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甘くやさしい香りの花スイカズラ

今、まさに最盛期の花スイカズラ(忍冬)

日本原産のつる性低木常緑樹植物です

見た目はとても可愛らしい花です

一つの枝から、白色や黄色の花が群れ咲いています

金網に絡み垣根のようになって咲いています

清涼感のある可愛い、やさしい香りの花スイカズラ

手にとってみたい花…

金網に群生しているスイカズラ

いわれは、花に甘い蜜があり”蜜を吸うつる植物”ということからスイカズラ(吸い葛)と呼ばれるようになったようです

とても生命力の強いつる植物で,金網のフェンスなどに絡ませると良い垣根として繁殖し、毎年かわいい花を咲かせます

白色の花と黄色の花

風水学からは、スイカズラのような香りの良い花には幸せな恋を引き寄せる効果があるといわれています

花は最初に白い花が咲き、次第に黄色へと変化します

黄色の花が目立つようになっていく

スカイカズラは、金銀花・ハニーサックルの二つの別名があります

香水や精油に人気のあるジャスミンと共通したところがありハニーサックルと呼ばれるほか、一つの枝から白色と黄色の花が咲くことから金銀花と呼ばれ、ジャスミンに似てるような花です

黄色の花へ変わっている

スィカズラには薬用効果が豊富です

漢方薬として古くから利用されているのは,抗菌・抗炎症・解熱・利尿効果のある薬草に…

全草(茎葉)は煎じた液は、ノドや痔の痛みをとる民間薬、乾燥させたものは夏バテ・むくみ・食中毒を防ぐ「忍冬茶」・「金銀茶」などで飲用

スイカズラの葉っぱの花を上白糯米とともに焼酎に浸け込んだ不老長寿の健康薬酒”忍冬酒”が静岡・浜松市の名産品として販売されています(当時では長生きしたといわれる徳川家康が愛飲したお茶とも伝えられています)

黄色に変化したスイカズラ

このほか、熊本大学薬学部薬草園・植物データーベースによると
① 茎葉は、解毒・止痛作用がある
② 腫れもの・発熱・咽頭通・化膿性疾患・筋肉や関節の痛み・ヘルペス・
  子宮内膜症などに用いる
③ 外用・浴湯料・お茶代わりに飲用してもよい
④ 口内炎・扁桃腺炎にはうがい薬とする利用

花は、茎葉よりも解熱効果が優れている

薬用部分は、花と茎葉

身近にこんな民間薬として効果・効能のある花々があるとは驚きです

利用できるのは、よく洗った花を瓶に入れて、金柑・みりん・蜂蜜を入れ、目いっぱいにブランデーか焼酎を注いで約1ヶ月くらいまで保管してから飲めます

花言葉:愛の絆・友愛・献身的な愛

誕生花:6月3日、6月22日、6月30日

フェンスいっぱい絡むように咲くスイカズラの白色や黄色の花々を見ていても飽きない花の一つです

                     参考資料:
                      こどもの国日誌
                      LOVE GREEN
                      熊本大学薬学部薬草園
                         植物データーベース


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