浮遊しては戻る

2013-01-06 09:35
≒浮遊しては戻る。[編]
自分はこんな風だったかと、
近頃よく思う。
単に慣れていないだけなのかも
しれないけれど。

昨年の夏、社長とお別れをしました。
そして暫く経ってから、
Kとのお付き合いが始まりました。

色々な葛藤があった中、
そんな感じの昨年でした。

やはり私には性に関しての
こだわりはあって。

それでもKはそれに応えて、
痛みと幸福を与えてくれました。

数ヶ月ぶりの窒息感。
痛み、屈辱、羞恥。

腹部の痛みも、残った痣も、
それら全てを快感と幸福に
変換できるのです。

価値観が合うのか、
思考が合うのか、
数年来の親友だったからなのか。

今日までもとても良い関係で
過ごせています。

その中で、私自身が知らなかった
自分を知って、良くも悪くも
妙な感覚を覚える事もあり。

それでも幸せの多い日々には
変わりはありません。


___________

顔や表情や背格好、歩き方までもが
似るテレビの向こう側の男の子を。

見た瞬間、思わず思考が停止した。
勝手に重ねてみて、
ああ ちゃんと生きているんだ、
なんてそもそも国籍すら、違うのに。
死んだ人に、していたのに。

そしてまた勝手に
懐かしく思って、切なくなって。

思えばあの人ももうとっくに二十歳。
誕生日すら今は曖昧だけれど。
今更傷口を抉るように、
会いたいだなんて、おこがましいだろうけれど。

せめて笑っていてくれれば、なんて
偽善的に思いつつも、やっぱり
未練はなくとももう一度ちゃんと会いたい。

そうでないと、またふとある時に
立ち止まってしまいそうで。
というかそんな気持ちを未練というのか、
愛してはいるけれど
愛してはいない。
もう支えにもなれないし
支えてももらえない。
中身が変わっただけだと、思っている。

包丁を握るあの人を、
初めて見た涙を、
口の端だけを釣り上げて笑う顔を、
苦痛に悶える私を心底楽しそうに見ていた顔を、
生気の無い目を、

私は、忘れられない。

どうか絶望していませんように。


______________

そんなわけで、
明けました2013年。

久し振りの更新、
それも新年早々こんな記事で
申し訳ないです。


私の2012年。
新たな世界に触れてみたり、
たくさん笑って、後悔して、自棄して。
夢だったのかと思うくらいに
色々な事がありました。

今年もこんな私を、
どうぞよろしくお願い致します。


家族、恋人、友人を大切にし、
自分を誇れる私になれように、
この一年を頑張っていきたいと思います。

皆様にとっての2013年。
たくさんの幸せに包まれますよう、祈って。