【ワンピースカード】緑ウタ解説【全文無料】
こんにちは。ばんちきです。
今回は、【緑ウタ】の紹介です。
スタートデッキで新規収録されたリーダー《ウタ》を活かして、特徴「FILM」を軸に構築されたデッキです。
ぜひ最後までお付き合いください!
対戦動画
【緑ウタ】デッキリスト
今回はこのリストを基に解説を進めていきます。
アタッカーとして優秀な3コスト5000ラインを多く採用して、《ブルック》や《ルフィ》からの横展開で打点を伸ばしていくのが主な狙いです。
リーダーの攻撃時効果でリソース消費を抑えることができるため、継戦能力が高いビートダウンデッキと言えます。
【緑ウタ】特徴
リソースが途切れにくい
リーダーが単体でリソースを増やせるため、積極的にドンを付与して攻撃していくことで継続して打点を供給できます。
自ら手札を増やせるリーダーがいかに強力であるかは、過去環境の【青黒レベッカ】が証明した通りです。
ワンピースカードは単純に手札を増やす行為に対してかなり厳しいゲームなので、破格のリーダー効果を持っていると思います。
当然ながらリーダー効果はヒットするに越したことはないため、特徴「FILM」を持たないカードの枚数には気を付ける必要があります。
デッキ内の非FILMが10枚であれば、おおよそ80%でリーダー効果がヒットするため、非FILMは多くても12枚が限界かなという印象です。
再現性が高い
リーダーのドロー効果に加えて、《ナミ》や《新時代》といったサーチカードのおかげで、《ルフィ》から横展開に繋ぐ動きの再現性が非常に高いです。
特に《新時代》は実質0コストで使えるため、欲しいカードがあるターンに一気に発動することで、サーチの回収先がダブってしまうような事故を避けやすいです。
また、サーチ札で大量に山札を掘り進めていくので、採用枚数が少ないカードにもかなり触りやすいです。
そのため、ゲームに絡ませたいものの複数枚引きすぎてしまうと困る《私は最強》のようなカードも、数枚デッキに入れておくだけでプランに組み込むことができます。
【緑ウタ】カード解説
採用カード
《バルトロメオ》
このデッキは《ルフィ》をアタッカーとしても積極的に使用するため、《ルフィ》を大事にしながらゲームを進めていく必要があります。
そこでこのカードを登場させておくことで、終了時に《ルフィ》をアクティブにして相手の大型キャラによる攻撃から守るのが主な狙いです。
単純に《ルフィ》を大型ブロッカーとしても再利用できるうえに、レストになったこのキャラを放置してしまうと次のターンも再度《ルフィ》が効率よく使えるようになるため、相手目線では処理せざるを得ない場合が多く、実質ブロッカーのような役割も持てるカードです。
《ユースタス・キッド》
上級キャラは《10ドフラ》とこのカードの2択というのが一般的ですが、今回はこちらを採用しています。
このキャラを処理することが難しいデッキに対して滅法強く、リーダー効果や《ナミ》で継続的にリソースを稼ぎつつ《ウタ》を添えて要塞を築くことができます。
また、このカードに対する有効な攻撃方法を知らないプレイヤーに対しては、相手のデッキがなんであれ強烈に突き刺さるため、いわゆる「初見狩り」や「わからん殺し」で不利対面を逆転するための要素という一面もあります。
《私は最強》
リーダーが実質【緑キッド】のような動きになるカードです。
緑のデッキは速攻が無いため、基本的には盤面に見えている通りにしか打点が出ないという性質を持っていますが、このカードで攻撃回数を増やすことで実質速攻として打点を追加することができます。
デッキに1枚でも存在するだけで組めるゲームプランが一気に変わるため、0枚採用と1枚採用の差がかなり大きいカードだと思います。
個人的にはどの形であれ1枚は採用しておく方が無難という認識です。
採用候補カード
《ジュエリー・ボニー》
特徴「超新星」サーチで、このデッキの核である《ルフィ》を回収するのが主な狙いです。
《ルフィ》から横展開を行うプランと《8キッド》の要塞プランの両方を支えることができるため、デッキの再現性がさらに向上します。
このカードを採用する場合は、構築段階から《8キッド》の要塞プランを強く意識して、特徴「超新星」を持つ《バルトロメオ》や《ゾロ》といった《ルフィ》と好相性のカードを多めに採用するのがオススメです。
《ドンキホーテ・ドフラミンゴ》
素引き要求ではあるものの、単体での制圧力が非常に高く、不利状況を逆転できるカードです。
しかし、このデッキは【緑紫ドフラミンゴ】と違って《テゾーロ》や《クイーン》といった単純なドローでデッキを回す手段を持たないため、このカードを連打する動きはかなり狙いづらく、要求値が高いと言えます。
不利対面筆頭候補である【紫ルフィ】は、盤面に並ぶキャラが強すぎるためこのカード1枚では到底抑え込むことができず、そのまま押し込まれてしまう展開になりがちです。
そのため、対【紫ルフィ】を意識して《8キッド》と比較するのはやや違うのかなと個人的には思います。
【緑ウタ】回し方
打点を横に広げる
《ブルック》《ルフィ》を活用して、とにかく横展開を押し付けていきます。
キャラそれぞれのパワーが低めのデッキなので、攻撃回数で押し切る勝ち方を目指しましょう。
リーダー効果を使うことを狙いすぎるとキャラの展開にドンを割り振れなくなるため、自分が回す際は基本的にキャラの展開を優先するようにしています。
ゲームプランを見極める
・レストになった自分のキャラを積極的にカウンターで守り、盤面差で押し切るプラン
・レストの自キャラを無理に守らずに実質ライフとして扱い、毎ターン後続となるキャラを展開し続けて攻め切るプラン
・要所でキャラを縦置きして相手にライフを攻めさせてカウンターを温存し、《8キッド》登場後に自分のキャラを守りながら攻めるプラン
手札を多く持てるデッキなので、この他にも様々なプランを選ぶことができますが、自分の手札に合わせてあらかじめ大まかなプランを立てておきます。
ここは回してみないと想像が付きづらいポイントだと思いますので、手札がジャバジャバの状態で好きなゲームプランを組める【緑ウタ】の面白さをぜひ味わってみていただければと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
現状は特徴「FILM」の2000カウンターが《チョッパー》しかないために、『2000カウンターが少ない』というデッキの弱点を補完しづらい状態ですが、新規にFILMカードを獲得したタイミングで更に化けそうなデッキなので、今のうちから触っておいて損はしないと思います。
リーダー効果は明らかに壊れ寄りです。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。それでは!
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