通り雨が止めば君に会える

ここ最近は、舞台「スルース」のプロモーションでインタビューを受けた雑誌の記事を連日読んでいました。映画を見て台本を読んで準備していたこと、競演する升さんとのかけ合いを楽しみにしていたこと、ページをめくるたびに蓄えていた熱量をひしひしと感じ、知らせを入れた時のことを考えると心が痛みます。

はしちゃんの好きなところを話したいけど私なんぞが知っている面なんて限られすぎて諸先輩方に怒られそうですが、多く語らずとも人への愛を密かに表す清麗さが大好きです。
あととにかくストイックで、その厳しさがより一層板の上で輝かせているんだなと、一番感じさせてくれた人だと思っています。
正直好きになるまでは穿った見方をしていたことを謝りたいくらい、今の私はあなたが大好き。

先月の知らせを聞いたとき、ファンは無力だなとつくづく感じました。感じている辛さや苦しみをちっとも受け取れないことが歯痒くて悲しい。ファンには関わってほしくない、見せたくない胸の内はもちろんあると思っています。
だけども常に思いを馳せていたい。
このタイミングでファンになった私にも背負わせてほしいです、その痛みを。

先日ドラッグストアに行ったら「君じゃなきゃだめなんだ」が流れていて、歌い出しの声を聞くだけでイヤフォンで聴くより胸に響いて、立っていられなくなりそうなくらいに心が震えました。
それくらい声を欲しているんだと思ったのと同時に、気付いたら大切な人になっていたんだなと自分の思いを見つめ直す機会にもなりました。

橋本良亮さん 31歳のお誕生日
昨日はひどい大雨だったけど、今日は厚い雲の切れ目から強い光が差しています。

どこかで笑顔でいますように