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（2017-08-04 Soka Book Waveより ） 昆虫採集に出かけた男と、砂に埋もれた民家の家主である1人の女との出会いが、非常に面白かった。 物語の展開が全く予測できず、本当に引き込まれるように読み入ってしまった。また、物語の情景や、主人公の心情を描写する時の比喩表現が見事である。そのため、小説の各場面が詳しく脳裏に映し出された。 本書は、世界20数ヶ国にも翻訳されており、これまでに数々の賞を受賞している名作である。 登場人物らの人間味溢れる物語は、時に
（ 2017-07-29 Soka Book Waveより） 本当に大切なものは、目に見えない。 これは、星の王子さまが残した言葉です。大人はしばし、有能な能力を誇り、何でも物事に優劣をつけ頭で解決してしまいます。 そして自分がしていることが、実は他人を傷つけていることだということも知らず、そしてそのことを気づく間もなく、忙しさに紛れ生きています。 孤独、大人との感情のすれ違い、大切なものを失う悲しみを経験した星の王子さまの心の奥深さに感動しました。 大事な時に大切
(2017-07-19 Soka Book Waveより) 入学したばかりの大学生たちが、新しい一風変わった友達、合コン、麻雀、恋愛関係などあらゆる人生経験をしてゆく中で、友情を深めあっていく青春ストーリーである。 今回読んだ「砂漠」は伊坂幸太郎作品で初めて読んだものであるが、キャラクターの良さや、独特な言い回しに個人的に興味をそそられた。 この物語の舞台場所（仙台）や、これまでに経験したような感情や遊びがよみがえってきて、懐かしみながら読み進めることができたのでとても
