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メックウォーリア3 完全日本語版 Windows 10 インストール&起動方法

他所に投げたものの再掲。元記事

1,インストール

管理者権限を有するアカウントでインストールしてください。最新のWine VDMを導入済みの場合、下記の手順は飛ばせるかもしれません。

CDの中身をエクスプローラで表示し、Setup.exeを管理者権限で実行。起動しない場合はタスクマネージャを開き、詳細からsetup.exeを右クリック、待機チェーンの分析から関連するすべてのプログラムを終了させる。まはた、 待機チェーンの分析からsetup.exeの下にある関連プログラムのみを終了させる。 Setupが正常に起動するまでこれを繰り返す。

インストーラー起動後、コンポーネント選択画面でカスタムを選択し、動画ファイルを含む全てのファイルをインストールする。
インストール完了後、Readmeを開く・DirectX6.0のインストールのチェックを両方とも外して終了する。どちらかのチェックを入れたまま終了した場合、インストールフォルダが削除される可能性がある。ReadmeのテキストはCD内に存在する。

完了直後にシステムコンポーネントの~と表示されてフリーズした場合、タスクマネージャーのプロセスにあるInstallShield関連の.exeを終了させる。これでも一応は問題なくインストールされているはず。

2,パッチと起動まで

このままでも一応が遊べるが、ゲーム中盤で進行不能に陥るバグが発生する。

http://web.archive.org/web/20000305102354/http://www.mediaquest.co.jp/faq/faq_0.html

閉鎖されたメディアクエストのサイトより修正パッチを入手。CD/DVD版の2種類ある。 文字化けしてわかりにくいが、「?IMW?RCD.EXE?j2.46MB」がCD用、その下がDVD用のパッチ。ちなみにページの文字化けはブラウザ拡張のテキストエンコーディングで解消できる。おすすめ。

インストーラーは正常に起動しないはずなので、7zipなどの解凍ソフトで.exeをフォルダ形式で解凍し、中にあるsetup.exeを前項の方法でインストール。

上記の方法で問題なく起動するはず。自分の環境、Windows10 64bitで最後までクリアできました。

3,既知の問題

・一部ミッションで装甲車が跳ね回る(進行可能)
・ミッション2のサブ目標、装甲車との戦闘でエラーが起こる(スルー可)
・音楽が再生されない。MW2のように優先度の高いディスク・ドライブで再生されると思いきや失敗。他の要因?

4,感想・その他

名作MW2の続編。よりシム要素を強めた、しっかりとしたゲーム性で堅実に作られています。シム部分に力を入れ過ぎて癖をより一層強めた気もしますが。

ストーリー。単身敵地に降下して、はぐれた仲間たちと合流しつつ敵の最深部に殴り込む物語は、最後まで目的を見失わずに進行するのでとてもわかりやすいです。

ローカライズは吹き替え、台詞回しともに違和感なくきちんとしています。いかにもな悪役声の敵司令官、単騎で殴り込んでくる敵エリートパイロット達の声は秀逸。

ゲーム性。ゆっくりと着実に進行し敵を打ち倒してゆく流れはMW2を順当進化させた作り。 全体の難易度は普通で、時間制限のある破壊ミッションがやや難しい程度。

戦闘はシステムを理解すれば優しめ。序盤から登場する整備車両でミッション中でも装甲の回復ができるので、自機だけで突出しない限り撃ち負けることは少ない。

対メックの戦闘は面白く、前作になかった要素として敵メックの足に攻撃を浴びせ転倒させることが可能に。ロケットやミサイルにより地形の破壊もでき、地面に開いた大穴に敵を追い込みぶっ倒すなんてことも。

難点はゲームを進めにつれて取捨する項目が膨大になり気軽に遊ぶにはかなりダレます。かといって適当に選んだり全ての装備を捨てて置いておくと後々積むのでだるいです。また、発熱量が高くて即座にオーバーヒートを起こしてしまうERレーザーLのみに頼りきった最序盤の戦闘も快適とは程遠いです。下手したらプレーヤーが投げてしまうかもしれません。ヒートシンクや新しい武器が手に入る3面辺りからは面白くなりますが。

映像はどちらかといえばシム寄りの写実系。当時としては美麗だが、常にどんよりとした地味な背景で戦うのでSFチックさは薄め。この時代には珍しくセルフシャドウに対応している?

音楽はかなり少なく、戦闘中BGMは作戦開始時の一種類のみ。MW2のような未来感あふれるテクノミュージックの詰め合わせを期待して肩透かしをくらいました。

99年当時としては優れた味方AIを備えていて、自機や他の仲間を誤射をしないのはもちろん、障害物や橋などで足を取られないのは見事。5のAIよりゲームデザインに合っているのかもしれません。状況により適切に喋るパイロットは没入感を高める手助けをしてくれます。

終わりに。最後までだダレずに遊べました。けしてつまらなくはないので、昔のロボゲーやPCゲームの資料として遊ぶ価値はあります。ピンときた人はどうぞ。

参考元:PC Gaming Wiki http://www.pcgamingwiki.com/wiki/MechWarrior_3

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