アニの考古遺跡について/阿加井秀樹

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みなさんこんにちは阿加井秀樹です。

今回ご紹介する世界遺産は先日同様にトルコの世界遺産についてご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのは「アニの考古遺跡」という世界遺産についてです。

アニの考古遺跡はアルメニアとトルコの東部に位置しておりシルクロードの中継地として栄えました。

10~11世紀にアルメニア人が定住しおりましたが14世紀にトルコの支配下になるとアルメニア人は退去を余儀なくされました。

すると次第にアニは放棄され適切な保護を失いました。

現在は世界遺産にもかかわらず廃墟と化し略奪や破壊行為が横行しているともいわれています。

アニはアルメニア人にとっての文化的、宗教的、国家的な遺産として認識はされていますが、アニの考古遺跡がある場所は廃墟となるだけあってかなり辺境の地に位置しています。

周りを見渡しても平原が広がり建物はほとんどありません。

また、実際に見に行こうとしてもかなり時間を要するそうです。

国境沿いということもありそもそもこの遺跡に足を運ぶ人もそんなに多くないのが現実なのでしょうか。

一面に広がる平原に点在する遺跡はまるでジブリ映画のようなすこしノスタルジックな場所なのかもしれません。

トルコの世界遺産は日本とはテイストがことなりまさに異世界を感じさせる場所が多い印象です。

機会があれば一度足を運んでみた世界遺産でした。

それではまた。

阿加井秀樹

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