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20230115 somnia
夢を見た。
何かの参加者になってしまったらしい。
大きな屋敷の前に、ずらっと参加者が並んでいた。私もその一人。
整理券を渡されて、言われた場所へ足を運ぶ。
奇妙な格好の少女がいた。他の参加者も皆女性だ。
「それじゃ、いきましょうか」という声で、屋敷の中へ。
薄暗くて天井の低い部屋に入る。壁面に沿って作り付けられた赤いソファに座った。
そこからは延々、テレビを見ていた。ただのテレビというより、何者かが作成したPR動画を延々見るようなイメージ。
ふと、背後にある部屋の窓を振り返った。外には、その動画の作成主なのか、男の人たちが食い入るように室内を見ていた。
動画を見終わり、再び廊下に集められる。陰気で古臭い廊下だ。
「コスチュームを変えましょう」と、その人。
何やら大きな靄のような、生き物のような、おどろおどろしい何か巨大なものが出現した。その何かの前で目を瞑り、服を選ぶ想像をする。
すると、その巨大なものから腕のようなものが飛び出して、私の首を掴んだ。ぐえ、と声を上げた瞬間、私の脳内と何かがリンクしたような、不明瞭な電気信号を感じた。
ゲームアプリの画面のようなものが視覚に入る。目線を動かしただけで内容が動くようだ。
その状態のまま、私は服を選んでいた。操作は慣れないが、なかなか直感的で分かりやすい。
バーチャルの世界というのは、こんな感じなのかな、と思った。
目が覚めた。
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