我が家のおもちゃ箱さん。
うちの夫はおもちゃ箱のような人だと思う。
よく分かんないけど楽しそうなものがいろいろ揃ってる。
基本的に中身はいつも同じだけど、たまに新しいものが追加されることもあれば、いつの間にか何かがなくなってることもある。
ちなみに、ひとつひとつのおもちゃのクオリティはものすごく高いわけではない。笑
でも、だからこそ肩肘張らずに楽しめるし、それが最高に心地いい。
ステイホームの時流も手伝って、この数年で我が家のおもちゃ箱さんは新しいレパートリーをせっせと増やしてきた。
2年前には、熱帯魚をいろいろ連れてきた。
最初はA4サイズくらいの小さな水槽で金魚を買い始めたのだけど、今や横幅60cmの水槽に常時15匹から20匹の「うちの子」たちが優雅に泳いでいる。
去年の夏休みはコンタクトジャグリングがブームだった。大道芸とかでたまにある、水晶玉が手の中で浮いて見えるやつ。意外と上手い。笑
そして今年は急にギターを弾き始めた。
目下の目標は、息子の一歳の誕生日にハッピーバースデートゥーユーの歌を弾き語りすることらしい。
生後半年足らずの息子も「こいつは遊び甲斐がありそうだ」と早くも察知したようで、夫が近づいてくるとニヤニヤ笑っている。
(ちなみに、夫が息子に「普通に」接近することはほとんどない。表情なり挙動なり、何かしら仕掛けてくる)
そんな夫と息子こそ、わたしが誰よりもツツジにしたい大切な存在だ。
では、どうやってツツジにしていくか。
夫はよく、わたしが笑顔でいることが嬉しいと言ってくれる。
わたしはというと、夫がこんな風に何の脈絡もなく何かをウキウキワクワク楽しむ様子を(多少呆れながら)眺めているときに心から笑顔になれる。
そして、そんな父と母のパワーバランスを含め、なんかよく分からんけど楽しそうな雰囲気が息子に伝わり、「この世界は楽しそうだな」って思ってもらえたら、息子の人生にツツジが咲きやすい土壌を作れるのではないかと考えている。
だから、夫が何か新しいおもちゃを仕入れようと企んでいるのを察知したら、進んで声をかけるのだ。
「いいぞ面白いぞもっとやれ」と。
その環境を整えることに、わたしは全力を注いでいきたい。
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