはなんだ?あなたは立ち上がりながら、生垣の方を見た。

汪飛:「…!すみません、また白昼夢を…」

KP:そこには、先ほどまでの咲いていた薔薇はなく、代わりに枯れ果てたみすぼらしい生垣があった。

それに呆然としていると、ちゃりっと足元に何かが落ちた音がした。

朱来儀:「やっぱり疲れているんじゃないか…?」

汪飛:「…いえ、大丈夫ですよ」拾います

KP:小さな銀色の鍵。

汪飛:「これで次の部屋に行けそうですね」

朱来儀:「おっ、鍵か そうだな…この扉が出口だといいんだけどな」

汪飛:「…そうですね」

KP:扉に鍵は合います

汪飛:ガチャリ

KP:扉をくぐると、先ほどとは全く違った、重厚で落ち着いた部屋だった。

床には落ち着いた赤の絨毯が敷かれ、天井には品のいい照明具が部屋を照らしている。

見るからにどこかの豪邸の一室のようなそこは、左手に大きな本棚、右には額縁に飾られた絵らしきものがある。

KP:向かいの壁には木製の扉がある。

中央には大きめの丸テーブルが置いてあり、上に何か置かれているのがわかる。

本棚の本が気になったのか、来儀は本を手に取って読み始める

汪飛:「落ち着いた部屋ですね…む、何かあるな」テーブル見る

KP:木製でできた少し大きめの丸テーブル。上にはティーポットが4つと銀の盆が乗っている。

汪飛:ccb<=51 目星 → 11 → 成功

KP:白い陶器でできたティーポット。カップなどはないようだ。それぞれ英語で文字が書かれている。

「Milk」、「Tea」、「Champagne」、「Coffee」

どのティーポットも、ふたの後ろに「Eat me!」と書かれている。中身は空っぽのようだ。

汪飛:ccb<=51 目星 盆 → 40 → 成功

KP:曇り一つない、美しく磨かれた銀の盆。

KP:盆の下のメモを見つける。

メモ:「お姫様の為に、1つ選んで置いてね」

汪飛:ccb<=51 目星  → 81 → 失敗

KP:何も見つけられなかったな!

汪飛:「またお姫様か…」裏見る

KP:めもの裏には「せっかくなんだもの、王さまのオススメがいいよね」と書かれている

汪飛:「王様、か…来儀さん、何読んでるんですか」本棚に行く

KP:木でできた大きな本棚。

様々な種類の本が所狭しと並べられている。

来儀は気に入った本があったのか、集中して読んでいるようだ。

朱来儀:「ん?あぁ、本?これだ」

KP:「たのしいにほんご」と書かれています 楽しそう!

なし婆:そっかぁ

朱来儀:ccb<=35 日本語 → 20 → 成功

KP:読めてる読めてる!

汪飛:「たのしいにほんご…なるほど」

汪飛:ccb<=65 図書館 → 39 → 成功

KP:気になる本を2冊と表紙に文字がない本を見つける。

KP:色彩が人に与える印象について書かれた本。

①赤

【イメージ】生命・活動的・情熱的・衝動的・破壊・暴力

赤は生きる力や性を表していることから、神経を興奮させる・元気を出すという効果がある。

しかし、その反面、闘争心を出したり短気になったりするという一面も持つ。

その他にも、暖かく感じたり、時間の経過を早く感じさせたりといった効果もある。

②白

【イメージ】清潔・潔さ・美しさ・純粋・神聖・天国

白は汚れていないというイメージから、清潔感・純粋さを与えてくれる色。

また物事を軽く感じさせたり、気持ちをリセットする等、始まりを表すという効果もある。

しかし、無機質で空虚感を感じさせる色でもある。

③黒

【イメージ】暗闇・死・恐怖・悪・沈黙・高級感・男性的

黒は全ての色を吸収した色と言われており、何かを秘めた印象や影のある印象を与える。

また、男性的で威厳のある感じや都会的で洗練された印象も与えてくれる。

白とは対照的に物事を重く見せる効果があり、そのため死を表す色とされる。

④銀

【イメージ】冷たさ・金属・洗練・硬い・上品

銀は、上品で落ち着いた印象、また洗練された都会的な印象を与える。

金に比べて控えめな色なので、派手ではなく、かつ高級感を持つ色である。

また、自然界では少ない色なので人工的な印象も受ける。

⑤金

【イメージ】成功・高級・富・頂点・輝き・豪華

金は派手で目立つ色、また高価の象徴であることから、特別なものや高級感といった印象を与える。お金や富を連想させ、豊かさを感じさる。

欲を満たすといった気持ちを満足させる意味合いが強いだが、多くありすぎると高級なイメージから一変して、物欲などの低俗なイメージに変わってしまう。

⑥茶色

【イメージ】温もり・安らぎ・安定・自然・伝統・力強さ

茶色は木の幹や大地のような、どっしりとした安定感や安心感・頼りがいを感じる色である。

一見地味だが、信頼感や安定感を感じさせ、に誰もが安心し落ち着いた印象を与える。

しかし、少々の事では揺るがない強さを感じさせることもある、頑固さや新しいものを受け入れがたい印象を受けることがある。

汪飛:ccb<=51 目星  → 52 → 失敗

KP:では2冊目!

様々な飲み物について簡単な説明と写真が載っている図鑑。

・紅茶

摘み取った茶の葉と芽を乾燥させ、もみ込んで完全発酵させ、乾燥させた茶葉を用いていれたもの。

語源はその抽出液の水色から。英語では【Black Tea】という。

・牛乳

牛から得た乳汁で、一口に言っても、生乳を指す場合や、これを原料として脂肪分増減したものや、乳糖を分解したものも含める場合もある。

英語では【Milk】という。

・シャンパン

フランスのシャンパーニュ地方特産のスパークリングワイン。

シャンパンゴールドという言葉もあるくらい淡く美しい金色をしている。

英語では【Champagne】という。

・珈琲

コーヒーノキの種子であるコーヒー豆を焙煎し挽いた粉末から、湯または水で成分を抽出したもの。

英語では【Coffee】という。

汪飛:ccb<=51 目星  → 1 → 決定的成功/スペシャル

KP:後ろの方に紙切れが挟まっていることに気づく。

どこかから千切ってきたものらしく、印字と手書きの文字がある

乱雑に扱われていたためか、一部が劣化して読めない。

印字:

「一枚の絵を幾つかの小片(ピース)に分解して、分解した物を再び組み立てるジグソーパズルで、白一色で作られた物を「XXXXXXX」や「XXXXXX」と言う。

手書きの文字:

「XXXXXXXとは、少し粘性を持つ液体を、その液体を薄く塗った平たい容器に一滴落とした時、美しい王冠状の形を形成する現象のことを指すらしい。」

汪飛:「ふむ…読めなくなっているが…ミルクパズルとミルククラウン現象のことか?だとすると飲み物は牛乳で構わないのだろうか」

KP:貴方が本を見ていると本棚の後ろの隙間に、果物ナイフを見つける。

汪飛:「…ナイフか、貰っておこう」

KP:銀色の刃で持ち手が木製のナイフ。

刃の部分が銀でできていることがわかる。また、持ち手の部分に何か彫られていることに気づく。「Wake up !」

KP:表紙に文字がない本。

少し古めかしい本。読むと、誰かの手記であることがわかる。

古いせいか、一部文字がかすんで読めない。

汪飛:「Wake up…?俺は起きているが」

KP:私は食べることが好きだ。×味しいものを食べることは何よりも至福だ。

×は己の知識や権力を使い、ありとあらゆる美食を口にした。そう、ありとあらゆる美食をだ。

その結果、私はもうこの世×美×をすべて×べ××してしまった。

もはや、私の知らない××などこの世界に存在しない。誰もがそう言った。

しかし、足×ない。まだ食べた×ない。私はまだ出会っていない、この世で最も美味しいものを。

この世のものをすべて食べつくしたと言われ×うが、この飽くなき探究心は飢えたまま。

どうすればいい?どうすれば出×える?どうすればこの渇きは××される?

・・・そういえば、いつか×××んだことがある。

「好きな×、×しい××のは殊更美味しく感じる」と。

ということは、この世で最もお×しいものは「好きなものや、××いもの」ということなのか?

この世で最もおいしいもの、つまりそれは「己の好きな××××」・・・?

あぁ、知りたい。これが正しいのかどうか。

残念ながら私に×そう言ったものはない。だからせめて、感想だけでも聞きたい。

それを知るためならば、私はなんだってしよう。

「最も好きな××××」こそ、この世で最高の××たるのか、どう×教えておくれ・・・—

汪飛:「美食か…俺も美味いものは好きだが、それにしても狂気じみているような」

汪飛:「来儀さん、ちょっとこの本見てもらえますか。よく分からなくて」色彩の本を見せる

朱来儀:「ん?なんだ」

朱来儀:ccb<=75 目星  → 84 → 失敗

朱来儀:「???すまん、俺にもよくわからないな……」

汪飛:「そうですか…」

汪飛:絵画を見に行くぞ

KP:豪華ながらも品のいい金の額縁。

中にはパズルの絵が飾られている。

どこかの王とその臣下たちが描かれている。

王が何かを提案して、それを臣下たちが考えているようだ。

汪飛:ccb<=51 目星 → 83 → 失敗

汪飛:「来儀さん、ちょっとこっちに来てください」

朱来儀:「さ、ば、の、み、そ、に、……ん?なんだ?」行く行く

汪飛:「この絵…パズルの絵なんですよ、騙し絵みたいですよね」

朱来儀:「おぉ、これは凄いな!」

朱来儀:ccb<=75 目星 → 45 → 成功

KP:額縁の後ろに何か紙があるのに気づく。

朱来儀:「ん?なんだこれ」

朱来儀:とります

KP:長い文章が書いてあり、パズルの絵と関連したものだとわかる。

KP:ある日、とある王さまは言いました

「わしは何もないこの土地に1から国を作り上げた。その功績を後世に残すために像を作りたい。皆の者よ、このわしに似合う色を持ってまいれ」

臣下たちはたくさんの色を用意しました。

しかし、王さまはどれも違うと言って首を横に振ります。

「どれもこれも低俗な物ばかりではないか!高貴なわしに似合う色だぞ?早く持ってまいれ!」

王さまがそんなことを言いますが、臣下たちは困ったように顔を見合わせます。

そんな中、王さまがある1つの色を見ました。

そして、嬉しそうに笑うとそれを取りました。

臣下たちが驚く中、王さまは満足げに言います。

「うむ!これこそが、わしに似合う色ぞ!」

さて、王さまは何色を選んだのでしょう?」

朱来儀:「???」

汪飛:「…??これを見ると少し分からなくなったな…」

朱来儀:「??王の好みなんて俺たちが知るわけないだろ??」

汪飛:「自分に似合うかどうかなんて所詮、自己申告ですよね」

朱来儀:「な?」

汪飛:「選択肢はもとより4つ…低俗なものが駄目だというなら金は除外、関連性がなさすぎるから茶色もない…」

汪飛:「とすると黒か白だが…引っかかるのはさっき見つけたミルクパズル等に関する記述だな」

汪飛:「…ミルク、か。試してみるか」

KP:あなたがミルクのティーポットを盆の上に置いた瞬間、突如胸が圧迫される感覚が襲ってきた。

呼吸もできないほど締め付けられるそれに、あなたは思わず胸元を抑え蹲る。

その瞬間、どぼんと何かに落ちる音がした。

全身に感じる浮遊感とぼこぼこと口から逃げていく空気に、自分が溺れていることを理解する。

しかも、視界を埋めつくす色からして、さっき自分が選んだ飲み物ではないだろうか?

???:「さぁ!おもてなしの時間です!」

KP:どこからか、そんな楽しそうな声が聞こえてくる。

突然身に降りかかった出来事に思考を追いつかせようとするも、沈んでいく身体と苦しくなる呼吸にあなたはもがくだろう。

しかし、必死に助かろうともがくものの、頭上の光はどんどん遠のいていく。

???:「美味しそうなお姫様 特別なあなたはちゃあんとたっぷり満たしてあげますからね」

KP:SANC(1/1d4)。

汪飛:ccb<=74 SAN→ 6 → スペシャル

朱来儀:「フェイ!」

KP:来儀の声に、あなたははっと我に返った。

汪飛:「!!」

KP:目の前には、先ほどの部屋と同じように心配そうにこちらを見やる来儀がいる。

辺りを見渡すと、そこはあの不可思議な液体の中ではなく先ほどまでいた部屋だった。

自分の身体を見てもどこも濡れておらず、呼吸も苦しくない。

白昼夢か?あなたは立ち上がりながら、パズルの方を見た。

そこには、先ほどまで描かれていた絵はなく、代わりに一面真っ白なパズルが飾られていた。

KP:それに呆然としていると、ちゃりっと足元に何かが落ちた音がした。(SANc0/1)。

汪飛:ccb<=73 SAN → 61 → 成功

朱来儀:「…大丈夫か?これで3度目だぞ…」

汪飛:「ここに来てからよく見ますね…大丈夫です」拾う

KP:拾ってみるとそれは金色の鍵だ。

汪飛:「…次の部屋、行きましょうか」

KP:鍵は扉に合う

扉をくぐると、そこはあなた達がここに来る前にいた来儀の部屋だった。

驚いて振り返るとあのドアはなく、いつもの部屋のドアがあるだけ。

突然帰って来た現実に、あなたは来儀と顔を見合わせて首をかしげることだろう。

朱来儀:「…!帰ってきたのか…?」

汪飛:「…!?」

朱来儀:「な、なんだったんだ…??」

朱来儀:「…????」

朱来儀:「夢でも、見ていたのか??」

汪飛:「…??来儀さんの部屋、ですね…」

汪飛:「長すぎる白昼夢だった、ということですか…?それにしては…」

朱来儀:「ま、まぁいい…えーと、そうだ…ケーキまだだったな……????」

朱来儀:「よくわからないが……今持ってくる………????」

汪飛:「ケーキ作れるんですか…?すごいですね……」(?????)

朱来儀:「あ、あぁ…????その辺座ってまってろ……(???)」

汪飛:「は、はい…」(???)

KP:突然の事に戸惑いながらも来儀はケーキを取りにキッチンに向かう 

汪飛:「そういえば、さっきの小包は机の上にあるんだろうか」

汪飛:見る

KP:机の上には小包はなく、代わりに本が開いてあることに気づく。

また、隠れるようにして床に何か紙が落ちている。

汪飛:「本…と紙か」どっちも見ます

KP:ただの童話のようだ。開かれているページは、白雪姫のラストシーンのようだ。

汪飛:ccb<=51 目星 → 70 → 失敗

KP:落ちている紙には「悪い夢は一種の病気と同じ。病気ならお薬を飲めば大丈夫。」と書かれている。

あなたが待っていると、しばらくして来儀がケーキを持ってきた。

朱来儀:「またせたな!」

KP:そう言って差し出されたケーキは、手作りだとは思えないほどきれいにできていた。

ミルク色をしたクリームを乗せたそれは、ゼラニウムと白いアネモネの砂糖漬けで華やかに飾り立てられている。

ほんのりと漂うブドウのリキュールは、淡すぎず、かと言って邪魔にならない、程よい程度で鼻孔をくすぐる。

KP:かかっているソースはベリー系のものだろうか?

店で売っていると言われても何らおかしくないほど美味しそうにできているそれに、あなたは思わず感嘆の息を漏らすだろう

汪飛:「これを来儀さんが…!?すごいですね…」

朱来儀:「そうだ!中々美味そうだろ!」

汪飛:「はい、美味しそうです…」

朱来儀:「そうかそうか!!よかった!さ、食べようか」

朱来儀:はいフォーク

汪飛:「ありがとうございます、いただきます」

KP:あなたは来儀からフォークを受け取りケーキを口へと運ぶ。

幸運をどうぞ!

汪飛:ccb<=70 幸運  → 80 → 失敗

KP:その瞬間、口内いっぱいにとろけるような甘さが広がった。

砂糖漬けの花はほどよく香り、クリームも甘すぎずちょうどいい。

リキュールの香りと共に混ざるベリーの味が、何とも言えない幸福感を与えてくれる。

今まで食べたことのないような美味しいそれに、あなたは思わず笑みを浮かべるだろう。

汪飛:「…!美味しいです」

KP:あなたの様子を見ながら、来儀は満足げに笑う。

朱来儀:「そうか!気に入ってくれたみたいでよかったよ」

朱来儀:「実はな」

朱来儀:「そのケーキには、もっとおいしい部分があるんだ」

朱来儀:「今からもってくるから、少しまってててくれ!」

汪飛:「!そうなんですか…はい、分かりました」

KP:そう言って、来儀はぱたぱたと走って台所に戻り、すぐに何かを持ってきた。

それは銀の蓋をされており、そこからじゃわからない。

朱来儀:「開けるぞ!」

KP:そう言って目の前に差し出し、来儀は蓋を取った

汪飛:どきどき

KP:それは、ミルク色のクリームの上にあった。

それは、ブドウのリキュールに包まれていた。

それは、ゼラニウムと白いアネモネの花で美しく飾り立てられていた。

それは、真っ赤なソースを零していた。

それは、あなたにとって、見覚えのあるものだった。

あなたにはわかる。わかってしまう。

見慣れたその赤髪を、間違えるはずなんてない。

そこにあったのは、上等なケーキのように飾り立てられた朱来儀の首だったのだから!

SANC(1d4/1d8)。

汪飛:ccb<=73 SAN → 58 → 成功

汪飛:1d4  → 1

KP:おいおいおい

KP:マジ?

なし婆:小指痛いの方が上だった・・・

KP:呆然と目の前のそれを見つめている中、後ろに立っている来儀…何かがこう言った。

汪飛:「…!?これ、は…」

朱来儀?:「お前は知ってるか?この世で最もおいしいものは「好きなもの」だそうだ」

朱来儀?:「好きなものや親しいものは、この世のどんな美食よりも勝る それこそ、どんな粗末なものでさえも」

朱来儀?:「俺は知りたいんだ この世で最もおいしいものの味を!だから代わりにお前が食べるんだ、それを俺に教えてくれよ!」

KP:後ろから聞こえる声が来儀のものか、それとも違うものなのか。

耳障りなそれは尚もこう続ける。

朱来儀?:「お前は幸運だ!こんな貴重な体験をできるのだから」

朱来儀?:「…美味しそうだろ?頑張って飾り付けたんだ お前が選んでくれたものを使って、丁寧にな」

朱来儀?:「ほら早く!早く食べるんだ!そして俺に教えるんだ!至高の味を!至高の美食を!」

朱来儀?:「さぁ」

朱来儀?:「Eat me !!」

KP:来儀の首を見つめる中、背後から喜びに興奮した甲高い男のような女のような声がそう降りそそいだ。

汪飛:「………食べるわけ、ないだろう。ふざけるなよ」

KP:何か行動を起こす場合、POW*5どうぞ

汪飛:ccb<=70 POW*5  → 58 → 成功

KP:行動を宣言してください

汪飛:「…来儀さん、敵は取ります」ナイフで偽来儀さんを刺す

KP:あなたは後ろにいる来儀の方を振り返ると、そのまま持っていたナイフを突き立てた。

突然のことに反応できなかったのか、来儀の姿をしたそれは避けることも出来ず、あなたのナイフを受ける。

ぶすりと、ナイフが深々と来儀に沈んでいく。

ファミリーの姿をした相手を刺してしまった。その事実に、少なからずあなたは心を痛めるだろう。

KP:しかし、目の前の来儀からは血は流れない。

それどころか、それは怪しく笑ってこちらを見ている。

ぞくりと腹の底が冷えるような感覚を覚える中、ナイフがパキンとひび割れる。

そして、それと同時に来儀に、部屋に、世界に、大きなひびが入り、砕け崩れた。

真っ暗な世界の中、あなたと首のケーキだけが取り残された。(SANc1d2/1d4)。

汪飛:ccb<=72 SAN  → 84 → 失敗

汪飛:1d4 → 1

KP:あなたと来儀の首のケーキ以外何もない場所。

真っ暗で何も見えず、ただぽつんとあなたと目の前のそれだけが見える状態。

汪飛:「………………」

汪飛:「……………………さっき、本を見たな…………」

汪飛:「……………………いや、しかし……」

汪飛:「……………………」

汪飛:「……………そういえば、青い金平糖を白薔薇に貰ったな……」

汪飛:「…色が関係あるなら、奇跡の予感、だったか………」

※ここからフェイくんの中の人が葛藤してます

汪飛:choice[両方,アレ,金平糖] → アレ

汪飛:choice[両方,アレ,金平糖]  → 金平糖

汪飛:choice[両方,アレ,金平糖] → アレ

汪飛:アレか・・・・・・・・・・・・・

汪飛:choice[両方,金平糖]  → 両方

なし婆:そっかぁ

汪飛:「………最善を尽くすなら、両方か…」

汪飛:「……………………」

汪飛:「……………………やるか、」

汪飛:青い金平糖をくわえて来儀さんにキスします

KP:これは悪い夢だ。あなたはそう思った。

これは自分と来儀が見ている悪い夢で、こんなことが現実であるはずがない。

夢なら醒めなければ。

あなたは持っていた金平糖を口に含むと、来儀そっとキスをした。

先ほど見た本のワンシーンのように。

KP:あぁ、どうか。夢ならどうか。

祈りにも似た願いを浮かべていると、ふと、目の前の首の瞼が揺れた。

あなたが驚いてそちらを見ると、ゆっくりと来儀の瞼が上がり、そして・・・—

**

**

KP:はっと気が付くと、元の部屋に立っていた。

慌てて辺りを見渡すと、あの変な空間に行く前と何一つ変わっていない。

あの童話も、メモも、ケーキも、何一つ見当たらない。

あなたはほっと胸をなでおろすかもしれないが、すぐさま来儀のことを思い出すだろう。

KP:あなたは居ても立っても居られず、台所へと走る。

汪飛:「…!!来儀さん!」

KP:台所へ行くと来儀が立っていた。

KP:首だけじゃない、五体満足で楽しそうに歌いながらお茶を用意している。

朱来儀:「さばの味噌煮は~♪……ん?なんだ、フェイ?どうかした?」

汪飛:「……いえ…少し気になることがあっただけで」

朱来儀:「??気になること??」

汪飛:「はい…でも考えすぎだったようなので、大丈夫です」

朱来儀:「そうか?変な奴だな~ すぐお茶持っていくから、そっちで待ってろ!」

KP:目の前で笑う来儀は自分のよく知っているもので

KP:あなたはそれを見て、ようやくいつもの日常に帰ってきたことを実感するだろう。

***

***

おめでとうございますシナリオクリアです!

正直ノーマルエンドいくかなって思ってた

True End 「悪夢からの目覚め」

【報酬】

生還:1d6

NPC生還:1d6

NPCの首にキスをした:1d3

NPCに金平糖を食べさせた:1d3

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?