性病、避妊のおはなし
性病は市販の薬では治りません。
病院に行かないと治らない病気です。
ほっておけば悪化します。
性病や避妊に関して調べた事がない人に向けて書いてみました。
有名な性病
クラミジア、淋病、梅毒、性器ヘルペス、エイズ、カンジダ
また避妊について話します。
こういった素人の情報は眉唾物です。正確ではないので流し読み程度にし、正しい知識は病院のホームページなどで必ず確認をお願いします。
初めに
"何をしたら感染するのか"
1番知ってほしい性病の感染経路について
性病のほとんどは粘膜(ねんまく)同士が触れ合うと感染します。
粘膜とは、亀頭(ちんこの先っぽ)、膣、口の中、尻の穴、目など。つまり
・キス(口と口)
・クンニ(口と膣)
・フェラチオ(口と亀頭)
・ゴムをしない挿入(亀頭と膣)
で感染します。全ての性病はキスでも移ることがあります。
また体液(血や精子、我慢汁、膣液、よだれ)で感染します。
精液や唾液を飲んだり、ついた手で触ったり、目に入っても感染します。
(エイズはキスをしても理論上何リットルと唾液を飲まなければ感染はしないそうですが、歯磨きや口内炎、歯周病で血が混ざっていたら別です。)
性病は「コンドームをしているから」「フェラもゴムだから安全」というわけではありません。
これから性病をざっくり説明したあと
"感染を防ぐためにどうするべきか"
"避妊や性病検査"
について書きました。暇なときにでも読んでみてください。
・クラミジア、淋病
この2つは感染力が強く、症状も似てます。
・おしっこや射精時に痛み
・性器のかゆみや異臭
・尿道から膿
・喉の場合は腫れや痛みなど。
恐ろしいのは症状が出ないケースも多いということ。
気づかず性病をばら撒くリスクがあります。
知らぬ間に進行して、喉のウィルスが肺に届けば肺炎に
尿道や膣のウィルスが精巣(きんたま)や卵巣に到達すれば子供を作れなくなります。
不妊の原因の3割が性病という話もあります。
〜治療〜
クラミジアは飲み薬1週間程度
淋病は点滴や注射が多いです。
病院で処方された薬でしか治りません。
放置すれば最悪子供が出来ません。他の病気に感染するリスクも上がります。
•梅毒
死ぬこともあります。キスでも移ります。
患者数は年々増え続けているようで、自分のとこへ回ってくる可能性も否定出来ません。Twitterで梅毒に感染したツイートを見かける事もあります。
症状
・全身に斑点や水ぶくれ、腫れやしこりが出来る
・発熱や倦怠感など
梅毒の恐ろしいところは、
発症後、一度自然に症状がおさまり、数週間後により酷く再発するので
自然に治ったと勘違いしやすいです。
感染してから発症までが数週間から数ヶ月と言われ、感染経路を辿るのも難しいです。
〜治療〜
薬を2週間から、症状によっては3ヶ月飲み続けることもあるようです。
•ヘルペス
口に出来る奴です。性器にも感染します。
ヘルペスは現代の医学では完治出来ない病気です。
ヘルペスになったら一生ヘルペス。永遠に再発や相手に移すリスクを負います。
症状
・性器や性器周辺、膣の中に水ぶくれや膿が出る
水ぶくれが破けた後は痛みも強いです
〜治療〜
1週間ほど薬を飲んで症状は抑えられますが完治はしません。
症状が消えてもヘルペスは体に残り、ストレスや免疫力が低下したときに再発します。生理のときに再発することも。
薬を飲んで抑えるの繰り返しです。
症状がない時期でもウィルスを排出して感染することもあります。
•エイズ
免疫が弱くなる病気で、軽い病気でも死にやすくなります。治りません。
今まで話したクラミジア、淋病、梅毒、ヘルペス
これらの病気に感染していると、エイズへの感染率も高まります。
・カンジダ(男もなる)
ウィルスではなく、もともと体に居る菌が増えすぎた病気だそうです。かゆい。
一度病院でカンジダの診断を受けると、再発の頻度が低ければ街の薬局で薬が買えるようです。
〜〜性病の感染を防ぐために〜〜
残念ながらセックスをする以上リスクは無くなりません。
大事なのは相手を選ぶ事です。
Twitterのやりまくっている人はもちろん、セフレが居たり、ワンナイトをする人、風俗で働く方はハイリスクです。
上記の方と"一度でも関わった事がある人"も、同じだけのリスクがあります。
僕はとりあえず事前に話を聞きます。荒れた時期があったり、裏垢と関係を持っていたり、生セックスの経験があって性病に鈍感だと判断したときは、お断りしたり事前に検査に行ってもらい、なるべくリスクを下げています。
また、よくある「月に1回、週に1回性病検査。」は安全の証ではありません。
1人につき1回検査を受けるわけではないので、次の検査までの期間にいったい何人とセックスをして、誰から病気をもらって誰に移すか分かりません。
裏垢を始め遊び人や、風俗の方の定期的な性病検査は、自分が罹患した際に治療するためであって、他人を守るものではありません。
(ネット上の検査結果のスクショや陰性うんぬんのツイートを鵜呑みにするのもリスキーです。)
遊び人とする時は、安易にフェラやくんにをしていいか考え、体液を飲む行為も控えたいです。
寂しかったり恋愛が出来ず、ワンナイトやセフレを作って荒れてしまう時期はあると思います。
自分の体を守るために定期的に性病検査をしましょう。
大切なパートナーが出来れば2人で一緒に検査。
病院に行きたい人は、性病科をはじめ
男性は泌尿器科
女性は婦人科、産婦人科などがおすすめです。
無症状でも、症状が出たフリをして病院にかかれば(おしっこする時痛い、匂いが変わったなど)、検査に保険が効いて安く済むことがあります(1、2万円が数千円程度に)。
また保健所では無料で性病検査を行なっている事もあります。是非調べてみてください。
避妊の話
性病に気を付けていれば妊娠するリスクもほぼないと思います。
最初からゴムを付けて、尿道から出た我慢汁や精子がついた手で触らない。
もしゴムが破けたり、生、中に出された等あれば、なるべく早く、72時間以内に婦人科や産婦人科に相談しアフターピルを処方してもらいましょう。
以上です。
流し読み程度にしていただいて
正確な知識は、泌尿器科や性病科、産婦人科などの病院公式ホームページをどうぞ!
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