幼児向けお話 なかまたち 第六十七話 「素直に謝る」
キャット君とチビキャット君はお家の前でサッカーをしていました。
キャット君が勢いよく蹴ったらお父さんの植木鉢に直撃「ガチャ~ン」
「あ~ぁやっちゃったぁ~」とキャット君が言いました。
その後、チビキャット君が勢いよく蹴ったら別の植木鉢に直撃「ガチャ~ン」
「あ~ぁやっちゃったぁ~」とチビキャット君が言いました。
その日の晩、お父さんが仕事から帰ってきてお風呂に入っている所に、
チビキャット君がやってきて、植木鉢のことを謝りました。
お父さんは「正直に言ってくれてありがとう。これからは気をつけてね」と言いました。
次の日は土曜日、お父さんは仕事がおやすみ。朝、外に出てみると
植木鉢が二つ壊れていました。お父さんは子供達を呼びました。
チビキャット君に壊した植木鉢を聞きました。
「じゃもう一つは誰が壊したのかな」と子供達に聞きました。
キャット君が「ボク」と小さな声で言いました。
「どうして壊したことを黙っていたんだ」とお父さんが言いました。
「だって言えば怒られるし・・・」とキャット君が言いました。
「黙っている方が怒るよ。少しそこで反省していなさい」とお父さんが言いました。
お父さんとチビキャット君はお家の中に入っていきました。
お家に入る時にチビキャット君がお兄ちゃんを見て笑いました。
その後、お父さんに頭をたたかれていました。
#人に迷惑をかけたら素直に謝る