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仲春アジとお笑い

(数年ファンの東京ダイナマイトの単独ライブを観に行った際の記念写真。髪長い。前髪厚い。)


仲春アジはお笑いが好きである。


本当に好きである。



サンパチマイクをセンターに置き、ビシッとしたスーツに身を包み、それぞれのセンスを全面に押し出して喋りや身振り手振りで笑いを掻っ攫う漫才をはじめ、
コント、漫談、歌ネタ、モノマネ、トークバラエティ番組やロケバラエティ番組…観るものに偏りはあるが好きである。


今回の記事では「仲春アジとお笑い芸人」について、ざっっっくりと語ってみようと思う。
お笑いが好きな読者も、お笑いに興味のない読者も、仲春アジのことが好きな読者もそうでない読者も、たぶんどっかしらで共感できる部分があるような気がするので読んでみてほしい。




仲春アジが初めてハッキリとお笑いに触れたのは、おそらく「8時だョ!全員集合」である。


…………おいそこの君、今「仲春アジっていつの時代を生きてきた人なんだ…」と思っただろう。

この話をすると必ず「キミいくつ?」と言われるのだが、先日の記事「聴いてきた音楽たち」にも書いたように

"好きなのだから仕方がない。
いいものはいつまで経っても色褪せない。"

である。


うちは両親が共働きで、学校から帰ってくると家に誰もいないことが多かった。子どもが退屈しないように(だったのかわからないけど)DVDが家にたくさんあって、その中でも弟と2人で何度も観ていたのが「8時だョ!〜」であった。

5人のコントを観ては弟とお腹がちぎれそうなくらい笑ったのを覚えている。
(この時から5人のなかの仲本工事の立ち位置に憧れがあった。いつか仲本工事的ポジションになりたいと思っていた。立ち位置は実現できているかわからないが、名前で言うと今わたしは仲春である。奇跡だと思った。嬉しかった。)



親が帰ってくるとテレビのチャンネル権はトーチャンにあり、トーチャンの観たい番組を横で観ていた。

このとき、まったくと言っていいほど見せてもらえなかったのがお笑い番組である。
当時流行っていたゴールデンタイムのお笑いバラエティ番組をまったく観せてもらえなかったため、オンエアの次の日学校でその番組に出演していた流行りのお笑い芸人の定番ギャグの真似をして盛り上がっているクラスメイトの輪にまったく入れないまま育った。


(今こんなにもお笑いやテレビ番組が好きなのは、あのとき観たくても観せてもらえなかったことによる我慢やリビドーが爆発した反動なのかもしれない。と最近よく思う。
その証拠というのは違うかもしれないが、現に弟も今お笑いが好きなようだ。)


クラスのヤンチャ男子が芸人のモノマネをして周りがワッと笑ってふざけ合っている光景が羨ましかった。
輪に入れない自分が悔しくて、「ドリフターズの方が面白いし!!」と比べようのないもので吠え面をかいていた。


時は経ち、わたしもスマートフォンを個人で持つようになり、ウェブ検索や動画検索がいつでもどこでも手軽にできるようになった。


そのとき先輩の影響で観るようになったのがラーメンズNONSTYLEである。


今思い返すとNONSTYLEはともかく、ラーメンズが導入だったのはなかなかだったと思う。
当時演劇の勉強を少ししていて、コントが比較的演劇に近いところがあったラーメンズはよく観ていた。

NONSTYLEも漫才を丸暗記するまで観ていた。「居酒屋」というコント漫才が好きすぎて、コント中に石田が披露する三・三・七拍子のネタを友達や先輩と全力でやっていた。

「マ・グ・ロ!ハ・マ・チ!
ホ・ッ・ケ・の・ひ・ら・き!
カ・ツ・オ!ヒ・ラ・メ!
シ・シャ・モ・は・子・持・チィッ↑↑」

アホだった。




その後、お笑いスイッチが完全に入ったわたしは今まで1度も観たことなかった「エンタの神様」時代に流行った芸人をひたすら調べた。
世間が8.6秒バズーカに夢中になっていた時、ひとりで「武勇伝、武勇伝♫」と踊っていた。アホだった。



いろんな芸人の漫才を観漁っていて次に出会ったのがキングコングだった。
当時はねるのトびらというバラエティ番組で存在を知った芸人だったが漫才を観たことがなかったので気になって観てみたら衝撃。なんてハイスピードな面白い漫才だろう。
「イエイイエイ!」のつかみや「おおきに!」の挨拶もかっこいい。超かっこいい。自分もなりたかった。漫才師に憧れた。

他にも南海キャンディーズ、とろサーモン、サンドウィッチマン、オリエンタルラジオ(漫才)、オードリー、パンクブーブー、相席スタート、ゆにばーす、ナイツ、コマンダンテなどなど…特に何回もネタを観たのは上記の芸人だろう。
(↑たぶん書き忘れてる芸人めっちゃいる。)

そしてその後好きになり、現在も大ファンである芸人が2009年のM-1決勝の動画をサブスクで観た際に、当時好きだったサンドウィッチマンが「尊敬する兄貴分」と紹介していた、今回の記事の表紙にもなっている東京ダイナマイトである。


彼らの「別に万人受けはしなくていい、わかる人にだけわかればいい。」という強気で尖りまくったマニアックスタイルのネタが大好きである。自分もそうなりたい。

彼らのおかげ(せい?)で知識は偏るし、プロレスに興味を持つきっかけにもなった。(←単独ライブは特にプロレスネタが大半のため、知識がないと追いつけない)


テレビ番組も「M-1グランプリ」は勿論、「笑う犬」「リチャードホール」「ダウンタウンのごっつええ感じ」「水10!」など、可能な限り調べて観て研究した。

他にも
「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」
「内村さまぁ〜ず」
「トゥルルさまぁ〜ず」
「げりらっパ」
「マルさまぁ〜ず」
「ホリさまぁ〜ず」
「バナナ炎」
「バナナ炎炎」
「バナナステーキ」
「にけつッ‼︎」
「ざっくりハイタッチ」
「シャバダバの空に」
今思い出せるのはこの辺だろうか…。

YouTubeチャンネルだと
「東京ダイナマイト公式チャンネル」
「エガちゃんねる」
「かまいたちチャンネル」
「ざっくりYouTube」
「さまぁ〜ずチャンネル」
「超新塾ちゃんねる」
「グレープカンパニーチャンネル」
「千原ジュニアYouTube」
「脳みそ夫チャンネル」
あたりをチェックしている。


まだまだ話したいことたくさんなのだが、書きすぎる気がするのでこの辺でやめておこう。

本当にざっくりだが仲春アジのお笑い愛はお分かりいただけたであろうか。




また機会があったら色々掘り下げて書いてみたいと思う。






もうええわ
どうも、ありがとうございました。




かしこ。

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