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【MTGレガシー】スタイフルノートのすすめ (オーク入りVer.解説編)

みなさんおはこんばんにちは!
ajdadd420です
楽しいレガシーライフを送ってらっしゃいますか?

えっ、なに?レガシー環境にオークが蔓延してるって?

そうです、指輪物語の発売以降、オークこと
《オークの弓使い》(以下オーク)が蔓延しまくってどのデッキも黒をタッチしてオークを雑に入れてます!

今の環境は如何にオークを強く使えるか選手権の如くオークまみれです

MOリーグを回してても半数以上オークデッキです(誇張無し
オークまみれでデッキの多様性が死んでレガシーつまらんってなった時期も一瞬だけありましたが、オーク環境もオークを巡る駆け引きがあったり黒が復権したりと悪い面だけで無く、なんだかんだでレガシーは楽しいものです。

みなさんオークについていろいろ意見があるかと思いますが、
とりあえず強い。黒は触り得!
実際めっちゃ強いしオーク入りのスタイフルノート作るかって思い立ち
なんとかデッキの形になったので今回はデッキの紹介と解説をしていこうかと思います
デッキ解説というよりオークとスタイフルノートの相性みたいな感じで書いていこうかと思います

ちなみに戦績としては指輪物語発売から、
MOリーグで250マッチ回して161勝
勝率で言うと約64%とまずまずな結果になったためこれなら紹介出来るかなと思い記事を書くことに
(試作段階の戦績も含めているのでいまはもう少し勝てそう)
一応、5-0は2回だけですけど達成しました^^

https://twitter.com/zizi_ge/status/1688907565533634561?s=20

50リーグも回して5-0が2回だけとか大丈夫かこれ?


立ち位置はそこまで悪くないかと思われます

よろしければ最後までお付き合いください!

デッキが出来るまで

とりあえず最初に試したのは表現の反復環境でも擦っていたクロクサとんずら入りのミッドレンジタイプにオークを突っ込んだ形です

サイドボードも環境初期感

もみ消しや除去を構える動きとオークを構える動きがマッチしていてこれは強いのでは?と回す前は思っていたのですが、
う~ん、可もなく不可もなしと言ったところ。
弱くは無いんだけど
最近URを擦っていたためチャネラー君の安定感が恋しくなってしまいすぐに解体w


そして調整中のチャネラー君型のテンポ重視デッキを試すことに!


やはり、もみ消しというカードはクロックでプレッシャーをかけながら構えるのが強い!
後半や有効で無い相手に、もみ消しもドレノ様も墓地に送れるから死に札を引かなくて済む!
やはりチャネラー君優秀過ぎる!ドレノ様の相棒だッ!

ってことでチャネラー君型のスタイフルノートを試すことに!
流石にデルバー君は環境に蔓延しているオークにキツいため解雇させて頂きました。

実際ほぼURスタイフルノートでデルバー君のところにオークを突っ込んだ様な形に!URタッチBの形に定着
最近URで擦ってた形に近いため手に馴染むまで時間はかかりませんでした!
そんな勝てて無い奴が言うなや

まだサイドボードやマナベースを※検討中ですけどそれなりにやれます^^
皆さんぜひ試して見てください

※島の有無、Badlandsの有無で試行錯誤中

オークとスタイフルノートの相性

この記事を読んでいる方の大半はおそらくここが一番気になるところかな?
って思っています。オークとスタイフルノートの相性です

私感ですが、相性はかなり良いと感じています。
というかスタイフルノートに限らずレガシーと相性がいい説

痒いところに手が届くスペック。
単体で使っても腐ることが少なく、相手の1マナクリチャーを焼ければアド
相手のブレストに合わせれば宇宙!そりゃ流行る訳ですよ

ではスタイフルノート的にどうなのか?ってところですが
デッキの動きと非常にマッチしています。(筆者はそう考えてる)

オークを使うデッキは相手のキャントリップに合わせたいために2マナ浮かせて構える動きをよくします。
バレバレなオークの構えですがこれが実に厄介、ブラフの可能性があってもキャントリップで追加の土地や有効牌を探しに行くのにかなりのリスクが伴ってしまうため、行動の抑制につながります。
そして2マナ構えの動きをオーク以外でもよくするのがスタイフルノートです。
もみ消し+除去や激しい叱責など構える動きが結構多いデッキなので、
2マナ以上浮かせた状態で構えているため、オークをちらつかせブレストなどのキャントリップの牽制をできたり、エンドまでオークの構えあいをして本命の激しい叱責を相手ターンエンド時に通すことが出来たりと、
心理的なブラフなども使えてなかなか相性は良いと考えています。

また、心理戦などの駆け引きにおいてもこちらがマイナーデッキと言うこともあり有利に進められるでしょう。
例えばグリクシスカラーのテンポデッキの激しい叱責に打ち消しは使いたく無いと思いますが、相手エンド時の激しい叱責はこちらとしては強力なコンボパーツです。
オークをちらつかせ、本命のドレノ様降臨を目指す。

こんな感じのコンセプトです。

と言いたいところですが、実際オークが強くてオークとチャネラー君でビートして、もみ消しや各種打ち消しで妨害するって勝ち筋が大半ですw

スタイフルノートパッケージの必要性

前項で記載したとおり、オークとチャネラー君が勝ち試合の大半で活躍しています。
残念ながらドレノ様で殴って勝つパターンは正直2~3割くらいの体感です。

スタイフルノートは時代遅れという言葉も、もみ消しもドレノもいらなくない?と言う言葉も耳にしたことがありますし、
ぶっちゃけデッキパワーで言ったらグリクシステンポのほうが高いですし
安定して回ると思います。

ではなぜ、スタイフルノートを使い続けているか
好きだから、楽しいからでは無く戦略的に有効性を解説させて頂きます。


ドレノ様は存在そのものが偉大で
デッキに入ってることがわかるだけでお相手はサイド後にファクト対策を取ってくれますし、もみ消しをケアして不自然なプレイングになります。

12点クロックは強いですが、高揚を手助けしたり、相手の再度ボーディングを混乱させたり、かっこよかったり
ドレノ様は盤面以外でも活躍しているのです。尊い

少し真面目な話をすると、忍耐などの中堅クリチャーによって
チャネラーなどの小粒クロックが止まったときにドレノ様プランに移行したり、サーガトークンを叱責で流したり、現環境でも構築が似ているグリクシステンポと比較しても十分に差別化できます

最初はテンポの劣化と感じるかもしれませんが、スタイフルノートのプレイングなどがわかってくるとかなり万能なデッキになります。
もみ消しや叱責をうまく使えばほとんどのデッキに対応は出来ます。断言

グリクシステンポやデルバーのように構築に一貫性が有るわけじゃ無いですが、複数の勝ち筋と豊富な妨害手段、これがスタイフルノートの強みです。

以上が必要な理由になります。

実際、勝率は6割以上 レーティング1800付近をキープし続けています。
自慢できるほどの数字ではありませんが、デッキが時代遅れで無いと言う証明の一つにはなるかと思われます。
デッキを選ぶ際の選択しに入れば幸いです。

対オーク性能

対オーク性能は、今後のオーク環境で戦う為には無視できないポイントの一つだと思っています。
実際に他アーキタイプも対オーク性能を考え、姿を変えています。
スタイフルノートはどうかと言うと例外ではなく、デルバー型のスタイフルノートはタフ1が8枚耐性のため、対オーク性能は高くなく厳しいと考え今の形に姿を変えました。

今のデッキの形はオークに対しての弱点部分が、他の青のフェアデッキより少ないと感じております。
オークの最大の強さはレガシーの顔、ブレストに対しての強さです。
しかしスタイフルノートは激しい叱責をフル投入しているので、叱責着地後はブレストもポンダーもオークの能力を気にせず打ち放題です。
コンボパーツや除去といったその時必要なカードを探しに行けます。
他の青いフェアデッキに無い強いポイントと感じています。

オーク最大のウザポイントである、ドロー抑制をバニラ化できるのも強いですし、ドレスノートのコンボ要因として無理なくフル投入出来るスタイフルノートは対オーク性能も高いと感じて言います。

さらに2マナ域のカードがメインに11枚以外と多い所もポイントで、サイド後投入した相殺に相手のオークが引っかかる可能性がほんの少し上がるというおまけ程度のメリットもあります。

さらに皮肉ではありますが一番のオーク対策であるオークも投入しているポイントも、オーク環境ではやれるデッキとなっているポイントです。

追記

※8/26追記

TwitterのDMやリプ欄で問合せが数件あったので、皆さんが疑問に思うであろう部分を追記致します。

・ロリアンの発見の採用有無
指輪物語で登場した島サイクリング搭載のドロースペルで、登場以降いろいろなデッキで採用実績のある強力なカードですが、本リストでは採用を見送っております。
ロリアンの発見は汎用性が高く便利ですが、スタイフルノートにおいては器用貧乏なカードに感じました。

まずドロースペルとして見たとき、後半戦のマナが伸びた段階では戦況的に厳しくなっていることが多く、ドロースペルとして活用して強い場面があまり無いと感じます。
またオークが蔓延している現環境で5マナ3ドローが果たして強いのかと考えたとき、微妙と判断しました。

また、島サイクリングできるソーサリーとしてみた場合、チャネラー君の昂揚サポートが出来たり濁浪の餌になるところは非常に高シナジーと感じますが、このデッキ自体チャネラー君の昂揚達成が容易な所と、濁浪がピン差しな為大きな恩恵が無いと感じたため、こちらの理由でも採用するまででは無いかなと判断致しました。

ロリアンの発見を採用する際に土地を削って採用する流れが主流ですが、
1ターン目に青マナを確保したいデッキのため、土地を削りたくありません。
もみ消しを使ったことがある方ならわかると思いますが、1ターン目に相手のフェッチをもみ消すだけでイージーウィン!
この確立を落としたくないためフェッチを優先しています。
環境からオークが消えたり、構築次第では今後の採用も十分見込めるカードではありますが、今の所採用を見送っています。

・マナ基盤について
あくまで現在のマナ基盤の経緯が伝わればいい!くらいの感覚で書いているので、突っ込みどころが多いかもしれません。
少し珍しいマナ基盤で運用しています。

土地が19枚で内訳はボルカ4アンシー2冠雪の島1不毛4フェッチ8です。
結構マナ基盤については問合せが多い所なので、この場を借りて解説していこうかと思います。(個人の趣味が出る部分)

まずボルカ4は、URスタイフルノートがベースのため、1ターン目に青マナと赤マナを確保したいためそこまで説明の必要は無いかと思います。

アンシー2は黒がタッチ程度にしか無いので3は過剰かなと言う判断で2枚です。
オーク以外黒いカードがメインに無いため2枚で十分回ります。
2枚だと不毛が怖いと思う方もいらっしゃると思いますが、もみ消しフル投入のこのデッキでは不毛で破壊されるリスクもある程度緩和できると感じております。

冠雪の島1 ここは島と同義と考えて問題ありません。
単体で見たら強くありませんが、デッキ単位で見るとマナ基盤の脆さをカバーする役割を持っています。
ここは筆者の趣味が出てしまうのですが、血染めの月一枚でほぼ負けと言う状況が嫌いな為基本土地をピン指ししています。
青1マナ確保出来ればドレスノートもスタイフルノートも決められるため、月一枚で負けという状況がかなり減ります。
元々ボルカ4アンシー3で運用していたときにマナ基盤の脆さが目立ったため基本土地をピン指ししたところ悪くない感触だったためそのまま採用しております。
細かいところだと、イニシアチブを奪取したときに持ってこれる所も好きなポイント。

マナ基盤に関しては、そこまでマナ基盤について知見があるわけでも細かい確立がどうこうって所もわからない素人ですが、
フィーリングと試行回数で調整しています。(大丈夫か?
アドバイスや突っ込みどころがあれば指摘して頂けたら非常にありがたいです。


終わりに

簡単ではありますが、オーク環境のスタイフルノートのリスト/オーク環境に対する私見を中心に今回は書き下ろしました。

なかなかマイナーな部類のデッキで使用者も多くありませんが
マイナーデッキ、ファンデッキと毛嫌いしないでスタイフルノートを是非
手に取って使ってくれる同士が増えることを心から祈っております。

非常に楽しくレガシーらしさあふれるデッキなのでおすすめです。

実際回してみて、意見や質問等あれば気軽にお問い合わせください。
可能な範囲でお答え致します。

今後も《ファイレクシアン・ドレッドノート》の良さを知ってもらい
ドレノ使いの仲間が増えることを目標に活動して参ります。

この記事を気に入って頂き、スキを頂けたら大変励みになるので
是非よろしくお願いします。

また、ajdadd420または本記事を評価、サポートしたいと思った方はお気持ちで良いのでお布施頂くと、大変励みになります。
また、新しいデッキ案を試すチケット代になりますのでよろしければ購入よろしくお願いします。

ajdadd420

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