「くろれきし」

「く」から始まる言葉…黒歴史か薬。
どちらについて書こうか迷ったので、より自分がえぐられるほうを書いてみる。

わたしにとっての黒歴史。
中学時代だ。
友人、恋愛、家族。
自分に対する肯定感。
すべてをこじらせていた。

まず、自分の見た目が嫌いだった。
わたしはもともと、眉毛がすごく太い。
校則も家も厳しかったから、眉毛を整えるということができなかった。
校則を破る勇気がなかった。
クソ真面目な優等生だった。

家が厳しい。門限が厳しい。
周りの女の子が電車で横浜まで出て、流行りの服を買ったりして、夜遅くまで遊び回っている中、市内の中心地までしか行くことが許されなかった。だし、門限を破るなんてもってのほかだった。
友人と遊ぶのが楽しくなかった。
そもそも、流行りものの服を追いかけるなんて馬鹿げていると思っていたのと、門限でひとりだけ先に帰らないと行けないから、まったく面白くなかった。

だから(っていう因果関係か分からないけど)、部活に打ち込んでいた。
卓球。小学生から始めていたから、市内でチャンピオンになるのは容易かった。

地味で暗くてオタクな卓球部。
今でこそ、卓球に対する世の中の見方はだいぶ変わったと思うけど、当時はまだまだそういう目でみられていた。

こじらせてこじらせて、表情も暗かったと思う。
勉強は得意だったし、卓球はまあまあ強かったし、ピアノで学年合唱の伴奏をしたり、そういう意味では目立っていたと思う。
けど、人とは一線を引いて、一匹狼のような、八方美人のような、そういうポジションをとることで自分を守っていた気がする。

家族のこと、恋愛のことは、また書きたくなったら、機会を改めて書く。
書くか分からないけど。


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