190930:IMO>聖竜妃が…

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました『聖竜妃が夕暮れに見たものは』
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>昔、大きくなれば好きな人のお嫁さんになれると言ってくれた人がいた。
出だしから…… もう…… 駄目……(泣ける)

いやあ聖竜妃は天使ポジションだなあとは思っていたし、寧ろ知っていたけれど、まじで天使だった……。
めっっっっっっっっっっちゃ可愛すぎません!? 可愛い上に賢くて心遣いが出来るとかもう欠点なくない!? 育ちが良すぎますよ!!

そしてね、大人になる切欠をあげたのはアイリーンなんです……。
わかりますか! アイリーンは育ての親といっても過言ではありません!!
そりゃあ育ちが良くなりますよね!! だってアイリーンですもの!!(アイリーン至上主義)

>偉大な古代の竜であるマナは「しもじものこと」など気にしない。
>ただし、それはたったひとりをのぞいての話だ。
自身の身分を理解した上で、広い心を持てるのって素晴らしいよね……。
やっぱり育ての親が以下略。
でもさぁ、それでも気になるひとが居るのがポイントだよねぇ~~~。

>どうしたのか、と問いかけるかわりに長い髭をちょいちょいと動かして、ロクサネの頬をくすぐってみた。目を丸くしたロクサネがやっと正気に返ったような顔をする。
無理…… もうほんと駄目……(泣ける)(二回目)

>同じ失敗はすまいと思うのに……あの三人を見ているとどうしても、余計なことを思い出してしまうんです。……捨てられたことを」
もおおおおおおやだ~~~ 泣く~~~!! ロクサネ様~~~!!!!

アレスはさ、サーラとは別に二人の女の子を傷つけているんだよ。
サーラのために体を張ったことや、それからサーラを特に気にかけていることは凄く凄く素敵だけど、アレスがやったことは消えない。

それどころか、ずっとずっと残っちゃう。
ロクサネ様やセレナにとって、ずっとずっと嫌な記憶としてこびりついていくんだよね……。

ロクサネ様は表情に出さないから大丈夫なんだと思えてしまうけれど、実際は違うんじゃないかな。そういう気位の高さがアイリーンとそっくりで、でもちょっとだけ違って、そこがとっても好き。

>同時に、マナに向けてロクサネが泣き笑いのような顔を浮かべた。
ロクサネ様がバアルをどうしようもなく愛しいと思っている気持ちが溢れているみたいで、すんごく好き!! すんごく好きだけど、すんごく切ない。

ここを読むだけで泣けてくる。というか大体泣いてる。
永瀬先生有難うございます……!!

>まったく人間は面倒だな、と思った。好きな人と好きなように好きでいればいいのに、ややこしい。
いつかのアイリーンの言葉と一緒だよ~~~!
子供は親に似るというし、やはり育ての親と似るのは道理だね!! さすが!!

誰かを愛しいと想う気持ちが溢れていて、読めば読むほど切なくなるけれど、それと同じくらい幸せにもなれる。
本当に素敵なお話でした…… ええ話や……!

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