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旅先で「浪費」してみたことで、「倹約」すべきことにも気づけた話。

つい先日。
6/14~16の3日間で、名古屋のほうまで旅しに行っていました。

旅先でやっていたことはこんな感じです↓

6/14:DIR EN GREYのライブ
6/15:サカナクションのライブ ※急遽チケット確保して行けた
6/16:名古屋に住んでいる大学時代の友人に会いに行った

旅というよりは、単なる観光だったかもしれませんが笑
ともかく、かなり充足感のある2泊3日となりました。

普段だと、ライブの話をすると内容に対する感想を書きたくなるのですが
今回は少し視点を変えて、旅先で感じた『お金の使い方』に関する話を書こうかなと思います。
というのも、今月の目標立てのときにも書いたのですが…

というのも、ここ最近倹約を意識しすぎて、日々の生活があまり楽しめていないな~と思えてきたので。
気分で遠出してみたり、映画やお笑いを観に行ってみたり、そんな日々も削ってしまっていた気がするので、すこーしずつ取り戻していこうと思います。

24年5月の振り返り&6月の目標立て。|ak-viden

そんなわけで、今回の2泊3日の旅ではあえて
『こういう場面では浪費してもいいかな』と思ってお金を使ってみた場面がありました。
その結果、『浪費してみて良かった』『この出費は要らなかったな』とそれぞれ感じたので、それについてあれこれ書いていこうかなと思います。
きっと、今回こうして掴んだ「浪費」と「倹約」の考え方は、日々の生活にも活かせるものと思っています。

浪費して良かった

・旅先ならではの娯楽費
今回名古屋旅をするうえで、自分が一番楽しもうと思っていたのは「食」でした。
モーニング、味噌カツ、担々麺、気になっていた創作居酒屋のおばんざい、などなど…
そのため、外食にかけるお金がどうしても多くなりましたが、やはり『普段行けない出先で食べるもの』ってめっちゃ美味しいんですよね。
あと、旅先から帰ってきてからというものの、このとき外食で奮発しちゃったから、食費に対する財布の紐をより一層引き締めないと…みたいな気持ちもわきました。
そんなわけで、旅先で何かひとつこれを楽しもう!と思っているものが予めあれば、それに対しては浪費したほうが良いと思います。
今回は「食」でしたが、「名所の観光」とか「宿での過ごし方」など、目的が変わっても同じことが言えると思います。
ちゃんと思い出になるし、思い残しがあるとかえってその後ズルズルと浪費することに繋がる気もするので。

・価値がわかるモノへの突発的な出費
今回の旅程のうち、サカナクションのライブは「急遽」チケットを確保して行ったと冒頭で述べましたが、実はそうだったのです…
出発時点ではまだライブチケットを持っていなかったのですが、ライブ当日までになんとか確保して行くことができました。
というのも、この日(6/15)も本当はDIR EN GREYのライブに行きたかったのです。ただ、チケットを買いそびれてしまい…。
なんとかチケット確保できないかとあくせくしていたのですが、もう難しそうかな、と思い至りました。
そんな中、同日にサカナクションのライブがあると知りました。しかも、ちょうど自分が居る名古屋で。
もともとサカナクションは音楽フェスで見聞きしていたり、前回のツアー『アダプト』も、武道館公演を観に行ったりしたことがありました。
既に他の場所でも何公演か行われており、行ってきたと言う知人たちからの評判も良く、内心(機会があれば行ってみたいな)と思っていました。
まだチケット買えないかな、とあれこれ調べていると、リセールなども行っておりまだ間に合いそう。滑り込みでエントリーして、なんとか行くことができました。

結果、すごく良いライブで『行ってみて良かったな』と思えました。
かつ、突発で参加したのも、旅先ならではの『イベント性』を感じられて、良い思い出になりました。
きっと、行けていなかったらこの日は(まわりに色んな楽しみがあるのに、なぜ自分はどれにも手が届かなかったんだ…)みたいな感じで悶々として過ごしていただろうし、この旅における物足りなさにも繋がっていただろうなと思います。
ただ、それもこれも自分がサカナクションの音楽やライブの価値を、ある程度事前にわかっていたからだと思います。もし、一度も見聞きしたことのないライブやイベントに突発で行っていたら、きっとその価値を理解するために精一杯で、楽しむ余裕なんて無かったはずです。
自分が価値を感じられると理解したうえでの、突発的な出費は全然アリだなと思いました。

・友人へのお土産代
今回は、名古屋で会う友人のために東京土産を持っていきました。品川駅で新幹線に乗る前に、これ良いかもと思ったお菓子を買って行って渡しました。
あとは、都内の友人のために名古屋土産も買って帰ってきました。

お土産を買うときって、相手のことを想像するというか、大げさな言い方をすると『思いやる』ので、一人旅の中でそう思える瞬間があっても良いのではと思いました。
別にそこまで高価なものじゃなくてもいいし、相手が食べきれそうな分量のもので良いと思います。自分もそうしましたし。
逆に自分が何かお土産を貰うときも、お土産そのものと言うよりは、旅先で自分を考えてくれた気持ちを嬉しく思うので。

倹約して良かった

・交通費・宿代
旅費のことは、事前にある程度考えて計算していました。
その中で、どうしても高くついちゃうのが「交通費」と「宿代」。

交通費については、当初は
行き:普通列車を乗り継ぎ
帰り:4,000円ほどの高速バス を考えていました。
ただ、かかる時間や事故や遅延のリスクを考えると、ここまでしなくていいかとも思い、新幹線と宿のパックに変えました。
新幹線(東海道新幹線)は、一番早い種別である「のぞみ」に変更すると追加料金がかかるため、行きは「ひかり」、帰りは「こだま」に乗りました。これまでだと、「ひかり」や「こだま」は、「のぞみ」に比べると所要時間がかかることから敬遠していたのですが、当初考えていた普通列車や高速バスと比べたら全然早いので、選択肢として普通にアリだと思えていました。
結果として、行き/帰りともに特に不満やストレスはありませんでした。
そんなに早く行かないと破綻するほど旅先での予定を詰めていなかったので、行きは困りませんでした。帰りも、所要時間が長いほうが旅先での余韻に浸れる時間も増えて、これはこれで良いなと思えました。

宿のほうは、1泊はパックで確保して、もう1泊はカプセルホテルを別でとりました。そっちのほうが安く抑えられたので。
カプセルホテルも、昔は近くの人のイビキや物音が気になって敬遠していたのですが、なんやかんや疲れてきたら寝られることがわかったし、着いても寝るぐらいしかやることが無いと分かっているなら選択肢としてアリだなと思いました
(コロナやインフルもまだ流行っているので、感染予防は依然として必要と思いますが)。

・ペットボトルとかの飲み物
今回名古屋に行った3日間はすごく天気も良く、加えて湿度も結構高かったので、おのずと飲み物を手に取る機会も増えました。
これまでの自分だったら、コンビニや自販機で500[mL]ペットボトルをバカスカ買いまくっていたのですが、今回は水筒を持っていきました。
そして、ドラッグストアで2Lのやっすい飲み物を買って、必要なぶんだけ水筒に入れて、残りは宿の冷蔵庫で冷やしておく。
そんなことをやっていました。

自分のは結構極端な例だと思うので、多分ここまでやる必要はないと思います(笑)
ただ、『買う場所』や『量あたりの価格』には気を遣っても良いのかなと思います。
買う場所については、コンビニや自動販売機を使わずに、スーパーやドラッグストア、ディスカウントストアで確保することを心掛けてみる程度で良いと思います。
量あたりの価格ですが、500[mL]よりも1~2[L]のペットボトルのほうが安いので、重いものを持ち運ぶことが苦でなければ後者を手に取るのも一手だと思います。
自分は日頃、お茶もスーパーで汲んできた水にパックを入れて作っていますが、そうすると(500[mL]のお茶や水に数百円も払うの高くない…?)ってな価値観がおのずと身につきました。

・ライブグッズ
今回はDIR EN GREY とサカナクションのライブに行きましたが、その中で『ライブグッズどうする問題』に直面しました。ライブ行く時あるあるですね。
結果、購入したのはDIR EN GREYのライブ会場限定ステッカー(500円)と、メンバーのアクリルスタンド(1300円)。サカナクションのライブグッズは、今回ちょっと見送りさせてもらいました。
アクリルスタンドのほうは、自分が一番好きなメンバー、Shinyaさんのモノが自引きできてラッキーだったぜ!なんて話は置いておいて…

大事だと思ったのは、『ライブ会場でのノリや気分に左右されすぎずに、欲しいものを選ぶ』ことです。
以前までの自分は、『ライブに来たからには何か買わないといけない』といった観念に駆られていたように思います。ライブの物販アナウンスでもよく言われる、『ご来場の記念に是非~』ってやつですね。
あとは、アンコールで登場したアーティストが、Tシャツやタオルを身につけているのを見たり、知人がこぞって身につけていたりすると欲しくなったり。
ただ、最近ではそうした気持ちよりも『買った後の置き場はどうするのか』とか、『ライブ後数年経っても、これを見て思い出せることはありそうか』といった事情を優先するようになりました。
今は、ライブ終了後にもグッズを買える手段があります。アーティストごとにオンラインストアを持っていることも珍しくないですし。
そのため、一旦買い控えてみて、どうしても後々欲しくなったらそうした手段を使って手に取るのもアリだと思います。日常生活でいうと、『ほしいものリスト』を作って、本当に欲しいものだけ買い物するのと似ていますね。

きっと、そういう風に手に取ったモノって、『買った後に置き場に困ってもいい』とか、『ライブ後数年経っても強く思い出せるものがある』とか思える、気持ちのこもったモノだと思うのです。
そこまで気持ちをこめられるものだけ、手元に残して大切にすればいい。
賛否両論とは思いますが、そんな考え方もあっていいんじゃないでしょうか。

倹約すべきだった

・旅の準備をしっかりしていれば回避できた出費
先述の通り、この2泊3日が結構暑かったのですが、その中で生じた困り事のひとつに『替えの下着とTシャツが足りなくなった』がありました。
2泊3日の旅程に必要なぶんだけ持って行っていたのですが、汗をかくたびに着替えていたら、最終日に着るものが足りなくなってしまいました。
加えて、最終日は友人と会う予定の日。そのへんは万全の体制で会いたいなと思っていました。
現地調達も考えましたが、カプセルホテル近くのコインランドリーにお世話になることにしました。洗濯と乾燥あわせて700円もしました。
これ、地味に手痛い出費でした。旅先でいただいたモーニングよりも高い値段だったし、なにより予備の着替えを持って来てさえいれば回避できたから。
旅先の天気や気温は事前に知っていたので、少し多めに着替えを持っていた方が良いのでは、と事前に少し予想できていたにもかかわらず、手持ちのキャリーケースには全然空きがあったにもかかわらず、必要最低限しか持参しませんでした。事前準備って必要だな…と痛感しました。
今後も、旅先で起こりそうな困り事や、必要になりそうなものはちゃんと予想して準備して、回避できる出費は回避していこうと思います。

以上が今回感じたことです。
引っ越ししてから半年ほど、倹約ばかり意識して日々を少し楽しみきれていないふしがあったので、今回の旅で『浪費』してもいいと思えることに改めて気づけたのはよかったです。
いっぽうで、そんな中でも無駄な出費だったと感じたものもあったので、それらは日常でも『倹約』すべきことなのだろうなと。
引き続き、メリハリつけながらこの大円安時代を渡り歩いていきたいと思う所存です。

おまけ

せっかくの旅の話なので、旅先での写真もいくつか載せたいと思います。

6月14日

お昼に入った矢場とん
なんやかんやで味噌カツ好き。名古屋来たら必ず食べる。
DIR EN GREYは芸術 @愛知県芸術劇場
買ったグッズ。
会場限定ステッカーはToshiyaさん。アクスタはShinyaさんのを自引きできて運あるなーと思った。
会場近くのオアシス21。
夜景モードにしたら結構キレイに撮れた
ライブ後に行った、創作居酒屋「ぽろ」さんにて。
おばんざい美味かった。
チキン南蛮。これも美味すぎた。

6月15日

支留比亜さんのモーニング!
小倉トースト美味すぎた。
名古屋パルコのタワレコにて。
ライブ前日にShinyaさんが残していったサイン色紙があった。
名古屋エスカにある担々麺のお店「想吃担々麺」。
辛いけどちゃんと美味しい。山椒効いてるの個人的に好み
散歩してたら見つけた。
激渋な建物の食品センター。
急遽駆けつけたサカナクションのライブ。
完全復活おめでとうございます。また踊りに来させてください。
終演後にステージの写真を撮れたので。
自分の位置とカメラの腕ではこれが限界だった。

6月16日

友人と会うまでに時間があったので乗り鉄。
リニモ。なんかトライフォースみたいなロゴしてんね。
サカナのライブで紹介されてた「KISO」ってパン屋さん。
その効果もあってか行列できすぎてて諦め。またの機会に来ます。
友人と食べに行ったお店にて。シャチホコ丼みたいなの食べました。
見た目のインパクトだけじゃなく、和製もちぶたを使ったトンカツ。かなり美味でした。
ぐっばい名古屋。また来るぜ!ってな一枚で締め

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