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カラクリというオンラインコミュニティを作ってから早3ヶ月。
あーだこーだと皆でセッションを続けているんですが、やはり実感としては
「扱う側(ここでいうとセラピスト)によっての差が大きい」
ということ。


概念は共通に作れたとして、
実践(ここでいうと臨床場面)に関しては
個々のマインドやスキルに依存するので
扱い方にオリジナリティが生じます。

つまり、カラクリの限界は
「このあとはご自由にやってください」ってとこに落ち着きます。
いい加減に思えるかもしれませんが、
いい加減にしないようにするとこうなっちゃいます。

で、半ば強引にほったらかされた参加者はどうなるかっていうと、
各々自身の方法で臨床に向かえるんですね。
(もちろん全然シェアした内容を利用しない方もいるとは思いますが、それもそれでOK)
これはこのコミュニティの長所だと思います。

このコミュニティでは、
答えを持ってる人から教えてもらうのと訳が違うので、
とても面倒で、なかなか話が進んでない感がありますが、
一から皆で創っているので理解度が違います。
上手くいかない時、戻る先があります。

ここで思い出したんですが、
私が職場で自作したマニュアルを今年の新入職員に質問された時、
スムーズに返答できたんですよね。
今年は介護報酬改定年なので、改定内容とその内容に至る変遷も合わせて。

面倒だなと思いながら、時間がかかったマニュアル作成も
数年遅れで役立った実感が湧きました。




「急がば回れ」ってのはどうやら
ずいぶん遅れて効果を発揮するみたいです。

答えを聞くのは「即効薬」、
それまでを経験するのは「日々の体調管理」
みたいな感じに思えました。
それぞれ使い分けが必要ですね。


カラクリも後々その効果が出てきそうです。

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