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篠澤 広について

書き散らし

『アイドルマスター』シリーズ完全新作である『学園アイドルマスター』が2024年5月16日(木)にリリースされました!

その『学園アイドルマスター』(以下「学マス」と称する)に登場する
篠澤 広という人物について話したいのですが、彼女の人となりを言葉で説明する前に是非この楽曲を聴いてほしいです。

これですね、凄すぎ。

・彼女のアイドルとしての未熟さ、体を動かす声を出すという人間的行動への不慣れさを楽曲という媒体を通して表現されすぎていてビビりました。
アニメやゲーム等所謂サブカルチャーにおいての「キャラの特定のスキルに対するレベルの低さ」みたいなのを表現する際の、ある一定の低さまでしか描けないそのボーダーみたいなものを軽々と超えている気がする。

決して否定的な意見を述べているわけでなく、聴いてみると、そのボーダーを超えてもなお破綻しない、むしろこれでしか有り得ないと思わせられる不完全故の完全みたいなものを感じました。

作中で度々語られる「アイドルに向いていない」と言われる彼女が発する不安定な音程や息遣いの歌声によってようやと完成する曲、凄すぎ2。

「ある一定の低さまでしか描けないそのボーダーみたいなものを軽々と超えている気がする」
↑因みにゲーム本編のライブシーンでの歌声はもっとすごい。


・なんだか篠澤 広の事をなんも出来ないダメダメ人間みたいに書いちゃったけど、全くそんな事はなく14歳で海外の大学を卒業しており、高等部入学試験では座学を満点をとるという超絶天才。
そんな他人より人生における選択肢に恵まれている彼女が、一番向いていないと自負する「アイドル」を目指します。

周囲から褒め称えられる今までの日常とは真逆の、自分が「落ちこぼれ」としての世界に自ら身を投じ、周りと同じスタート地点に立ててすらいない事を楽しんでいるその状況を、凡人且つ第三者である私が画面越しに観て、「もったいない」という感情が湧いてこないほどの篠澤 広のアイドルに対する興味や熱量に感動しました。


まだ学マスを始めて数時間でこの文章を書いているので、篠澤 広の人間像を1割も理解出来ていないと思うのですが、単にキャラとして好きになるまでの初速が早すぎたので思い付きで筆を取りました。




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