日記(4)

考えることをやめるにはどうしたらいいかを考えている。考えなくてもいいことは考えないほうがいい。最近の悩みは、みなさんやスタッフさんや他のアイドルさんからの私の印象が本来の私とかけ離れていること。発言や行動を見直さないと、これからずっと何かを演じ続けることになりそうだな、と思っている。一方で、仮面をつけて生活したいとも思っている。ここでの仮面は実際の仮面。仮面というか、お面？　屋台に売っているような、アンパンマンとか、ドラえもんとか、プリキュアとか、そういうものでいい。でもすごく邪魔そうだな。これを書いていて思い出したけど、お面の表情がコロコロ変わる芸があるよね。すごいやつ。あれをやる人になろうかな。目指してみることにする。冗談はさておき、わたしが本当に目指していることは、かわいらしさを手に入れることかもしれない。守りたくなるような存在だと思われたい。何故なら、あなたはできるよね、あなたは大丈夫だよね、と言われがちだから。これだとなんか逃げるために目指しているみたいだな……。でもあながち間違いでもない。わたしにだって大丈夫じゃないものがたくさんあるのに、誰もそれを知らない。好きなアイドルの楽曲に「才能なんかなくたってここに立って歌うよ」という歌詞があるけど、才能が無いのにそこに立ち続けられるのは最早才能なのではないかと思い始めた。才能がなくても大丈夫だけど、才能があったら確実に大丈夫になれるよね。この世は不平等だと気付いてから、受け入れるまでどれくらいの時間がかかったのか分からない。もしかしたら今でも受け入れていないのかもしれない。「羨ましい」と「ずるい」を切り離して考えられるようになったのは成長だと思う。あの子はズルをして良いものを得たわけじゃない。こちらも、なにか悪いことをしてこうなったわけじゃないけど。これ来週のあいざわの教科書に書く用にしてたのにここに書いちゃった。1個ネタが減ってしまったから来週3000文字埋められないかもしれない。毎週そう思うんだけど、なんだかんだしっかり埋められている。いつも読んでくれて、そして感想を送ってくれてありがとう。誰かがわたしに向けて書いた文字を見るのが大好き。何万文字でも読める。みなさんは怖いくらいに優しいから、たまには怒られたいと思う時がある。他人に指摘をされたい。わたしは完璧な人間じゃないから、注意すべきところがたくさんあると思う。自分では気付かない欠点や最悪な言動を指摘されたい。綺麗な人間にはなれないから、せめて他人に迷惑をかけない人間でありたい。今日はさっさと帰って、買ってきたご飯を食べて、その後はずっと寝て、目覚めたあとはベッドの上からハンガーの隙間を眺めて過ごすなどした。そしてまた寝た。他人に迷惑をかけない過ごし方だね。そろそろnoteを更新しなければとは思っていたけれど、いろいろ考えていたら前回の更新から1週間以上経ってしまった。今日はなんだか投稿すべき日のような気がしたので、ベットの上でこれを書いています。本日のヘッダーは、そんなわたしが眺めていたハンガーの隙間の写真です。