ご先祖さま

お疲れ様です。私のお袋さんは、昭和7年生まれ。今も健在で、相変わらず口が達者で困ります。でも、90過ぎでも1人で生活しています。多少の病気はあり、足腰の痛みなどで電話が入ります。私が若い頃、お袋からうるさく言われた言葉を思い出しました。

『先祖に恥ずかしくない、生き方せなアカン』。奈良弁です。

この先祖に恥ずかしくない生き方と言うキーワードは、今では死語になってるなかなぁ?そんな今日のお1日(おついたち)を感じました。今、昭和ブームです。この昭和の時代は、戦争で亡くなった多くの家族のために今の姿を見てもらう、そんなイメージから来た言葉なのかも知れません(想像です)。4年前、親父が亡くなってから、写真の前で今日も頑張ったよと言える1日になるように過ごしてます。年と共に、祖父母から親父へと、またそのずっと昔のご先祖が守って来た土地やその他にも感謝を感じます。

子供たちも成長して、その成長時期に『先祖に恥ずかしくない、生き方せなアカン』って教えて来なかった気がします。

どこかで、分かるやろ!
どこかで、思うやろ!

そんな昔の話をしても、嫌な気分にさせらのも面倒やと感じていた頃があります。早く気づかせて、早く感じとる事をさせなかったと少々後悔の気分もありますが。まだ、これからでも、遅くないと思うので頑張ります。

この世に居る今、これからも常に寄り添い続けて見守ってくれる存在は、親と先祖だと思います。神仏の縁も無いのに、どこか他力本願に走っているスピリチュアルに気をつけて下さい。そんなスピリチュアルは、もののけを呼び込む呪術になり得ます。

今月から盂蘭盆に入ります。8月のお盆が明けるまでは、『先祖に恥ずかしくない、生き方を。』

皆さんの安寧を祈っております。

合掌。。。

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