見出し画像

カザフスタンへ出発までのこと

カザフスタンでの生活を、備忘録のようにまとめておこうと思い立ち、以前のブログを再開しようと思ったんだけど、管理者ページへのアクセスが重いのかままならず…。友人が使っていたこのnoteで、書いていこうと思います。

2016年9月25日出発予定。ビザ取得が難航して延びに延びて、2016年年末にやっと手元に。結局2017年が明けてすぐ1月6日の出発となりました。その間、実家でなかなか大変な日々。父の事。母の事。父は家で生活することはとても困難な状況なので施設に入り、母は私が出かければ一人。姉夫婦が隣にいるとは言っても、やはりいつも私が居ることに慣れてしまったもう決して若くはない母を一人置いて行くことは、とても気がかりではあった。(赴任が予定通りに行けば、1人が当たり前のまま旅立てたのだけど)

別れを惜しむことができる。話して事情が分かる人との別れももちろん寂しい。ただ、事情が説明できない愛猫ベルとの別れ。今回は、多分もう私が旅立ってしまえば2度と会えない。それを意味する別れ。

そんな複雑な気持ちの中。2017年1月6日はやってきた。

前日。1月5日。出発前に福岡で会いたい人がいたので一日早くゆっきょと共に出発。

ちょうど保育園に行く時間と一緒になった姪っ子の娘杏ちゃんを送っていく兄にバス営業所まで送ってもらった。まだ1歳半。何も事情が分かっていない杏ちゃん。いつもはあっさりしすぎて寂しいくらいの「バイバイ」なのに、この日は何かいつもと違う気配を感じたのか、チャイルドシートの上で涙ぐみ、声なく涙を流す姿に驚かされた。

福岡市内に着き、ホテルにチェックイン。アップルストアでiPhoneのバッテリー交換をしてもらい、イタリア留学時代の友人とランチ→カフェ。1年半くらい前にイタリア人の素敵な旦那様とイタリアンレストランをオープンさせた彼女。忙しい毎日でなかなかゆっくり話をするチャンスもなかったんだけど、年明けの休業日に時間を作ってくれた。

そして夜は日本語学校時代の友人たち8人でお食事。和食の居酒屋で懐かしい話、学校の話、日本語教育の話。色々な話に花が咲き、あっという間の時間が過ぎた。