見出し画像

【基本編】『紙1枚ワークス』Chapter03

こんにちは。
本日は、『紙1枚』ワークス基本編のChapter03です。

前回は、自らの、目的を達成するためには、
周りの人の協力があった方が断然有利にことを運べますよ。

協力を得るためにも、ちゃんと相手に『伝える事』が大事です。
まずは、『伝える力』を身につけましょう。

そんな感じのことをシェアしました。
詳しい内容は、こちらからご覧ください。

今回まとめていくお話は、なぜ人に『伝わらない』のか?
その原因を、3つの観点に絞って、シェアしていきます。

今回の記事の、結論から書いてしまうと、こうなります。

《結論》

相手に、『理解・共感・信頼』してもらう方法を学んだ事がないから。
ただ、やり方を知らないから、相手に『伝わらない』だけなんです。

ってことは、方法さえ学んでしまえば、誰でもできるようになるので、
まずは、メソッドの習得を目指しましょう!

その方法は、『紙1枚学習法』で教わる事ができます。

理解・共感・信頼してもらえるような、伝え方ができるように、
これから、『紙1枚学習法』を極めていきましょう。

ザックリ書くと、これで今回の記事は終わりです。笑

ただ、これで終わると、なぜ?『理解・共感・信頼』が大切なのか
伝わりにくい感じが、僕も書いてて思います。笑

なので、これらの3つの原因について、
もう少しだけ深掘りしていきます。

それでは、いきますね!

原因1 相手に「理解」して貰う方法を知らないから

なぜ、相手に自分の話が伝わらないのか?
その原因の1つとして考えられるのはこれです。

自分の『考え』が『まとめられない』からです。

相手に伝える以前の問題として、自分自身が何を言いたいのか、
それを理解できていません。

自分でも『何を』伝えたいのか、ハッキリできていないのです。
これじゃあ、当然相手にも伝わるはずがありませんよね〜!

それでは、なぜ自分の考えがまとまらないのか?
その原因として、考えられるのは、『情報洪水』です。

◆情報洪水症候群について

今の時代は、簡単に多くの情報を集めやすい時代です。
本屋に行けば、1つのジャンルだけでも、数十、数百、数千単位で、
専門書が出版されています。

ネットで調べるにしても、1つのキーワードを、
Googleの検索エンジンに、入力すれば、膨大な数の検索結果が表示されます。

情報というのは、増えれば増えるほど、選択肢が増加します。
選択肢が増えると、選択の『自由度』が増すので、いい事づくめな
感じがしてきますよね。

まあ、一見すると、多い方がいいような気がするんですが、
選択肢が増えることによって、『まとめる力』が奪われてしまうんです。

買い物で考えてみましょう。
旅行などで、初めて訪れたお店に入りました。

・初めてのお店でのショッピング

どんなジャンルでも良いのですが、お菓子でも、洋服でも、ゲームでも、
アクセサリーでも、蜂蜜でも、なんでもOKです。

どれが欲しいかな?
商品を見ていると、100以上の種類がありました。

この中から、1個だけで選んでください。
さあ、どうぞ、お好きなものをどれ、買ってもいいですよ。

こう言われると、人は困ってしまうんです。

あれ・・・?どれを買えばいいのかな?
種類が、あり過ぎて、何がどう違うかもわからないし・・・

選択肢が多すぎると、混乱して、取捨選択できなくなるんです。
多くの中から、自分で、自由に選べる。

これは、パッと見は、良さそうで、楽しそうに思えますが、
その実・・・自分で考えて選ぶという行為は、疲れることなのです。

店員さんのオススメは?

では、100個以上の中から、
店員さんがヒアリングしてくれたら、どうでしょうか?

例えば、こんな感じで接客してもらえたら?
ーーーーーーーーーーーーーー

お客様、いらっしゃいません。
当店のオススメは、これと、あれと、そちらにあるのが売れ筋で
人気ですよ。

用途は、ご自宅ようですか?
それとも、贈答品でしょうか?

どのような感じの商品をお探しでしょうか?

あ〜なるほど、それでしたら、こちらとそちらにある
商品などがオススメですよ!

ーーーーーーーーーーーーーー

こんな風に、店員さんに手伝ってもらえれば、楽です。

自分1人で、考えるよりも、情報が整理されて、
どれを選べばいいか明白になりますよね?

自分が、そのジャンルに詳しければ別ですが、
知識や経験がない場合は、詳しい人に尋ねた方が、
手っ取り早いです。

こんな感じで、『自分の考え』を『まとめる』ためには、
情報を、取捨選択する力が必要になってきます。

店員さんが、なぜ、適切にオススメ商品を、お客様に伝えられるのか?

というと・・・

それは、店員さんは、『情報整理』と『思考整理』が、
できているからだと思います。

商品の詳しい情報と、商品の比較表が頭の中に書き込まれています。
Aという商品について尋ねられれば、詳しく説明できますし、Bという商品との
違いなどにも答えられるのです。

それを踏まえた上で、店員さん、あるいは、会社の結論として、

Aの商品は、〜〜という、お客さんに向いている、
B商品は、××な、お客さんには不向きである。

こんな風に『情報』と『考え』が『まとまっている』
だから、相手に、わかりやすく『伝えられる』んですね。

ということで、相手に『理解』して貰う方法は・・・

自分で『情報整理』と『思考整理』を行うことです。
このような結論になりました。

原因2 相手に「共感」して貰う方法を知らないから

なぜ、相手に伝わらないのか?
2つめの原因は、『共感』です。

1つめの方法で、理路整然とわかりやすく論理的に、
相手に伝える事が、出来たとします。

これが出来れば、話に筋を通す事が出来そうです。
では、話に整合性さえ、あれば、それだけで伝わるのでしょうか?

残念ながら、論理だけでは、相手に伝えることは、難しいでしょう。
なぜなら、人間という動物は、感情を持っている生き物だからです。

理路整然とした、話は、納得は出来ます。けれどです。
その話しそのものに、『共感』できるかどうかは、まったく別のお話です。

論理だけじゃなく、感情的に、腑に落ちるかどうか?
それが、相手への、『伝わり方』に影響を及ぼします。

感情面によって、伝わり方が変わってくるという事例として、
ミステリー作品、フィクションの物語を例えとして挙げてみます。

例えば、ミステリー作品では、謎が提示されます。

犯人が、誰なのか?
どんなトリック(方法)で犯行を行なったのか?

謎が解き明かされていくのが、ミステリー作品の面白さだと思います。
トリック、犯人は、理詰めで、推理していくと思います。

状況証拠などから、この人は、高所恐怖症があるから無理だ。
高所に遺体を固定しておいて、時間経過が落下するように仕組んだ、
時限式の殺人トリックなど。

探偵役の人が、それっぽい証拠や違和感などを教えてくれたり
しますよね。

これは、論理的な思考、ロジックで考えていくと思います。
探偵役の人が犯人を当てるときにも、納得できると思います。

これだけでも、伝わると言えば、伝わります。
ただ、ここで言う、感情的な部分というのは、

犯人が、何のために?殺人を犯したのか?
犯行動機、殺人の”理由”の方なんです。

よく、犯人を名指ししても、周囲の人が納得いかん!
その人には、動機がないから、違うはずだ!

こんな風に意義を唱えてくる人も出てくると思います。

理屈では、正しく聞こえても、感情の部分で、なんか、
納得がいかない、腑に落ちていかない気持ちになるのでしょう。

犯行に及ぶまでの、犯人側の気持ちの部分が動機として、
描かれるかどうかで、伝わり方は大きく変わります。

この”動機”によって、犯人の犯行に対する、共感度合いが、
大きく変わってきます。

すると、不思議と話そのものの伝わり方も、感じ方が
違うんですよね。

名探偵コナンと金田一少年の事件簿

こちらの2作品が、対比としてわかりやすいかと思いました。

名探偵コナンでは、動機よりも、犯人やトリックの方に焦点を当てていて、
金田一少年の事件簿では、犯人の背景、犯人の動機というものを大事にしている。

作品として、感情に訴えかけてくるのが、金田一少年で、
論理性、誰が、どうやって?という部分に力を入れているのが、
名探偵コナンという作品です。

あくまでも、個人の感想ですが、二作品を読んで、そのように感じています。
勘違いして欲しくないので、言うと、僕は、どちらの作品も、大好きです!

あえて、両作品に違いがあるのが、”動機”の描かれ方にあるなと感じたので、
例として挙げてみました。

原因3 相手に「信頼」して貰う方法を知らないから

3つめの原因は、『信頼』です。
相手からの『信頼』がないと、伝わりません。

前提として、まだ「信頼関係」が出来てない人の話には、
人は、聞く耳を持てないからです。

この人は、信頼できる人だな!
この感覚を、聞き手に持ってもらえなければ、どんなにいい話を繰り出しても、
ほとんど、ちゃんと聞いてもらえない事でしょう。

例えば、ですが、オリンピックで、金メダリストである、
フィギュアスケートの羽生結弦選手が、このような言葉を話したとします。
スピーチか何かで、インタビューアーにこう答えました。

羽生結弦選手の名言集というツイッターアカウントから引用します。

挑戦することの素晴らしさを、発信されたとします。
羽生選手が、努力して、挫けずに前向きに練習してきたという、
背景が伝わってくるからこその言葉だと思うんですね。

短い言葉の中に込められた深い想いを感じ取る事ができると思います。
じゃあ、僕も、私も、羽生選手のように、新しいことに挑戦していくんだ!

そんなメッセージを受け取る事ができますよね。

これって、信頼関係があるから、成り立つと思うんです。
まったく同じメッセージを僕が投げかけても、皆さんの心には、響きません。

僕が、羽生選手の真似をして、
一語一句、完全に同じ言葉を発しても『伝わらない』んです。

それは、なぜなのか?
その理由が信頼関係にあります。

羽生選手の場合は、真剣に物事に取り組む人柄や、今まで練習をし続けてきた姿、
怪我などにあっても、挫けずに前向きに挑戦する背中を、私たちに見せてくれています。

そして、実際に、結果として、金メダルや優勝という成果を
手にしているんですね。

そんな、羽生選手の言葉だからこそ、心に響くんです。

もしも、これが、よくわかんない人だったら?
どうなるでしょうか?

実績とかも不明で、人柄とかも知らんし。

そんな人が、どんなにいい言葉を話しても、
受け入れられないと思いませんか?

あなたは、誰なんですか?
なんか、よくわかんない人が喋ってるぞ!

こんな風に思われるのが関の山です。
そうなったら、話なんて、伝わるはずがありません。

このように、相手との、信頼関係が、なければ、
話すら、聞いてもらえません、文字通りお話にならないんです。

じゃあ、どうやったら話を聞いてもらえるのか?
それが、自分の成果や実績を相手に伝える。

とか、自分が今までに取り組んできたことを語る。
その発信しているメッセージに対して、なぜそう考えるようになったのか?
その過程を物語として、聞いて貰う。

こんな感じで、自分という人が誰なのか?
どんな人なのか?

それを知って貰うところからが、信頼関係を作る
始まりになるのではないかと思います。

〜ここまでの振り返り〜

理解は、伝えたい内容の『分かりやすさ』に繋がります。

情報整理と思考整理されていないと、話がグチャグチャになります。
整理されていなければ、自分でも理解できていません。

すると、とうぜん相手も理解できないので、
話を伝える前段階の準備として、『まとめる力』が必要です。

共感、信頼は、『話を聞いて貰えるか』どうか、信用に足る話なのか?
前提として、相手が自分の話を聞く体勢になっているかどうか?
その姿勢に大きく関わっています。

なんだか、よくわかんない人の話を聞いてくれる人はいません。
話している人が誰なのか?

そこの信頼性や、共感性がなければ、ちゃんと話を聞いてもらえません。

なので、こちらも、前段階の準備として、自分のことを
『伝える』力が必要になります。

まとめ

はい、これにて、「なぜ人に伝わらないのか?」
というテーマの話は終わりです。

冒頭で、書いた結論と同じになりますが、

『理解・共感・信頼』がないと、自分の話は、相手に伝わりません。
この3点は、伝えたい事があるなら、絶対に外せないポイントです。

Chapter01で、話の内容よりも『誰』が話すかが重要である。
最初に、自己紹介を開示しなさい。

そのような話がありましたが、その理由は、『共感・信頼』という
キーワードを抑える事ができるからなんですね。

今回の講義を聞いて、このまとめ記事を書いていて、
ようやく気付きました。

なるほどなぁ〜・・・
こんな伏線だったんだなぁ〜っと、とても驚かされました。

結論
「冒頭で書いたものと同じです」


『理解・共感・信頼』を得られる伝え方を学ぼう!

その学び方は、紙1枚学習法で教わる事ができますよ!
これだけですね。

正しい『伝え方』さえ学べば、どんな人でも、相手に伝わる、
話し方/書き方が、できるようになります。

目的達成を果たすためにも、相手に伝わる、伝え方について、
勉強して習得していきましょう。

そうすれば、どんな願いでも問題でも自分で解決できる力を
習得する事ができると思います。

ぜひ、一緒に伝える力について学んでいきましょう!

はい。という事で、今度こそ、終わりになります。
ここまで、お付き合い下さいまして、ありがとうございました。

また、次回のChapterでお会いしましょう!
ありがとうございました、みなさん、さようなら〜ヽ(;▽;)

こちらの記事もオススメです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?